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僕は自己紹介にあるとおり、サバイバルゲーム暦半年程度のぺーぺー、初心者です。しかし、IT系コンサルタントという現業の悪弊でしょうか。ゲームに参加する都度、ついつい「この状況ではどう行動すべきだったのか?」「今の被弾の原因は?改善策は?」などと考えてしまいます。ま、これはこれで楽しいのですけどね。

この日記では、そうした試行錯誤からなんとなく気づいたノウハウ(?)を折々でメモしておこうかと。もちろん、サバゲーるなら熟練者の方々に意見を貰えるだろう、という下心ありありです(笑)

<初心者はホフクに頼らないほうがいい>

ミリタリー系のガイド本などあたると、しばしば匍匐姿勢(プローン)の重要性が強調されています。実際、ゲーム中にホフクすると、発見されにくく、すごく安心感があるんですよね。そのため、僕のような初心者としては、ついついホフクに頼りがちなのですが。しかし、考えてみると、これはできるだけ避けた方が良さそうです。

実銃の戦闘と、BB弾のサバゲでは「交戦距離」が違います。80m 先の地面に伏せた兵士を発見すること、そしてそこに銃弾を命中させることはなかなか困難です。しかし、サバゲの交戦距離はおおむね 20m〜40m。この距離であれば、ホフクしたプレイヤーを見つけることは、そこまで難しくありません。さらに、実銃よりも装弾数が圧倒的に多いエアガンは、BB弾を「バラ撒く」ことができるため、命中させることも(実銃ほどには)難しくありません。

つまり、BB弾のサバゲでは、匍匐姿勢の防御面での優位性は、かなり目減りしている訳です。一方、ホフクの欠点「視界が狭くなり周囲の状況が把握しにくい」「咄嗟に次の行動に移れない」はそのまま。むしろ交戦距離が近いぶん、増しています。

それでなくても、初心者は熟練者より「状況把握から行動に移すスピード」が遅い傾向があります。若葉ドライバーと熟練ドライバーの違いのようなものです。その初心者がホフクに頼ると、結局、何もできずに匍匐だけでゲーム終了、または発見されてあえなく被ヒット、となりかねません。

これでは面白くないし、なにより(サバゲ技術が)成長しません。

もちろん、ホフクが役立つ(あるいは必要な)シーン、というのも間違いなくあるので、そうした状況で匍匐姿勢をとることはまったく問題はありません。しかし、僕を含め初心者は、その安心感から、「必要」だからではなく「逃げ」の心理で、ついついホフクを選択してしまいがちじゃないでしょうか。

そこで、匍匐したくなったら、ぐっ、とそれを堪えて「ホフクしないでこの状況に対応するにはどうすべきか?」を考える。そうした癖をつけておくと、サバゲ技術ひいては生存率の向上に繋がりやすいかと思います。

どうですかね?

初心者による脱初心者考察02:バリケード越しに撃ち合うな

※画像は North Dakota Guardsmen Qualify for National Marksmanship Match から(勝手に)拝借しました。

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コメント 3

これ以上ありません。

斜陽のБеркут

斜陽のБеркут

うーん、視界の悪さ、機動性の低下、交戦距離的には被弾率低下が気休め程度等々のデメリットが伴うことは理解していますが、自身の経験上は恩恵が優る点が多かったので明確に賛否を下すことは出来ませんね。勿論、挺身方向転換やローリングバリケードエントリー同様に然るべき状況で使いこなすことが重要なのは言うまでもありませんけどね。

今までの戦闘で見られたケースでは
・初参戦の我が隊の同志が匍匐で移動中、先頭の味方を狙ったor流れ弾or誘い出しの牽制射に反応し、見つかってもいないのに腰を上げて撃ち返し被弾

・稜線上にしゃがみ姿勢のまま上体を見せて被弾(自分はその脇で咄嗟に身を投げ出すように匍匐して難を逃れました)
etc...
といった具合に、適時に匍匐に移行、或いはその維持が出来ない傾向にある初心者が多かったです。
高い姿勢のままのこのこ出てきて撃たれる人もいれば、後方のバリケードからいつまで経っても出てこない人もいますから、それなら多少鈍足でもいいからブッシュや遮蔽物を利用して這っていって距離を詰めてもらいたいと思いますね。

自分が初めてサバゲーに参戦したのは3年以上昔になりますが、当初は迷彩効果も疑わしい半端装備に得物はスコーピオン一挺のみ、装弾数は今にも続く拘りのリアルカウントなもんで、午後からの参加により不利側チームに振り分けられて散々に撃たれたものですw
それなりに知識だけはあるミリヲタとして高をくくっていたガキでしたので、経験を経た効率化もされないままアクティブに動いたのが敗因だと悟り、ある時点からとにかく生き残ってチャンスを待つことを念頭に置き、半ば直感的に匍匐に移行しました。
すると敵にも殆ど見つかることがなくなり、最終戦近くには双方の銃声を聞き分けながら冷静に這い進み、敵の進路上にアンブッシュして至近距離から指切り5発のフルオートを敵ポイントマンに叩き込み見事に初戦果を挙げることが出来ました。
だから固執するというわけではありませんが、要は「忘れず(過度にも)意識せず」で慎重且つ適切に行動するに越したことはないんだと思います。

グロッキーK

グロッキーK

皆さんご意見ありがとうございます。そうですね、僕自身も「ホフク」を否定するつもりはありません。ただ、ホフクは行動としてピーキーといいますか、ハイリスクハイリターンですので、きちんと状況を選んで使わないといけない。

だから、その「状況判断をする」癖をつけるために、一旦ホフク以外の選択肢を考える。「なんとなく」ホフクを選択しない、というところが重要なんじゃないかと思っています。

ローサイクルさんの「冷静にクールな思考」も斜陽のБеркутさんの「適時に匍匐に移行、或いはその維持が出来ない」もそういうことなのかな、と考える次第です。

ちなみに僕も桜井さんと同じ?で当初、ホフクに嵌りました…(笑)

グロッキーK

グロッキーK

ニョッキさん、ども。
まさにまさに。きちんと意図された「適切な匍匐」はむしろ脅威なんですよね。よくフィールドで「えっ!?そこに居たのかよっ!?」と悔しい思いをしています(笑)

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