英☆国☆面☆大☆解☆放

レビューした装備

L86A2

ARES

総合評価

5点（とても良い）

見た目からしてゲテモノ感満載の外観

3点（普通）

「L86さんL86さん、どうしてL86さんのバレルは長いの？」
「それはね、バイポッドを取り付けるためだよ」
「L86さんL86さん、どうしてエンドグリップが付いているの？」
「‥それはね、建前上SAWだから伏射時に安定させるためだよ」
「L86さんL86さん、どうしてボックスマガジンは使えないの？」
「‥‥それはね、伏射時に腕が当たってしまうからだよ」
「L86さんL86さん、どうしてSAWなのに多弾倉に対応できなかったの？」
「‥‥‥それはね、‥‥英国面から生まれたからさぁッ！！」

実射性能

4点（良い）

実銃としては非常にアレな実績だけど、
エアガンとしてのL86は──

うん、やっぱりジョンブル野郎の銃だね☆
海外製品とはいえあまり褒められた性能を発揮できていないようだ。
要分解再調整だけど、若干面倒くさい構造なので
マルイ電動ガンのようにパパッと組んで、終わり！
とはいかない。

解っちゃいるけど伝えずにはいられない使用感

1点（とても悪い）

正直、L85シリーズの使いにくさを舐めていた。
突撃銃黎明期のFG42やStG44ですらもう少しマトモな使用感なのだが‥

お前はいったい何年生まれだ？

分隊支援火器の身でありながらボックスマガジンを使おうとすると
ランボーのように腰だめ姿勢での使用‥もし辛く、
伏射でも立射でもトコトン構えにくくなる。
ブルパップ方式の弊害がここにきて噴出した瞬間である。
一方で95式歩槍なんかはドラムマガジンの給弾口をオフセットしたようだ。

実際にはL86にもドラムマガジンは採用されており、
かのCoDなんかでもその姿を見ることができる。
‥が、やっぱり持ちにくそう。

持ち運びやすさ？そんなモンは知らん！

1点（とても悪い）

SAWやLMGなんかを持ち込もうというのであれば、
各種FPS同様に機動性は真っ先に諦めるべき。
どうしても諦めきれないのであればMINIMI PARAあたりでも
持っていけば良い。
アレ担いで急勾配登坂→そのまま射撃地点で制圧射撃できるだけの
体力があれば‥だけど。

本来はアサルトライフルよりバレルが長い分射程が長いとかで
一気に最前線まで突撃なんてする必要はないんだろうけど、
トイガンの世界じゃこうはいかないよねぇ‥
ハイサイクル寄りのセッティングで拠点防衛とかがベストでしょう。
相手側にコレ持って突撃してくる奴がいたら
くたくたに疲れて的になったカモか鬼かのどっちかでしょうな。

チューン・カスタムは‥諦めようか

1点（とても悪い）

大がかりな改装は無理。
比較的最近まで樹脂メカボであったために、
過度の負荷を強いるようなカスタマイズは当然不可能。
そして、壊れたとしても交換部品は容易に手に入らない。
だったらいっそver.3のメカボがそのまま移植できるRPKとかが
カスタマイズには向いている。

外装的にもほとんど弄る要素は無い。
SUSATスコープを探し歩くくらい。

実際のゲームでも「使いにくい存在」

1点（とても悪い）

あらゆる場面において「完全上位互換」となるモデルがいるために
正直、L86をあえて投入するメリットはない。
英国紳士装備のチームが使うとか？

とどのつまり‥

1点（とても悪い）

おそらくエアコキのシェイタックや、
同じくエアコキのバレットみたいな
「自己満足と自己陶酔の為に存在するエアガン」だ。
ゴリゴリの勝利至上チームやサバゲでガシガシ使いたい人には
絶対にお勧めできない。

‥その割にお値段も道楽で買うには少々高く、
もう少し色を乗せれば次世代電動ガンだって買えてしまう。

マルイあたりが本気出せば面白いモノができそうなんだよねぇ。