総合評価

4点(良い)

既に周知の事と思いますが、本銃は同時にBBを6発発射する、東京マルイの革命的なガスガンです。私が本銃を購入したきっかけは、6発もいっぺんに発射されるのだから電動ガンよりも効果的に戦えるに違いないと考えたからです。ですので、本レビューではM870をサバイバルゲームで使用する事を前提に、実用性に焦点を当てたいと思います。

発売当初では5発しか発射されない等の不具合もあったそうですが、本銃は最近になって再販された最新ロットです。6発モードにてサバイバルゲームで使用してみたところ、目だった不具合は感じられませんでした。とはいえ、実際にしっかり6発発射できていたかは確認していません。実用面で見れば6発モードの魅力は"6発発射"されることではなく、"散弾として機能"することです。とりあえず弾がいっぱい発射されて拡散して飛んでくれれば良いのです。それが6発だろうが5発だろうが大した差はありません。5発も発射して当たらなければ、6発発射したところで当たらないでしょうから。

見た目や質感について

3点(普通)

実銃を見たことがないうえ、同社のエアーコッキングショットガンにも触れたことがありませんので、比較できるものがございません。本銃の大部分は亜鉛ダイカストであり、プラスチック部分はフォアエンドとストックくらいではないでしょうか。

東京マルイらしく綺麗な仕上がりで、特に粗末な点はないでしょう。ですが、まるで実銃と呼べるほどリアルな外観かと問われれば、そうであると断言できるかは微妙なところです。

タクティカルの名の通り、最近の流行に合わせレールが標準装備されており、近代的な風貌をしております。個人的には、せっかく6発発射できるすごいガスショットガンなのですから、ウッドストックモデルがあれば良かったなと我侭を言わざるをえません。

初速や集弾性について

3点(普通)

本銃は弾速計を破壊する6発モードと、弾速計を誤作動させる3発モードがあります。

そこで、3発モードで測定した結果、規制値を軽く超えるような数値が表示されました、そんな馬鹿な。どうやら、複数の弾が同時に計器を通過する事になるので、おかしな数値になることがあるようです。問題ない数値だった際には0.2gBBで82m/s程度でしたが、これも正しい測定値であるかはわかりません。

集弾性に関しては、狙った方向に飛んでいくといった具合です。距離にもよりますが散弾ですからピンポイントでの狙撃は困難です。バリケードから顔だけ出している敵に長距離から当てることは至難の業でしょう。ですが同時に複数弾が拡散して発射されるということは、中距離以内なら間違って当たるかもしれません。最初の射撃で複数の弾が出るのは大きな強みで、いかなる武器でも初弾で命中させなければ、大抵敵は隠れてしまいます。その初弾で大量の弾を発射する本銃は、その分命中する可能性が高くなります。ですから初弾においては、他の鉄砲と比べると大きなアドバンテージがあると言えるでしょう。

なお本銃は固定HOPであり、3発モードにおいて0.2gBBでは少々HOPが強すぎるようでした。6発モードでは0.2gBBで丁度良く、各弾が適当に飛び散ってくれます。

剛性について

3点(普通)

目立つ点としては、フォアエンドがぐらつくということくらいでしょう。
可動部ですので仕方ないのかもしれませんが、フォアエンドと銃身の間には結構な隙間があります。

また、フォアエンドの両端に機関部と繋がれている棒のようなパーツがありますが、この棒状の何かは金属製のようですが細くも無く分厚くもない微妙な形状をしております。多少の衝撃で破損することはないでしょうが、強く叩きつけると最悪の場合割れてしまいそうな強度に感じられます。ポンプアクションを機能させる為の重要なパーツですから、手荒く扱うことは避けたほうがよいでしょう。

持ち運びやすさ(重さについて)

4点(良い)

重量は約2.7kgと軽めですから、フィールドでの持ち運びには苦労しません。グリップ周辺に重量が偏っているため、射撃姿勢を維持しても疲れにくく、片手でも簡単に構えることができます。

片手で構えながら地面を這って移動しつつ、敵が現れたらとりあえずぶっ放すといった芸当が可能です。

取り回しの良さ(全長について)

4点(良い)

全長約1m弱ということで、アサルトライフルと同等か少し長い程度でしょう。ですが、ライフルと比べて取り回しに苦労することはありません。ショットガンの特性上、取り回しやすさが重要となる近接戦闘では、ライフルのようにしっかりとした射撃姿勢を取らずとも比較的高い命中率を期待できます。
そのため、全長の長さはさほど影響がありません。

とはいえ、狭い場所や小窓から射撃するといった場合には多少不便すると思われます。

カスタムについて

2点(悪い)

市場にはいくつかのカスタムパーツが出回っているようですが、外装のパーツが多いようです。そもそも電動ガンと比べてガスガンは、内部カスタムの幅が狭く、本銃もほとんど弄る部分が無いと思われます。

外装に関しても、幅が広いかと問われればそうでもなく、光学機器やシェルホルダー等を取り付けるといった程度でしょう。木製ストックとフォアエンドも販売されているようですが、非常に高額です。

さらに外装カスタムにこだわるのであればDIYでどうぞ。

ゲームでの使用感

5点(とても良い)

ポンプアクション楽しい。以上

インドア戦にて6発モードのみで使用してみましたが、非常に優れた性能を有していました。これまでしつこく述べてきましたが本銃の最大の利点は、複数のBBが拡散して飛んでいくことです。敵に照準を合わせて撃たなければ極めて命中し難い他の鉄砲と比べて、本銃は銃口を向けるだけで命中が期待できるのですから実際強い。ただ突っ込んで撃つ!といった方に最適な武器です。

また、6発発射されることによる制圧能力は高く、一度バリケードに撃ち込めば敵はその場から動こうとは思わないことでしょう。拡散して発射されるBBは避けることは困難ですし、移動中の者に対しても命中しやすく、飛び出たら危険であることは誰でも想像できるからです。

欠点を挙げるとすれば、装弾数が少ないことでしょう。シェル型のマガジンには30発のBBが入りますが、これは3発モードで10回。6発モードでは5回の射撃で撃ち止めになってしまいます。しかしながら、弾切れを恐れて3発モードで戦っていたら本銃の真価は発揮できません。3発モードでは比較的高い集弾性能があるため、拡散性と発射弾数とに物を言わせて命中させる戦法が効果を発揮しなくなってしまいます。

なお、弾切れより恐ろしいものはガス欠です。ガスタンクは着脱式ですので予備があれば問題はないのですが、重くてかさばるのでゲームに持ち込む気にはなりません。ですが、ピストルに持ち替えて突撃する悦びが味わえるのであれば、欠点にはならないでしょう?

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コメント 4

これ以上ありません。

せいぎ=パンダ

せいぎ=パンダ

ガス1チャージで何ショットほど撃てるのでしょうか???
また、3発発射と6発発射とでは
ガスの燃費は変わるのでしょうか???(^^ゞ

塩コーヒー

塩コーヒー

長年使って、という訳でもないですがストックの蓋のツメが割れてちゃんと閉まらなくなりました。
とりわけ殴りつけたり落としたりもしてないので何でか判りませんが(´・ω・)
この部分、割と弱いかもしれないのでお気をつけを。

エクセルの0.12gで6発モード使うと散り具合が派手でいいですよ(^q^)インパクトが弱くて気付かれないのが欠点ですが(^q^)ウアー
散弾のロマンを求めるならシェルに重さの違う弾を装填すると面白いですよー。

ArStay

ArStay

>せいぎ=ジャスティス 様

何発撃てるかは確認していません。私はマガジンを7つ所有していますが、全て撃ち尽してもガス切れはしなかったので、少なくとも35回は撃てることでしょう。また、満タンにしてから一切補充せずゲームを続けたところ3~5戦程度でガスがなくなりました。
余程撃ちまくらない限り、1ゲームでガス欠を起こすことはないでしょうから、不安であればゲーム度にガスを補充すれば良いかと思います。

なお、推測ですが6発モードでもガスの噴出量は同じでしょうから、燃費は変わらないと考えられます。


>塩コーヒー 様

確かにパット内側のツメはプラスチック製のようですので耐久性に不安がありそうです。はめ込む際に叩き込んだりすると割れてしまうかもしれませんね。ツメの部分をしっかり両側を押さえ込みながら装着した方がよさそうです。
ですが、壊れてしまってもメーカーに注文すれば1,300円+送料250円でパットごと購入できるようです。

塩コーヒー

塩コーヒー

コメント返し有難うございます。
生憎当方は本体側がヤラレテシマッタ!ので分解修理が必要なのです・・・が面倒なのでストックにカバーを着けてガムテで固定してます。
スリングスイベルが妙に小さい機種なのでブラックホークダウンのM16よろしくガムテでスリング固定しても良かったかもですねー(・ω・)

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