総合評価

4点(良い)

2006年冬、サイドアームにと思い新品で購入したものの当時同時に購入したVSR-10に夢中で殆ど撃たずに今までずっと押入れの中に入ったままだったこの娘の事についてレビューをさせて頂きます。

チェコスロバキアと言う国で作られたマシンピストルで戦車兵や輸送部隊・警察等が自己防衛と近接戦闘の目的で携行するよう開発された銃ですが、工作員やテロリストなどにも使用されており個人的に悪役が所持する銃のイメージが強いです。

艶かしいスラっとしたボデーはけしからんエロスを放っており手に取って眺めてニヤニヤしてるとすぐに1時間位経ってしまいます。

有名所では「マトリックス」「C3部」なぞでの出演が印象的ですね。
C3はマルイ製の電動でしたが、こちらはマルゼン製のガスです、「狙わずして狙う」「撃たずにして撃つ」「狙う的は撃たれる自分」・・・・・さあ!わけのわかんねーこと言ってないでさっさとレビューをはじめましょうか・・・・!

【剛性・見た目】

3点(普通)

外装はプラですが、中の大事な部分はダイカストのシャーシで補強されてるので強度的な不安は感じません。
フォールディングストックは展開すると上下にぐら付くのですが肩に確り付ければある程度固定されますので使用上問題は無いかと思います。ただ、ストックを伸ばしたままハードに動き回るとガタガタが増幅されてストック基部に宜しくないかと。
見た感じチープな感じはしません。高級にも見えないけどチープにも見えない中立的な感じ。
 実物は「レートリデューサー」と呼ばれる発射サイクルを調節する機構がグリップ底部に有りますが、マルゼンさんはこちらのパーツをオミットしてあります。なのでグリップ底部にリデューサーのツマミは無く中身は空洞となっています。
 リコイルバッファーは樹脂製でスプリング内蔵なので反動によるボルトとフレームの衝撃を和らげ耐久性向上に貢献しています。
バッファーの反発を利用しボルトの閉鎖速度も若干速くなる・・・・このパーツ1つでまさに一石二鳥。
 射撃中マガジンが微妙にグラグラなるので、マガジン挿入口の前方にアルミテープを1枚貼り付けてガタを軽減してます
 そしてこの製品の持病である「マルゼン病」で有名なボルトストップの不良について↓の方で処方を出しておきました。

【操作性】

2点(悪い)

セフティーがONになったままコッキングレバーをコック出来ない構造になっています。
初弾をチャンバーへ送り込むにはマガジンを本体に差しセフティーレバーをセミ・フルどちらかに入れてからでないとコッキング出来ませんのでご注意を!
最初にコッキングする時、途中で『ガッ』と引っかかりを感じますが仕様ですのでそのまま引くようにしましょう。
 HOPの調整がやや面倒です、フロントのロックピンをずらしてアッパーを前方へ6mmほどスライドさせ、そこから1.5mmの6角レンチでイモネジを回して調整する・・・気温や使う弾で繊細な調整をしたい方は結構面倒に感じると思います。

【撃ちごこち】

5点(とても良い)

ボルトの往復スピードが速く結構リコイルの有るマイルド調な「ブンッ!」と言った感じ。
リコイルの収束は速くサイトの跳ね上がりも余韻を残さず納まり連続して射撃するのも楽です。
フルオートだとこれが1つなぎになって「ブラララララララ!」と暴れて凄く楽しいです。
 トリガープルのストロークは割りと短めでシアーが落ちる時に「ベチャッ」とした感じが有ります。
擬音で表すと「ググッベチャッ」って感じ(何となくM9のトリガープルに似てるような

【弾道】

4点(良い)

HOPをどんなに調整しても20mくらいしか飛びません・・・私の固体だけかもしれませんがHOPの掛かりがバラバラでお辞儀弾が出る時が7割の確率で有ります。弾道は結構綺麗で15m先の30cm角のターゲットにスパスパ当たってましたが、お辞儀弾の時は12m付近で急激なフォークボールです。気温8度で計測したため、暖かいともっと伸びの良い弾道になるかもしれません。
左右のブレは殆ど無く上下のバラつきが多い気がします。↓で調整した後は綺麗な弾道を描いて30m付近まで飛ぶようになりました。30m先のヒット率は4割といった所です。銃の微妙な傾きでHOPが左右に反れるので撃つ際は銃をしっかり立てましょう。
 調整後の私の固体ではホップの調整は最弱位置から2回転と4分の1回転がベストでした。HOP調整は際弱から6回転と4分の1で最大となりますが、実際の調整範囲は3回転位だと思います。
マガジンが冷えると低伸して30m以上飛びます。多分HOPの回転が強く掛かるせいでしょうが、それでも弾道はフラットで綺麗です。
 初速は気温20度の室内で人肌にマガジンを温めて0.2gの弾を使い平均75m/sec有りました。これはマルイガスブロの1911A1と同じ位です。
必殺距離は15mでそれから遠方は運が絡んでくるので15mより遠くのターゲットをゲットしたいときはフルオートでばら撒くといいかも。

【使用上の気配り】

5点(とても良い)

この娘は こんなに ちんまい 体の くせに フルオートでバリバリ撃ててしまう凶暴な 猛 毒 サソリちゃん(′・ω・`)
しかし、中身はとってもデリケートに出来ております。手荒に扱うとすぐに体を壊してしまいますので使用の際は丁寧に扱いましょう。
 まずマガジンを挿入する際、角度が少し違うと入らないので無理矢理突っ込まずにAKマガジンのようにマガジン前方を入り口にあてがいその後後部を沿わせて挿入すると良いです。この時マガジンリリースボタンを押しながら入れるとマガジンキャッチ磨耗を防げます。
 次にボルトコッキングの際は両方のレバーに指を掛けてから引くようにしましょう。
セフティーがONのまま無理矢理コッキングするとボルトとハンマーメカに負担が掛かりますから絶対に力づくでやらないように!!
 マガジンに手を添える際は絶対に握ったまま前後左右にグニグニ動かさないようにしましょう、シャーシとマガジンに悪いのであくまで添えるだけ。
そう、あの名台詞「右(左)手は添えるだけ」ですよ!握るとフォロアーを圧迫して弾も出ませんしね。
 マガジンのガス漏れについてですが、Oリングにシリコーンスプレーをたっぷり噴いて暫く放置させ、マガジンを常温に暖めてマガジンを上にした状態で気化ガスだけを少し入れてから通常の手順でガスを入れれば大概の場合漏れは治まります。
 ストックの展開について説明書では手でストック前方を叩いて外して展開と有りますが、ストックを指で広げて展開した方が本体には優しいでしょう。
 分解の際アッパーフレームをロアーフレームから分離させる時に真っ直ぐに引き抜かないと基部が損傷しかねないので慎重に行いましょう。

【調整・処方】

5点(とても良い)

以下のしゅじゅちゅを行いました。こちらの処方は現在耐久性をテスト中ですのであくまでも参考までに。

1:ホップチャンバーの構造変更
2:ボルトストップの調整

私の日記に詳しい方法を記載してますから、気になる方はそちらをご覧下さい。

【まとめ】

5点(とても良い)

現在新品で1.2~1.4万位で出回っており中古でも大体1万円前後で買えます。
マガジンも新品が3,500円ほどとリーズナブル!ゲームでは3本もあれば十分でしょう。
クローズドボルト・スライドストップ機能・可変HOPを内蔵したGBBマシンピストルとしてはかなりお買い求めしやすい価格だと思います。
 
 最近消費者様がこの娘の素性の良さに気付いて来たのか相場が上がってきて安く買えなくなったのが少々残念。昔は6~7千円くらいで中古で買えた時があったのですけどねぇ。

 自分で調整が出来る方なら中古品を購入しても良いでしょうが、そうでない方が購入されるのであれば新品をお勧めします。
マルゼンさんはアフターサポートがとても良心的ですから、壊れても安心ですが中古は前オーナーがいぢってる可能性もあるのでサポートの対象外となってしまうかもしれません。私はもうマガジンとホップチャンバーをいぢくってしまったのでサポートは受けれません(′・ω・`)

当時VSR-10での30mチャレンジに夢中で全く気にかけてませんでしたが、この娘・・・中々の名機ですb
VSRのサイドアームにと思い購入しましたが、メインアームとしても使えるポテンシャルが有り荷物も少なく済みますからバイクや自転車が足のゲーマー様は注目の一品かもしれません。

ガスブローバックのマシンピストル、それもクローズドボルト・ボルトストップ付きの物を低コストで入手したいのであれば買って損はないと思います。

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