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2/16は福生のインドアフィールド、BLKFOXさんのフリーゲームにお邪魔しました。個人的にはいいフィールドだと思います。

初速制限が緩めですが計測は弾の重さまで図りますし、ゲーム運営の質もよく、ガン回しでゲーム回数もかなり多めです。

フィールド構造は中央に迷路があり、入り口から見て左側の外周(画像部分)が長く射線が通る構成です。

中央の迷路での移動/戦闘はかなりの緊張感ですし、外周での打ち合いに夢中になっていると迷路から撃ち込まれます。

ゲーム展開はかなり早めで、殲滅戦がメインです。フラッグ戦はなし。バラエティゲームでは大統領戦、シールド被弾は無敵ゲームなどもありました。
※痛いのは初速よりも距離要因かなと思います。

自分は調整したライト付きのKAのM4と、トレーサーを付けたスコーピオンで参戦したのですが、まあ活躍したのはスコーピオンのほうです。
デスヨネー。。。蠍最強伝説。

で、この日はチームで計7人が参戦したのですが、うち1人の愛銃、東京マルイのハイサイクル M4 CRWが不調で、彼はハンドガンだけで戦う事になりました。

不調というか、2発撃ったらヒューズが飛んだ。

このM4はそのメンバーが長く愛用している品なのですが、前回サバゲー時にヒューズが飛んだので、修理ついでに御徒町の某大手ショップに初速UPのカスタムを依頼したとの事。

ならショップにご相談すればいいんですが、喫煙所の雑談の流れで自分が一回整備してみる事になりました。

自分としても、マルイのハイサイの中身を体験するいい機会ですしな。

※実は中華ばっかりで、マルイは電ハン以外は整備したことないのです。

【以下、オーナーへの報告もかねた、無駄がおおい長文です】

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で、日曜日の朝に修理開始。
※預かり品なので銃本体の画像は割愛です。

こんな感じでヒューズが飛んでます。25Aなのに。

リポはオーナーの利用品で、7.4vの2000mAh。このリポで飛んだとの事。

自分的にはハイサイクル+リポでも20Aで十分だと思うんです。特にマルイのモーターなら。

20Aで飛んで25Aなら動く場合もあるみたいですが、相当モーターに負荷があるセッティングだと思いますし。

25Aで飛ぶならギアの破損か、ピストンロックでしょう。
※自分もPDWをハイサイクル仕様で使って、6mmベアリングが壊れてヒューズが飛んだ経験あり。

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ヒューズを交換してトリガーを引いてみましたが、「ウィ」という音がして動かず、ヒューズが赤熱します。

そのままの状態でメカボをあけると、画像の状態でピストンが止まってます。

ふむ、なるほど。これの原因はですね。。。。

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わかんね(´・ω・`) 上の画像でわかる人いましたら、是非コメントくだされ。

逆転防止ラッチかのう。それともショップカスタムで追加されたパーツ?

んー。。。

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ハイサイクル用の逆転防止ラッチが左、スタンダートが右。

最初はラッチの先が折れたかと思ったけど、これは元々こういう形状みたいです。みたところ一部だけ削れているってわけでもなし。

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ショップのカスタムは、ピストンヘッドとスプリングを変更との事。

でもシリンダーとの気密とキツさのバランスはいい感じ。
ピストン本体も15枚ではなくハイサイクル用の14枚のままだし。

スプリングはピストン側の経が少し太くなっているタイプですね。
強さ的にはM95かM100ぐらいかと。M120とか130じゃなければマルイのEG-30000モーターでも余裕で引けるだろうし。

んー、原因わかんね。とりあえずメカボ清掃、シム調整してみるか。。。

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ベベルギアとピニオンのかみ合わせは、こんな感じになってました。
もうちょい差し込んでもいいけど、まあ許容範囲かと。

ただ、元のシムの組み合わせで仮組みしてみたところ、

ベベル:少しクリアランスあり。
スパー:結構クリアランスあり。
セクター:クリアランスなし。

になりました。あれ、スパーのクリアランスが残っている状態なんか。

ベベルとセクターにクリアランスが少しあるのは問題ないと思うけど、スパーはクリアランスをキツすぎない直前まで詰めるもんではないだろうか。

あと、なんか全体グリスが少ないというか、ピストンとセクター以外はグリスがない or 乾いている状態でした。

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とりあえず、洗浄した状態でスパーの上側に0.15mmのシムを一枚追加。

あとスパーの歯先と逆転防止ラッチの干渉はまずないと思うけど、ラッチの軸穴自体が摩耗している気がしたので、ラッチの下側のスプリングに挟み込むように、0.15mmのシムを追加。

他は元々のシム調整のまま、全てのネジを止めてから指で空回し。

気持ちよく回っているのでモーターを付けて、テストドライブして騒音計で騒音計測しつつ、高音がでない限界の位置にピニオン調整。

結果、以前より僅かにピニオンが奥になったかな、ぐらいの位置に設定。

他、タペットプレートの羽のバリとかを少し削ったぐらいで、ギアやメカボ側面、軸穴に薄くチタンスプレーオイルを筆塗り、ノズルにはマルイ高粘度グリス、シリンダーにはG-GREASEのいつものケミカルセット。

この状態で組んだところ、なんか拍子抜けする感じで快調に動きました。

単にグリス切れが原因って事はない。。。よな?

まあ、動くからよしとしましょう。

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せっかくバラしたし、金がかからない範囲で気になるところもいじっておくか。

という事で、

・バレルをピカール>シリコンオイル>乾拭き>テフロンコートの順で清掃
・バレルとチャンバーの隙間に余っていた真鍮リングを追加
・バレルとアウターバレルの隙間をアルミテープで軽減
・バレルとパッキンのつなぎ目にシールテープ追加
・モーターにSBD(SR54F)を追加
・ハンドガード周辺のアウターバレル固定部、マウントレールのネジを締め直し+木工ボンドで緩み止め
・メカボの首に応力分散用加工

この辺を実施して完成。

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500発ほどのテストドライブで問題なし。
ヒューズも25Aではなく20Aです。

初速が0.2gのZEROベーシックで89~91、サイクルは7.4vで22から23。

元々の数値がわからんですが、恐らく初速が上がってサイクルが少し落ちている感じですかね。でも23ならまあハイサイといえるでしょう。

あとは1日サバゲーで使ってもらって、トラブルがなければOK。

原因が完全にははっきりしないまま終了ですが、丁度M4いじりを継続中なので、マルイのHCメカボを開けてみる機会が得られたのは良かったです。

あと「ショップカスタムは、本当に依頼された部分」しかやらんのだな、とおもいました。
そりゃそうですよね、頼まれていないところ弄るとリスクあるし。
※でもメカボあけたんなら、交換パーツ以外の清掃、グリスアップぐらいはしていいような気もしますが。。。

しかし、やはりハイサイクルの動作音はいいな。。サイクルよりも精度と飛距離重視派ですが、また作ろうかな。今度はM4ではなくAK系で。

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