メインアーム: mini UZI
隠れた人気!超ロングセラーモデル
レビューした装備
総合評価
マルイ ファマスは1991年に発売されたマルイ第一作目の電動ガンになります。当初は、いきなり見慣れない「ブルパップ」のアサルトライフルを投入してきたことに驚いたものでした。
ブルパップとは、グリップと引き金よりも後方に弾倉や機関部を配置する方式で、銃身長(実銃では射程距離や命中精度)を確保しながらも、全長を短くコンパクトに出来るスタイルです。
さて、マルイFA-MASは、初代電動ガンでありながらも、性能は現在でも充分に通用するもので、もともとの電動ガンというものの完成度の高さをうかがわせます。今でもゲームでよく見かけますし、独特の武骨なデザインは魅力的ですね!
ファマスSV(スーパーバージョン)は1993年に発売されましたが、ファマス5.56-F1の「バイポット」が外されて、大型のグリップガードが追加された、発展型モデルとなっています。
初代電動ガンにして高いファイヤーパワー
初速は約82m/s (0.68J)というところで、現在の水準に当てはめても標準的です。
有効射程も40m程あり、ある程度バラけるものの比較的素直に飛んでくれますので、ゲームウェポンとして充分に活用できる所でしょう。特長的な点として、FA-MASのバージョン1メカはハイギヤード(高回転)仕様になっており、ノーマルでも毎分1000発と高速な連射が可能になっていることがあげられます。それは制圧力の高さを意味し、なかなか頼もしい弾幕がはれます。現在では、ハイサイクル仕様モデルの台頭により、目だった高回転では無くなりましたが、それでも頼もしさには変わりありません。
コンパクトなスタイル
スリングをつけて肩から斜めにぶら下げると、体の幅で収まってしまうぐらいコンパクトです。普通のアサルトライフルでは棒を抱えているような感覚がありますが、ブルパップ銃はそれほど銃身が飛び出ていないため、かたまり感があります。UZI(ウージー)などのサブマシンガンに近い感覚といえばそうかもしれません。
軽量でバランスが良い!
マルイ・ファマスは2700gと軽量で、かつブルパップ特有の重量バランスの良さを備えています。
ノーマルの軽さはもちろんですが、マウントベースをのせてドットサイトを載せても、グリップの位置がちょうど中心となって、持ったときのバランスが良いため、非常に軽く感じるに違いありません。また、当然ながら真ん中に重心があると、振り回しやすいものです。
剛性感が課題。
これは当初から方々で言われてきたことですが、ボディや周辺パーツの剛性感は高いとは言えません。
使い込むとギシギシ音が出てくるボディ、フラフラと横に動いてしまうフロントサイト、ワイヤーリンケージを介した今一歩なトリガータッチなど、若干の不満を感じることは否めないかもしれません。
ただし実際の剛性に関しては、丁寧に扱えばさほど問題はないと思います。FA-MASの独特なデザインは魅力的ですので、是非ともハイグレード化、または次世代化してくれたら嬉しいですね。
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