ヲタクと重火器:Half-Life
こんばんは、たいたんです。FPSはキーボードとマウスでプレイしないとアレルギー症状が出るタイプです。
「Half-Life」
ゲーム 1998年
物理学者ゴードン・フリーマンが参加した特異物質の分析実験は失敗し、異世界「XEN」から大量にエイリアンが現れてしまう。エイリアンや、事態をもみ消すべく派遣された海兵隊や暗殺部隊からの急襲を切り抜けていく中でゴードンに見えてくるのは・・・。そんな作品です。
ジャンルはFPSです。世界一人気のFPS「Counter-Strike」シリーズの始祖でもあります。Half-Lifeに登場する実銃はGlock 17、Colt Python、H&K MP5(M203装着)、Franchi SPAS-12です。HDパックを適用すると一部銃の種類が見た目だけ変わり、G17がM92に、MP5がM4A1に変更されます。
この作品、特筆すべきは「演出」です。1998年のFPSとは思えないほどのめり込ませてくれます。
ムービーは一切ありません。ゲームをプレイしていていきなりムービーが始まると、自分のキャラクターが自分の意志で動かないことに違和感が残ります。この違和感が、プレイヤーをゲームの中から現実世界に一瞬で引き戻します。「あれ、体が動かない?あ、ムービーか。」という風に。一人用FPSにおいて、これはどうにも邪魔な要素です。
Half-Lifeでは物語に必要な会話やドラマは全て自分の操作する画面で進行しますし、物語を演出するちょっとしたイベントは全て自分の目で確かめられます。これが凄まじい没入感を生みます。ロケットが空に撃ちあがる光景を眺めるも眺めないもプレイヤーの自由なんです。研究員がガラスの向こうでエイリアンに襲われているのに気づくも気づかないもプレイヤー次第なんです。
ゲームとして面白い点を挙げますと、「三つ巴である」ことでしょう。
プレイヤーはエイリアンにも海兵隊にも襲われますが、海兵隊もエイリアンに襲われます。海兵隊だってエイリアンを見つければ攻撃します。一部のエイリアンは別のエイリアンを襲ったりもします。作中、エイリアンと海兵隊が戦闘しているところに出くわすなんてのはしょっちゅうです。エイリアンをけしかけて海兵隊と戦わせ、弱った頃合いを見てどちらも殲滅するプレイもできますし、両者が戦闘しているうちにコソコソと通り抜けるプレイもできます。
今、ゲーム業界では世界がVRに注目しています。まるで自分が本当にゲームの世界に入ってしまうかのような、まったく新しい体験であると。しかし、私は既にVRを1998年発売のHalf-Lifeで体感したかもしれないですね。
1つ注意点があります。このゲームをプレイすると頭上から垂れる紐状のものを恐れるようになります。くわえてクロスボウ信者になってしまう恐れも・・・。サバゲでクロスボウは絶対ダメですよ!!!
非公式のトレーラーです。このトレーラー内で映る光景は全てゲーム内で実際に自分で確認できるイベントです。(動画撮影用に空中も自由に移動できるコードを使用しているようです)
こちらは別の非公式トレーラーです。実際のゲーム画面とは異なり、かなりオーバーにキャラクターが動いていますが、オーバーさを覗けばこのトレーラーのほぼ全てのシーンは実際にゲームプレイで体験することになるシーンです。
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sota
うわーめっちゃ懐かしいですね。
初めてPCで遊んだFPSがこれだった気がします。
国内じゃまだ「FPS?なにそれ?」って時代でしたが
ファーストパーソンのゲームは元々好きだったので
パッケージ見てすぐ買いました。
当時の洋ゲーらしく、結構な難しさでしたが
まさにHalf-Lifeの異様な世界に入り込むような感覚にハマりました。
これの二次戦MODのDay of Defeatってゲームがまた激アツで、
サバゲ並に人が柔らかい一撃必殺のゲームバランスが楽しく、
ひたすらマルチで戦ってましたね。
塩コーヒー
初のFPSはセガサターンのエイリアントリロジーでFPSにハマるキッカケはPS2のブラックでした。今はヘイローかな。
国産のFPSは当時PCエンジンにそれらしいのがあった位で、ポリゴンによる立体表現が出来る様になるまで疑似3Dのゲームしかなかったですからね。スターフォックスは偉大です。
ハーフライフは重箱XBOXが思いのほか売れなかったのでやってないんですよね・・・
たいたん
>sotaさん
自分もほんの一瞬ですがDay of Defeatやったことありますよ~!とは言ってもほんの数年前の話ですが・・・。しかし数年前の時点でも未だに部屋は割とありました。多様なFPSがプレイできる今、10年以上経ってもオンラインで遊べるのは本当に凄いと思います。同じくHalf-LifeのMODであるRicochetというゲームも同時に遊んでみたのですが、部屋は一つも無かったです。DoDが凄いだけで本来これが普通なんでしょうけどね。
>塩コーヒーさん
自分の初FPSはShockwaveで公開されていたAlien Xというお粗末なFPSですね。FPSにハマったキッカケは今も一応続いている無料オンラインFPSです。オンラインゲームとして評価が低すぎてゲームの名前出すのは恥ずかしいんですけどもね・・・。今はレインボーシックス シージです。ドヘタなので味方に罵られ敵に煽られながらプレイしてます。
スターフォックスと言えば、最終段階まで開発されておきながらお蔵入りになったスターフォックス2がありましたよね。あれに登場した歩行するアーウィンがWiiUの最新作「零」に出るのを知ったときは感動しました。同じく感動した人がいるはず!と思って調べてみたらボロクソに叩かれててショックでした・・・。そしてどうせなら2に登場したにゃんことわんこを零にも出してほしかったー!!!
塩コーヒー
歩くマシン以上にタンクが空飛ぶ事にショックを隠せません・・・
あのズングリ撃たれながら前進しか出来ない不器用なのがウリなのに・・・
あと64で出来たパイロットを使って対戦とかもうやらんのやろか・・・
対戦ってあんまり同陣営の仲間と共同戦線張ってる感が薄いのであんまり好きじゃないんですよね。
ギアーズオブウォーのホードモードやヘイロ-5から採用のウォーゾーンみたいのが理想的です。
※今年はタイタンフォール2も出るから楽しみですわ。
たいたん
>塩コーヒーさん
そういえば最新作ではランドマスターがガッツリ空飛んでましたね・・・
地上を走行する必要なんて特に無いけどカッコいいからよし!がコンセプトの機体だと思ってただけにあれは残念でした・・・
FPSはCoop派ですか!ほとんど無料FPSでしかやったことないですがCoopも好きですね~ ボス戦よりも敵のラッシュを持ちこたえてる時が好きです。