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全国3千万人の後方配線の皆さん、お待たせしました。
第1回ストックインバッテリー選手権大会の開催です。
今回は自分の持っているストックインバッテリータイプをレビューしたいと思います。

私、耐久戦で他の方のストックをチラ見するんですが、結構これらのストック多いです。耐久戦ゆえに大きめのバッテリーを使用するためだと思います。
かくいう私も、耐久戦ではなるべく大きなバッテリーを使い、複数の銃で共用しています。持ち込むバッテリーも減るし、なによりも大きいバッテリーは銃のレスポンスが良い時間が長く続きます。いわゆる「おいしい時間」が長いのです。

エントリーリストです。左から、VFCのQRS、LCTのLTS、APSのRS1、PTSのEPSです。
比較用バッテリーとして、マルイミニS(3年使ってない)とリポ7.4Vの所謂ミニS互換サイズをいくつか用意しました。

左から、
ミニS 1300mah 106x34.5 x17.5
オプションナンバーワン2200mah20C 91x29x15
nano-tech1800mah20C-40c 104x34.5x13
ZIPPY2200mah25C 105x34x15.5
KYOPOM2500mah40C 105x33x17.5
(全て配線部除く)といったサイズです。どれもミニS互換を謳うので僅かにですがミニSより小さめになってます。

レビューする内容としては、重量、入るバッテリーの大きさ、加工すればどのバッテリーまで入るのか、その他です。
特に重量は銃の端部に位置するパーツですので、射手が感じる銃のバランスに大きく影響しますので、無加工の重量と加工後の重量を記載します。

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まずはVFCのQRS。VFCオリジナルデザインです。
左右円柱部にはスティック型が入り、後部にもスペースがあります。ミニS相当が入るのか??
うーん後方部にはオプションNO.1のサイズでも僅かに入りません。無理矢理閉めてもロックしません。惜しいです。あと2ミリ深ければといったところ。

初期状態294g左右円柱部を取り外しての使用も可能。ですが円柱部を外すと内部のバッテリーがチラ見えます。
円柱部を取り外すとどことなくCTRっぽさを感じます。底部のレールは何か意味があるのでしょうか?

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さて次は加工した結果です。

削ればミニSも今回のリポも全部入ります。
画像は円柱部を外して、バッテリー丸見えの部分をプラ板貼ってます。
ZIPPYの黄色が穴から丸見えですが、気にしないです。
この状態で217gという、パチモンCTRを下回る重量になります。
ただし削りはかなり頑張る必要あります。

その他
問題点としては、パイプがキツイ。コイツはかなりストックパイプを選びます。次世代ですとキツくて抜けなくなります。
サイズ的にパイプ上下幅と、四角部の横幅が狭めです。
無理やり差し込むと抜けなくなりますので、キツイときには中を削る加工が必要です。
削るのは円部だけでなく、ストックパイプの四角い部分、(次世代でいうと配線が入っている部分)も削る場合もあります。

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続いてAKで有名なLCTさんからLTSです。最近よく見るようになってきました。先日の耐久でも3人は確認してます。
デザインも独特で、L字型+円柱部です。左右の円柱の部分はVFCと同じように取り外しが可能です。画像では分かりやすく円柱部を取り外してます。VFCも同じ感じで中のバッテリーが見えてしまいます。
ロックは蓋上部のポッチを押すことで解除され、下側がヒンジ式になってます。
重量235g、一番軽い。
オプションNO.1は入ったのですが、他は全部アウトです。サイズ的には全部入るのですが、蓋のロック部の凸部が当たって閉まりません。うーん惜しい。

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加工後です。
LCTも今回のバッテリーは全部入れられるようになりました。
4つのストックの中では一番ギリギリまで削りました。
ストック側はもちろん、蓋側の突起部まで削りました。
加工は闇雲に削るのではなく、自分が入れたい、目標としているバッテリーが入るところまで削るようにしてください。
これも円柱部を取り外して、中が見える部分にプラ板貼って塗装してます。
この状態で174g!という驚異の軽さになります。

その他
後方部を開け閉めするときに円柱部の蓋が取れやすくイライラします。
円柱部を外してしまうと、中のバッテリーが見えるのでちょっと興醒めします。軽さは抜群ですが他に比べて表面処理が雑でプラ感が強く、 安っぽく感じます。質感よりも軽さを重視する人向けでしょうか。

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こちらはAPSのRS1です。これは耐久戦で結構見ますね。
重量はVFCのQRSと同じ294g
オプションNO.1はOKですが、他は問題あり。ミニSで蓋閉まるもピン差込み位置まで塞いでしまうのでピン差せません。他は蓋もピンもアウト。
うぉー、なぜピン式なんだ。

うーん、こうやってみると、オプションNO.1あたりのサイズのリポって結構出てますけど、理由が分かりますね。

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アレコレやってAPS、RS-1も全部OKになりました。
削ったのではなく、内部の仕切り板を小ネジ2本で外したのと、ピン式のロックをネジ式にしただけです。
ブラインドナットやリベットナット、ナッターなどと呼ばれるナットを使い、打った後で短く削りました。他にも車のバンパーなどをとめる樹脂ピンなどでも可能です。
この状態で291gです。

パイプとの相性ですが、やはりきつめの設計ですがVFCほどではなく次世代M4なら無加工で超ピッタリでした。
感想として造りは非常にしっかりしてます。以前はツメでロックする設計でしたがツメが折れるトラブルがあり、改良されてピン差込式になったようです。
その際ピン受け部を金属製にするなど前向きな改良が取られており、好感のもてる感じです(だがピン式では邪魔だ)

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最後は出ました大本命、PTSのEPS(エンハンスド、ポリマー、ストック)です。
某通販サイトレビューでも「バッテリー収納力は最強」とか言われるストックです。耐久戦での目撃率も高く相当数目撃してます。
重量は334gと4者のなかでは一番重いです。
結果からですが、今回用意したミニS相当は全て無加工で入りました。

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それどころか画像の4種類(スティック2本、ヌンチャク1本、ミニS相当1個)をストックパイプ部を使わずに無加工で4つ同時に入りました(配線がどうなるかは知らない)。凄いです。でも4つ入れたらクソ重いです。リアヘビーですw
どうでもいいけどマジでとんでもない収納力です。

その他
後部の蓋は左右のツメでロックされるだけで、他3つがヒンジ結合に対して完全に分離します。
QRSのような可動式ヒンジや、RS1のピン差込、LCTのスプリング突起と違い、ロック部の故障やピン紛失の危険性がありません。またツメが少し奥まっていて射撃時に間違って押すことがない造りになってます。
さすがPTSといった堅実さを感じる設計です。

リューターで削ると他とは異なり、なんというか滑らかな削り感で材質が非常に良いのでは?と予想されます。

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さぁ、皆さんどうでしたか?
他にもKRYTACやG&Gなどでも、最近は大きめのバッテリーがはいりそうなストックを出してきてます。
やはり大きめのバッテリーを使うとレスポンスもいいです。
皆さんも色々なストックでバッテリーを試されてはいかがですか?

自分は個人的にはLCTの独特なデザインと軽さに魅かれました(オッサンなので耐久戦での軽さを重視)

さすがに一気に3つもストック削ると疲れました。
でもバッテリーがスポッと入るようになったときは嬉しいですね。

でももう二度とやりたくありませんw
第二回は開催されないでしょう。それではみなさん、また今度(^^)/

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