メインアーム: MASADA ACR
【重量弾での射出のロスについて】
皆さんご存知の話でしょうがサバゲー暦1年そこらの若輩者が調べたものをメモしておきます。
重量弾での方が結果的な飛距離が得られるのはシキノさんのシミュレートでよく知られていますが、
実際にこれを実践することは結構困難です。
なぜなら重量弾を発射することは射出圧力まで強くHOPでBB弾を保持する必要があるためにそのエネルギーロスが生じるからです。
つまり同じエネルギーで発射しても0.20g弾と025g弾では射出後のエネルギーが異なるのです。不平等ですね。0.25gのほうが不利なのです。
理論的に重量弾が有利でも実際の飛距離はどうかというとそうでもないという経験があるかたがいらっしゃると思います。
ロスがあるので当然です。適正HOPで初速を計っている人はあまり見かけませんが重量弾はかなり低下します。
このロスを出来るだけ減らそうという考えが所謂「流速」系の考えなのだと思いました。
具体的な例であげますとある銃をでっち上げました。その銃の0.2gでの初速は92m/s、0.25gでの初速は75m/sでした。
それぞれをエネルギーであらわすと0.846J(43m),0.703J(40m)と約83%もロスが働きます。下手すると重量弾のほうが飛距離が下がります。
一般的にバレル長を短くすると初速が落ちますが興味深い点もあります。
スプリングをM90→M100にしてバレル長を260から230へ切り詰めたら0.25g弾の適性HOP時の初速が69(0.60J)→83(0.86J)
0.20g弾のは88(0.77J)→93(0.87J)になり、パワーロスがほぼなくなりました。
同じスプリングで同じエネルギーを得られるなら重量弾のほうが有利です。
ご存知のとおりバレルを極端に短くするとHOPをかけるほど初速が上がりますので注意しながら調整します。
①エアの吐出速度増やす(スプリング、気密、etc.)
②軽量弾での初速増加問題
③バレルの調整と①でバランスをとる
これで0.2g弾でも合法で0.25g弾のHOPの掛かりの変化に影響しない「プチ流速」になりました。
流速のような大きな音もしないのでいろいろなフィールドで安心してつかえます。
でもこれって、厳密にはレギュレーションに合わせたデチューンなんですよね……
駄文ごらんいただきありがとうございます。
P.S.シキノさんいつもありがとうございます。
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