HOPを強くしても初速が変わらないエアガン
友人が、エアガンのHOPが死んでるから見てほしいと言われて、一緒に見たときの話です。単にHOPの突起が出ていなかっただけだったのですぐに解決したのですが、驚いたのは初速でした。HOP最大でも初速がほとんど変化しなかったんですよ。それに入っていたHOPテンションがすごく柔らかものだったので、「ああ、抜弾抵抗が少ないとこんなに初速が安定するんだ...」としみじみ感じました...
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つまらない話は置いておいてHOPテンションの話を書きます。
抜弾抵抗が強いと初速がどうしても上がらないです。金属製のH型HOPテンションをいれたときは本気で初速が上がらなくて苦労しました。(結局、今は使うのをやめました。弾道性能はよかったです。)
その経験と冒頭の話から、自分はHOPテンションを柔らかく、パッキンは硬くして(弾によって変化)エアガンを調整しています。(冬になったとき硬いゴムは影響がデカイですが、自分で使用するものでは覚悟して使ってます。)
他のみなさんはどうしていますか?コメントいただけると嬉しいです。
[コラム]抜弾抵抗問題に立ち向かったカスタムたち
通常ならHOPを強くすると初速が下がります。それはBB弾がHOPテンションを通過するときに使用するエアが多くなり、結果的にインナーバレル内部で加速するエアが少なくなってしまうからです(耳タコ)。流速カスタムは強力なスプリングを使うことで、抜弾抵抗が強くても高初速を維持できるようにするのが主な目的です。
また面HOPは抜弾抵抗が少なくても強いHOPをかけられるようにするために考案されたテクニックです。
ノズル絞りも同じ目的で使用できます。チャンバー内部はどうしても空気が漏れる隙間があるわけで、普通にエアを放出してもある程度は無駄になってしまいます。ここでノズルを絞って単位時間のエア放出量を少なくすることで、ノズルを絞る前より空気のロスを減らしてHOP突起を通過することができます。要するにHOPの突起をBBが通過して、BBが加速できるようになったときエアガンがまだ持っているエアの量を多くしたかった訳です。
自分はこのカスタムを正直おすすめしません。初速が下がってしまうのと、そもそもHOPを通り抜けるために必要なエア量の閾値にたいして、エア漏れの量が多い場合に意味のある手法です。「強い抜弾抵抗に対応する」目的で使う場合には、ぶっちゃけ微妙なのでは?と自分は思ってしまいます。
ただ、ノズル絞りは「少ないエア容量に対応する」ときには有効です。もとからエア容量が少ないとき(セクターカットやDSGを使用しているとき)、50インチのインナーバレルが使いたい場合などは、ノズルを絞ることで対応することができます。
ノズル絞りに関しては、半分聞いた話や受け売りを含んでいて、確実に言い切るには自分で実験したときのデータが足りないので、試したかた情報をいただけると嬉しいです。
(ノズル絞り「のみ」を試して変化をみたデータがなかなか見つからないので情報少ないんです。あとそういうのを見つけても、保存し忘れて見つからなくなることがたくさん...)
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迦利
>ここでノズルを絞って単位時間のエア放出量を少なくすることで、ノズルを絞る前より空気のロスを減らしてHOP突起を通過することができます。<
圧力が変化しないまま、ノズルを絞ると抵抗が生まれ、絞られた先の
エアーの圧力は下がります。抜弾抵抗に対しての効果は下がります。
海外製エアーガンで1.4J初速のスプリングの銃にシリンダ―ヘッドノズルに径の小さい詰め物をして0.8Jの初速まで落とす。
生み出す圧力は同じですが、圧損でロスを作ることにより吐出圧力を
抑えます。
これがノズルしぼりのみ。ただのオリフィスです。
>ただ、ノズル絞りは「少ないエア容量に対応する」ときには有効です<
ローテクな流速チューンは このオリフィスで作った圧損に対抗する為、
スプリングを強くしてピストンに重量を付加し圧損を補える慣性力を付け
空気を圧縮し、圧力を確保する。
だからバレルが極端に短くてもある程度の初速を与えてBB弾を飛ばす事が
できる。
(短くて・・というよりも高初速になるからバレルを切ることでバレル内
容量が小さくなるという作用)
少ないエアは容量の場合、高圧であることが条件になります。
よってノズル絞りのみでは成り立ちません。
マルイの短銃身電動ガンは加速シリンダーでこれを補っています。
ノズルを絞り、スプリングをローテク流速チューンのように強くして
補っている訳ではありません。ポートの位置を銃身側に移し慣性力を
上げることで圧損対策しています。
折角考察を書かれているので、条件を統一するか、条件を変えたと明記
しないと見ている人が混乱しますし、勿体ないです。
解ってる人が読む分にはいいのですが。(ちょっと補足しました)
考察日和
補足ありがとうございます!
今回は見切り発射で書いてしまったため、わかりづらくなってしまいました。あとノズル絞りに関して必要なもろもろの処置も書き忘れてる...(--;)
次に考察を書くのに繋がります。本当にありがとうございます!