マルイ SOCOM Mk23 マガジンガス漏れ修理
マガジンのガス漏れってなかなか手を出しにくい物ですが意外と簡単に直ることが多いんです。
ガス漏れの多くはゴムの劣化や収縮による物です。なのでゴムを替えてやると直ることが多いのです
ゴム自体も1つ100円くらいですから意外とハードルは低いのです。ですが、そのゴムの入手が結構めんどい。
東京マルイさん、そろそろネット注文でクレジット決済できるようにしてください。
マルイの場合、ほとんどの機種でパーツリストに載っているので面倒ですが、在庫があれば入手できます。
ですが、生産終了品やパーツ販売していない場合は自分で何とかしないといけません。
SOCOM Mk23の場合、マガジンに分解防止処置とリリースバルブがあるのでパーツリストにOリングの記載がありません。仕方がないので今あるOリングで何とかします
マガジン底部に分解防止処置があるので分解方法は飛ばしますが、ここに分解防止処置をしてもあまり意味が無いと思います。どうせならバルブの方にすればいいと思うのですがコストの面でここになったのでしょうか?
分解するとリリースバルブが出てきます。SOCOM Mk23の場合、3割くらいこのリリースバルブが漏れの原因です。リリースバルブのパッキンが薄いので劣化してしまうとここからじわじわと漏れて来ます。
パッキンの接地面を磨いてパッキンを厚い物に替えてやるといい感じになるのですが、そうすると炭酸でも入れないと作動しない物になるので今回はリリースバルブを埋めてしまいます。
リリースバルブが無くなるので管理はめんどくさくなりますが、ここからの漏れからは解放されます
分解したついでに軽くメンテナンス作業もしておきます
BB弾の通るレール部分にシリコンスプレーをしてから綿棒などできれいにします
そのあと綿のカスが残って無いことを確認しておいてください
バルブもメンテしたいところですが、今回は簡単に済まします
黄矢印を押してバルブを開けて、赤矢印の吐出口からシリコンスプレーをブシューと1秒ほど吹きます。そのあと何回かバルブを押して馴染ませてください。
緑矢印のピンを抜くとリップ部分が外れます。リップの交換やガスケットの交換の時に外します
それでは修理に戻ります
赤矢印がリリースバルブを埋めた跡です。黄矢印が今回の漏れの原因のOリングです
Oリングを傷つけないように丁寧に外します
パッキンを外すと溝が出てきます
この溝に粘度の高いオイルかグリスを多めに付けます。私は100000番のシリコンオイルを使いました
塗った後にOリングを戻します。
戻したOリングの上面と側面のもオイルを塗っておきます
マガジンケースの内側のOリングに接する部分にもオイルを塗ります
この後、スプリングやフォロアーがちゃんと入っていることを確認してからマガジンケースにエンドを真っすぐに入れていきます
最後まで入ったらピンを左右から刺して仮止めします
このピンはローレット加工されていますので方向があります。
今回はローレット加工されていない方を「HK45」と無い方から入れます
この時ピンポンチを先に反対側から差し込み、ピンでピンポンチを押すように入れると楽に入ります。
一本が入ったら、仮止めのピンを抜きピンポンチを差し込み、ピンのローレット加工されて無い方からピンでピンポンチを押すようにして差し込んでいきます
このややこしいピンの入れ方は、なるべくマガジンケースに対してエンドを真っすぐにする為で、新しいOリングならピンを片側からのみ差し込んでも多分大丈夫だと思いますが、古いOリングを使っている場合は少しでも真っすぐに取り付ける為にしています
この後ガスを入れて漏れが無ければ修理は完了です
それでも漏れが直らない時はOリングを逆さまに付けたり、Oリングを付ける前にシールテープを巻いたりすると直る時があります
この方法は他のマガジンでも流用可能なので諦める前に試してみるのもいいかもしれませんね
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jadey
はじめまして。リリースバルブは何で埋めましたか?