メインアーム: スネーク マッチ1911
ちゃっかりアメリカで現存してた幻の四式自動小銃
いやー、戦地で鹵獲した試作品なのか戦後に研究目的で徴収した物なのか分かりませんが
戦争まんがの名作「グリーン・スナイパー =緑の狙撃兵= 」で初めて存在を知って以降
メディア媒体ではBF1942、43とBFBCの妄想品でしか拝めませんでしたが
実物を拝めるなんざ眼福眼福(人´∀`).☆.。.:*・゚
四式自動小銃? 「Type 5 Rifle」or5式自動小銃だろう(゚Д゚)ゴルァ!! と突っ込む人も
居そうなんで、分かりやすく詳しい解説をこちらから転載
( ´・ω・)つ http://bfnews.exblog.jp/11585895/
>>
旧軍では、数々の試作小銃、特に主力小銃のオートマチック化を主軸とした開発が
行われていました。
その当時、各国軍隊も同様の開発を行い、来るべき「オートマチック戦争」に備えて
いたのですが、セミオート化による弾薬消費量の増大による物資枯渇の危惧、また
旧陸軍における銃剣突撃等に見られる「精神力万能主義」が蔓延っていた為、主力
小銃のオートマチック化という安易な火力増強に対して理解が得られなかった背景が
ありました。
しかし旧海軍では自動小銃のオートマチック化の必要性を感じており、その開発を陸軍へ
打診(その当時の小火器開発は全て陸軍兵器局が掌握していた為)したのですが、前述の
理由により拒絶されてしまいました。
そこで旧海軍は兵器局での開発を諦め、同軍軍需指定工場であった愛知の民間企業ワシノ
製機に対して米軍からの押収兵器「M1ガーランド」を参考にしたオートマチック小銃の
試作を命じます。
こうして完成したのが「四式小銃」です。
当初250丁程度が製造されたのですが、ガーランドで使用するM1実包の弱装仕様とも
いえる九九式実包では作動面に難があり、特にボルトアッセンブリーの後退不良による
排莢不良が絶えず、ワシノ製機は旧海軍に対して設計変更を求めましたが、その許可が
下りる前に終戦を迎えてしまいました。
こうして試作止まりに終わった四式小銃は、その後米軍に押収され、調査される事に
なります。この時、米軍の調査書に「Type 5 Rifle」と誤った名称が記されてしまった
事が、誤解の発端です。
時は流れ60年代初頭、日本国内で自衛隊が使用する自動小銃の開発が開始されます
(六四式小銃)。開発を担当した豊和工業は、様々な自動小銃を調査・参考としたの
ですが、その際にあの四式小銃も調査の対象となりました。
その際に用いられたのは、かつての米軍調査書。
誤った名称が記載されているにも関わらず、そのまま「Type 5 = 五式小銃」として
翻訳された同銃は実在数も少なく、情報に乏しい為、アメリカだけでなく、本国日本に
おいても誤解が広まり、定着し、現在に至ります。
とのことでありまして。
ジャパニーズ・ガーランドと動画タイトルにある通り、M1ガーランドを模倣して作られた
パクリ銃という認識が強いですが、ここがダメだよガーランドのエンブロッククリップを
廃して九九式小銃用の挿弾子2個を使って実包だけを押しこむ方式に改良したらしいので
89式小銃=AR18の改良派生型と同じく四式自動小銃=ガーランドの改良派生型とも
言えるわけで、要は物は考えようですね(ぉ
しかしながら、「大戦末期」とか「開戦当初に採用されていれば」などゲルググ感が
否めないのは否定しませんが。
/ 待たせたな、ヒヨッコども! \
そんな訳で、今までは昔の写真と設計図面でしかなかったもので実物が出たとなると
データも取りやすくなるでしょうから、トイガン界きっての変態企業マルシンさんと
他所では作らないモノを作り上げるK.T.W.さん、是非とも商品化お願いしやーす!
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コメント 1
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江一 恵
KTWは作っても ものすんげぇお高くなりそうな気がしますが……
M1ガーランドを発売した変態マルシンはぜひ商品化に挑戦してもらいたいですねw
しかし、WW2時代の兵器は面白いなぁ…