日本ではあなたがマカロフでサバゲーをする

2015年2月5日

ソビエトロシアではマカロフがあなたをサバイバルさせる！

とまぁ、サバゲーをお題にロシア的倒置法でやってみたらイマイチな出来
だった流れ者です。
ゴタクはさておき、遂に待ちに待った

マカロフが届きましたので、早速ざっくんばらんなレビューをば(ﾟ∀ﾟ)

待ちに待ったごたーいめーん(-ω☆)ｷﾗﾘ
外装面の仕上げはいつものＫＳＣクオリティが光り、グリップがプラですが
キリル語の刻印やＨＷの重厚感はたまりませんな(;ﾟ∀ﾟ)=3ﾑｯﾊｰ

そしてマカロフとPPK／Ｓのごたーいめーん(ﾟ∀ﾟ)

当然といえば当然ですが、同じワルサーＰＰが元の銃同士なので

分解方法も内部の仕組みも同じだったのには草が生えましたｗ

とまぁ、外装が良かったとageたので、次はダメ出しのsageに入ります。

何がどうダメだったかというと

１.全体的に動きが渋い。というか、可動部分どころかスライドレールに
　すらグリスが塗られていない。

２.スライドレールにグリスを塗って動きを良くしても、製品の調整を
　やったの？と言わんばかりにスライドの削り屑がガリガリと出てくる。

３.ホールドオープン状態にしてスライドストップを確かめたら、硬すぎて
　スライドストップが動かねぇ！？
　しかも、スライドの戻りがすこぶる悪すぎて途中で停止。

４.やっとスライドストップが動いてマガジンを抜こうとしたら、やはり
　マガジンキャッチが固くマガジンもギチギチで抜きづらいのなんの。

　
と、どこの大陸メーカーのような品質だよと言わんばかりな有り様でした。

あと、ここをどうにかして欲しかった点では、ＨＯＰ調整の位置。
写真ではわかりづらいですが、ＨＯＰを調整できる位置がスライドを途中で
止めた状態でありまして、スライドストップさせるとＨＯＰが調整できない
という罠。

それと、トリガーガードとの干渉を防ぐクッションバンパーが接着されて
おらずポロッと落ちちゃったのは初期ロット品だったからかな(´・ω・｀)
地味に分かりにくいところに収まってるので、落っことしたらわかりづらい
のなんのって、もう(*ﾟ∀ﾟ)

要約すれば、外装は逸品！中身はいまいち、という感じでした。
実際にゲームで使うのであれば、スライドや内部パーツのすり合わせと
グリスアップをやらないと正直、愛で補っても補いきれません。

ソレをやっても１０発の弾数とガス容量の低さが目立つので、同じ
小型オートでもデトニクスやPPK/Ｓには負けるかなーと。

ソレを言っちゃあオシマイなんで、考え方を考えるとしましょう。

元々マカロフは当時のソ連が「ぶっちゃけ戦場で拳銃は使わんよな」
と、拳銃の必要性を見直し割り切って携帯性を重視した結果、取り回しの
良い銃として評価されたわけである。
西側が拳銃を主力火器にすべく躍起になってタクティカル要素を詰め込む
なか、ソ連では将校の装備でしかない拳銃を副次的な装備に位置付けたと
まったく間逆なことをやったわけですね。

ぶっちゃけソ連だと政治将校から党の教示を教えられたり、敵前逃亡や
命令違反した部下を処罰したりするのばかりに使うから、これはこれで
理に適っていちゃわけです。

さすがにサバゲーで粛清すればフレンドリーファイアになるだけなので
ダメですが、ゲームの経験上サイドアームに拳銃を持っても実際使う機会
ってあまり無いものだったりします。
大型オートであれば錘になるだけで邪魔だったりしますが、不安だから
拳銃も持っておきたいというのが人情。
けど、やっぱり持っておきたいと思うのなら、実射性能はイマイチでも
軽さと携帯性の優れるマカロフは選択肢に入るよね、とこんな感じ。

撃ちあいでは負ける物の、サバゲーはロマン、という座右の銘から
愛を持って使える銃にしましょう、そうしましょう（戒め）