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こんにちは、ひとりです。

子は親を超え、弟子は師匠を超える。
そんなことを当然と考えていた時期が、私にもありました。。。
私が親や師匠を超える日は来るのでしょうか。
世の中、世知辛く、厳しいものです。

さて、カートリッジボックスのご紹介です。

―と、申し上げたいところですが、残念ながら、現物未着です。
一緒に注文した、銃剣鞘が税関の目に止まったのかもしれません。

ですので、今回は最後に紹介するつもりだった、制服を。

1812年型の制服です。
1812年に正式採用されましたが、その年のロシア戦役時に着用していたのは一部だけでした。
資料が残る限り、第21、第34、第54戦列歩兵連隊の3個連隊は装備転換を完了していたようです。
全軍に行き渡るのは、1813年を過ぎてからの事でした。

”上記の三個連隊は15回以上の会戦に参加し、部隊感状を8個以上受けている精鋭部隊でした。
後年、この中から多くの古参兵が、皇帝近衛擲弾兵としてワーテルロー会戦を戦いました。”

本体素材は羊毛で、ボタンは真鍮製(連隊番号が打刻してあります)。
飾りボタンの付いた、ホック式のシングルブレストです。
ホックの止めが甘いので、すぐに外れてしまいます。改良の余地あり、です。

背面です。
前面同様、飾りボタンには連隊番号が打刻してあります。
仕様は、共通しているようです。

斜め前から。
画像のシャドー部が黒に見えますが、実際は濃紺色となっています。
白色部は、若干黄ばんだ感じの色です。

赤襟、赤の飾り肩章をつけたので、擲弾兵仕様となっています。
正確には、「第54戦列歩兵連隊 擲弾兵中隊」仕様にしています。

戦列歩兵は、赤襟に、赤いバイピンの付いた青い肩章。
選抜歩兵は、黄襟に、黄か緑の飾り肩章を着用しました。

次回こそは、カートリッジボックスを紹介したいと思います!
頼んだぜ、税関!何も言わずに通して頂戴!

ご質問等、コメント欄、メッセージにどうぞ!

では ノシ

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コメント 5

これ以上ありません。

Red coat

Red coat

良いですね~。アメリカの独立記念日のお祭りとかで着てるようなやつのアメリカ兵かイギリス兵の服が欲しかったんですが英語が全く話せないゆえにヘタリアの奴で我慢してます。
コサックスというPCのリアルストラテジーゲームのフランス兵の選抜歩兵と全く同じ服でよく覚えてます。たしか他国の兵よりも機動力で勝っていたと記憶してますがサバゲーでも再現してみたいですね!

屠龍

屠龍

フランス軍はトリコロールがバランス良くて映えますねぇ
ちょっと質問なのですがこの時代の制服ってタスキのような白い帯が前でクロスしてますよね
片方はカートリッジボックスなんでしょうがもう片方はなんでしょうか?

雑嚢か剣帯だとは思うのですが・・・

戦列ひとり

戦列ひとり

Red coat様、屠龍様、今晩は。

>Red coat様
選抜歩兵は散兵ですので、確かにサバゲ向きですね!
若い方同様に動ける自信は皆無ですが。。。

ご友人やお知り合いに、英語に多少でも明るい方に頼むのも、良いかもしれません。
ショップのリンクは、前回日記をご参照下さいませ。

>屠龍様
ご推察の通り、カートリッジボックスとバヨネットスリングです。
ですが国や兵種、時代により、色や形状、着用の有無など、違いも大きいので、
下調べは入念にされた方が宜しいかと思われます。

おもちゃの兵隊

おもちゃの兵隊

おお〜。こういった衣装の詳細、次回の衣装制作に大いに参考にさせていただきます!わくわくしますよ〜。

皆さん戦列歩兵に本当に詳しい...。衛兵ばかり調べずもっと色々知らないといけませんね。

戦列ひとり

戦列ひとり

おもちゃの兵隊様、今晩は。

流石、物作りを余技とされている方の着眼点は違いますね!
直接お見せする機会が、あれば良いのですが。。。

サバゲで見かけた際は、是非お声掛け下さいませ!

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