マルイM14ファイバータイプODストック

レビューした装備

M14 ファイバータイプ O.Dストック

東京マルイ

総合評価

3点（普通）

見た目や質感について

3点（普通）

　良いほうだと思います。実銃を見たことがないので比べることはできませんが、金属パーツが多く使われており、チャージングハンドルのギミックもガシャンと心地いい響きを立てて動き、トリガーガードなども金属部で、素手で握るとひんやりとした感触が伝わってくるので、サバゲーで使わず持って眺めるだけでも十分だと思います。

初速や集弾性について

3点（普通）

　箱出しの状態で僕のM14は初速85～87m/s（夏にエチゴヤ製8.4V3300mhニッ水ラージバッテリーで計測）
　0.2gマルイ製バイオ弾を用いて40m先の半径15㎝の的にほぼ完全に当てられたので、集団性は良いと思います。
　現在は0.25弾を運用するためにバレルをショップで加工してもらい電気クラゲの辛口とでんでんむしを入れており、マルイ製0.25弾同バッテリー、冬に計測した時は初速80～83程度でした。現在ホップがフルにしてようやく適正という感じなので、これから電気ナマズなどを入れて調整する予定です。

剛性について

3点（普通）

　これは非常に高いと思います。M4などのようにくびれもなく、一体成型なのでプラスチックと鉄パイプを合わせたような設計なので、かなり頑丈です。

持ち運びやすさ（重さについて）

3点（普通）

　重いほうだと思います。何もつけていない状態で約3.5㎏あり、バッテリーとマガジンに加え僕はスコープ、スコープマウント、サプレッサーをつけているので、フル装備すると4.5㎏程あり、ただ持つとかなり重いです。ただ、重心バランスの影響なのか、構えると構えやすいです。長時間構え続けるのではなく、敵を見つけたときにさっと銃身を挙げて撃つ、あるいは膝立ちで腕を膝で支えて待ちながら打つのがいいと思います。

取り回しの良さ（全長について）

3点（普通）

　1メートル以上あり（メジャーで測ったら大体1100㎜）ブッシュの中ではお世辞にも使いやすいとは言えません。前項でも書きましたが、この銃は普段は銃口を下におろし、接敵した時に銃口を上げて撃つという形が適していると思います。

カスタムについて

3点（普通）

　内部カスタム：メカボックス自体は本があれば解体できるので他のバージョンと変わらないのだと思いますが、メカボックスにたどり着くまでが大変です。まずストックからアウターバレルを外し、アウターバレルに固定されているメカボックスをねじ10本近くを外してからでなければ外せません。聞いた話ではP90などはワンタッチでメカボックスが外れるらしく、それに比べるとだいぶ面倒です。ただ、このしっかりとした固定がインナーバレルのブレをなくし、命中精度の良さに寄与しているとどこかに書いてあったので、まあ我慢するしかありません。

　外部カスタム：こちらも拡張性は低いです。スコープは専用の4000円ほどでマウントがあるのでそれで何とかなります。あとは銃の先端に短いアンダーマウントレールをつかられるので、バイポットをつける際はそれでつけられます。それ以上は全体をRAS化するしかないのですが、それをやるとおそらく非常にフロントヘビーになるので、かなりの覚悟が必要になると思います。いろいろつけたい人はレシーライフルやSCAR、G36シリーズをお勧めします。

ゲームでの使用感

3点（普通）

　これまでの項目で書くスペースがなかったのですが、M14は音が非常に静かです。これは実銃と同じ発射ペースを実現するために連射速度を最初からかなり落としている影響やVer7メカボの特徴らしいです。なので、連射性能は低いですが、その分撃たれている場所を特定されにくいという特徴を持つので、スナイパーのようにセミでヒットをとるのがお勧めです。あと、意外と注目されていませんが、多弾マグの装填数が440発とAKやG3シリーズには劣るものの、他の5.56㎜ライフルより多いので、意外と撃ちあいにも対応できると思います。

　ただ、重いのと長いので、使用者はやや限定されるのも事実だと思います。正直、14が好きじゃなきゃM4あたりに乗り換えています。でも、14が好きだ！って人には十分こたえてくれる性能です。

　僕は一応多少カスタムをしていますが、手間と効果を考えてもM14は箱だしそのままで十分な威力を発揮する素晴らしい銃だと思います。