メインアーム: SCAR-L CQB
UMAREX G36CVの惜しい部分を改善してみるw
先日、UMEREX G36CVを購入したんですが、UMAREXの名前が付いているだけあって外見はリアルで実銃同様のフィールドストリッピングができたり、中身もARESが絡んでいるのでメカボがダメダメという事はなく箱出し状態でも初速93となかなかの性能です。
しかし中華モノってやっぱりHOPチャンバー周りが弱いんですよね〜
ココだけが実に惜しいww
実射してみると集弾性は悪くかなりバラつきます。
飛距離はうまくHOPがかかればマルイ電動ガン並みに飛んでいくんですが、HOPのかかり方にバラつきがあり、HOPかかって飛んだと思ったらHOPかからず15Mぐらいしか飛ばなかったり・・・と安定しませんでした。
なのでチャンバーパッキンは交換必須!って事でLayLax製のエアシールチャンバーパッキン ソフトを購入。
ついでにRA-TECHの6.01mm精密インナーバレルに交換してみました。
クッションラバーは純正で中空タイプを使っていたのでそのまま使用してます。
相変わらず左にテンションかかってますが・・・www
インナーバレルの外し方は銃口側に押し込んで左に90°回せば引き抜けます。
あとはストックを折りたたんでダミーボルト同様、後ろから抜いてください。
HOPチャンバーのバラし方はU字パーツを外せば(工具使わなくても手で取れると思います)↑のように全てバラせます。
クッションラバーを押さえている樹脂パーツは向きがあるので注意です。
純正パーツと社外パーツの比較です。
上が純正インナーバレル&チャンバーパッキンで下が精密インナーバレルとエアシールチャンバーパッキン ソフト。
純正のものはLayLax製のものと比べると材質が柔らかいもので作られていますね〜
エアシールチャンバーパッキンは純正と比べて長いですが特にカットしなくても大丈夫です。
しかしライラクスって色がハデですよねww
http://laylax.wn.shopserve.jp/SHOP/4582109580455.html
ついでにマルイ純正とUMAREX純正のチャンバーパッキンを開いてみましたw
左がマルイ純正で右がUMAREX純正。
硬さ的にはどちらも同じぐらいの硬さなんですが、違うのはHOPリブ。
マルイは普通に山状な感じにポコっとなっているんですがUMAREX純正も山状にはなっているんですがファイヤフライ製の甘口なまこや電気くらげみたいな感じになっていて、一応2点保持を狙っているみたいですね〜
しかし2点保持の場合もっとリブが大きいんですよね、普通は・・・
この中途半端な高さの2点保持の構造のせいでチャンバーに弾がセットされた時の保持が甘くなりHOPのかかり方にバラつきがでてしまったのかな〜と思ってみたり・・・
実際のところはわかんないですけどww
インナーバレル&チャンバーパッキンをHOPチャンバーにセットするときはシリコンオイルのスプレーをシュッとかけてからセットするとやりやすくなりますよ〜
で、逆の手順で組んでいけば作業終了です。
さて結果ですが、集弾性は精密バレルのおかげでかなり向上して弾のバラつきを抑えることができました。
初速もエアシールチャンバーパッキン ソフトのおかげで平均95まで上がり、HOPも毎回ちゃんとかかるようになって、もはや次世代SCARと同じぐらいの性能になったんですが・・・数字だけ見るとねw
やはり電動ガンに6.01mmのタイトバレルは相性良くないですね〜
飛距離が箱出しの時より伸びないんですw
ガスブロはタイトバレルとの相性いいのに・・・
スペック的には次世代SCARと同等なのに飛距離は3分の2ぐらいしか伸びないってどうよ?・・・って事でインナーバレルは純正に戻しました♪
そーすると飛距離は伸びるんですがやっぱり集弾性が悪くなるんですよねw
飛距離に関しては納得のいくレベルになっているのであとは命中精度・・・
チャンバーパッキンを他のメーカーのものにしてみようって事で次に選んだのはX-FIRE製のWホールドチャンバーパッキンです。
命中精度にこだわるなら2点支持かな〜という素人考えだけで決めましたww
あとは値段の安さw
ライラクス1個でWホールドチャンバーパッキンが2個買えてしまいますww
http://www.x-fire.org/aeg_internal/whold_packing.html
左はWホールドチャンバーパッキンで右はエアシールチャンバーパッキン ソフトです。
両方ともエアロス軽減を謳っている商品でWホールドチャンバーパッキンには中央と端の部分に独特のリブがあります。
次世代電動ガンなど一部のモデルに装着する際は長さを数mmカットしたりしないといけないです。
これが購入の決め手となったWホールド形状のHOPリブw
甘口なまこみたいにすぐ削れなきゃいいんですけどねぇw
結局、純正インナーバレル&クッションゴムにWホールドチャンバーパッキンを組んでみた結果は飛距離は変わらずマルイ電動ガン並みの充分なレベルでHOPも綺麗にかかるようになり、なんといっても集弾性がかなり向上しました!
多少のバラつきはあったりしますが、ほぼ狙ったところにスーッと弾が伸びていくようになりました。
初速もだいたいこんな感じですね〜
個体差はあるかもですが、UMAREX G36CVをとりあえずゲームで使えるようにするにはチャンバーパッキンを交換するだけでいいみたいですねw
ってか、インナーバレルの内径が狭いよりも広いほうが飛距離が伸びるってのがわかっちゃうと・・・内径6.1mmのルーズバレルが試してみたくなる今日この頃ですwww
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コメント 4
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TIIDA77
こんにちは。
最近の電動ではタイトバレルよりもルーズバレルの方が良いと聞きますから、
きっとそうなんでしょうね。
知人が試した中でも同じような結果が出ていたとのことで、
その人は6.3mmくらいまで作って試しているようですが、
チャンバーなど様々な組み合わせで違いが有り奥が深いと言ってました。
あと、昔のアームズの比較実験では、インナーバレルの銃口におけるテーパーや、
インナーバレルの銃口から5~10cmくらいのスリーブが弾道の安定性に寄与するというような結果が有ったと思います。
ただ、これらは加工が雑だと返って悪影響が出るということだったので、
なかなか難しいようです。
あるてっち
コメント有難うございます!
やはりそうなんですね〜
某ショップの6.1バレルは電動には評判が良いと聞きますから・・・
インナーバレルやチャンバーパッキンなんかを極めようと思うといろんな力学の知識が必要になってくるような気がしますw
テーパーの角度で飛距離や命中精度が変わってくるとしても個人ではなかなかデータ取りするのは大変でしょうね〜
内径やテーパーなども大事ですがインナーバレルの材質や強度なんかも重要になってくるんでしょうし・・・それなりの機材がないと・・・なんか想像するだけで気が遠くなりそうですwww
でも安易に流速チューンとかに走ってしまうよりはチャンバー周辺を見直してもともとの性能を活かしたカスタムが健全で良いと思いますね。
がせ
G36CVを次期購入候補に上げておりまして、あるてっち様の紹介記事を前々から参考にさせていただいております。やはりチャンバーがらみは海外電動ガンでは弱いところなのですね。でもフィールドストリッピングの容易さなどなど、マルイ製を凌ぐ魅力的な部分も多く悩むところです。
タイトバレルにおいて飛距離が落ちるとの事ですが、自分はバレルを通過している最中にHOPスピンの減衰が起きるためではないか、なんて事を最近思っております。バレル内径面に接触しているかどうかはわかりませんが、内径が狭ければそれだけ減衰率が高いというような。
命中精度に関してはバレル精度よりも、チャンバーや本体の剛性、HOPラバーの精度といったBB弾を射出まで保持する部分の方が重要なんではないかと経験から思っております。
この辺は突き詰めればきりがないと思うトコなのですけど考えが結果として出た時の楽しさはたまらないと思うのですw
あるてっち
がせ様
コメント有難うございます!
あの程度のレビューしか書けませんが参考にしていただき有難うございます!
最近は日本での販売を視野に入れて作っているメーカーも増えてきましたから以前に比べれば質は良くなってきてますよね〜
ただ、いかんせんチャンバー絡みに関してはいつまで経ってもツメが甘いですねww
しかしマルイ製のパーツを互換できるものが多いので簡単に改善できるのもポイント高いですね〜
G36CVに関してはチャンバーパッキンさえ交換してしまえばマルイ電動ガン並みの性能を発揮できるので全体的に見てかなりお買い得なモデルだと思います!
ルーズバレルは弾の周りを圧縮エアーが通り越しながら押し出すので回転も落ちずに飛距離も伸びるんでしょうね〜
タイトバレルは弾の周りをエアーが通り越しながら押し出せないので、もしかしたらインナーバレル上方に接触しながら射出されるためHOP減衰がおきるのかな?・・・と素人考えでまとめてみたりww
がせ様の仰るようにチャンバーやHOPラバーの精度はかなり重要だと感じています。
弾の保持に関してみても使用するチャンバーパッキンとHOPラバーの組み合わせで変わってきたりしますもんね〜
ほんと突き詰めればキリがありませんよねw
今後もいろんなメーカーのものを試したりしてみて自分なりの答えを出してみたいと思います!