ガスブロSCARを調整してみたり・・・

2011年7月13日

レビューした装備

SCAR-L CQB

WE-tech

総合評価

3点（普通）

さて、最近購入したWEのオープンボルトSCARですが、箱出しの状態でそのままサバゲで使うのにはチトきついものがありますw
もともと海外仕様なのであちらで使われているTOPガス等は国内で売られている１３４ａガス等よりも高圧です。
もちろん国内では高圧ガスの使用は認められていないので使えません・・・
なのでリコイルスプリングやハンマースプリングは高圧ガスセッティングのため、かなりバネレートが高い・・・
それを低圧ガスで駆動させるんですから無理がありますよね〜(それでも快調にブローバックしやがるから不思議ですwwwさすがにフルオートで撃つとすぐタレますけどw)
ってことで、自分のSCARにはストライクアームズさんから販売している低圧ガスバネレートの「オリジナルリコイルスプリング(ﾉｰﾏﾙ)」と「ハンマースプリングVer.２」が組んであります。
これによって１３４ａガスで１マガジンフルオートで撃ってもタレる事がなくなりました！
このスプリングチューンはかなり効果絶大で値段も安くかなりコストパフォーマンスに優れたカスタムだと思います！

動作性に関しては改善されましたが、命中精度等に関してはまだまだ・・・
やはり中華モノなのでなにかしら手を加えないといけませんねぇw
しかし旧システムのAWSSでかなり不評だった鬼HOPはこのオープンボルトシステムになってからはだいぶ改善されているようです。
とはいえ、HOP調整がちょっとシビアだったり飛距離も出てない感じだったのでHOP周りを見直し、チャンバーパッキンを高い命中精度で有名なファイヤフライ製の「甘口なまこ」にしてみようって事でさっそく購入してみました。
WEのHOP関係はマルイ製のパーツと互換できるので助かります。

甘口なまこを装着するためにインナーバレルまで全バラします。
因みになまこシリーズは甘口なまこの他に「超甘口なまこ」と「辛口なまこ」があります。
超甘口は0.20g以下のBB弾を使うのに適しています。
甘口は0.20g〜0.25g、辛口は0.25g〜0.30gに適しています。

SCARのHOPチャンバー部です。
HOPチャンバーユニットはイモネジ１個で固定されています。
それを緩めるとチャンバーが抜き出せます。
HOPチャンバーはモナカ構造になっていてミリネジ１本で固定されていますので緩めればパカッと開きます。
このイモネジとミリネジは緩みやすいみたいなのでチャンバー組む時はネジロック剤を塗ったほうがいいです。

左がWE純正のチャンバーパッキンで右が甘口なまこです。
外見上の違いはわかりませんが、中を覗くと違いがわかります。
甘口なまこの方はHOP部分が凹状の出っ張りがありますね。
この出っ張りの効果で弾道が安定し命中精度が上がるわけです。
早い話、２点支持になるから・・・ってことですねw

チャンバーパッキンを組む前にインナーバレルの掃除をしてみました。
ってか、そんなに撃ってないのに真っ黒ですwww
ついでにマルイのハンドガンのインナーバレルも掃除したんですがSCARより撃ってるのにそんなに汚れてなかったです。
こりゃ最初から汚かったんでしょうね〜w
さすが中華クォリティーwww

インナーバレルも綺麗になったところで甘口なまこを装着して元に戻します。
あっ、クッションラバーもWE純正だと外径が少し大きくてHOP最弱でも少しHOP効いちゃってたんで一回り外径の小さいものに変更してあります。

そして全部元通りに戻して試射してみました！
つーかめちゃくちゃ命中精度良くなっとるがなw
とりあえず３０m先にある幅１０cm程度のターゲットを狙って撃ってみたんですが、今まではバラつきがかなりあり１０発に１回当たるかどうか・・・だったのが、甘口なまこに換えてからは２〜３発に１回当てれるようになりました♪
たかがパッキンひとつでこの効果・・・
トイガンは奥が深いですな〜
さらに命中精度を求めるなら精密バレルの導入ですかねぇ・・・

自分のSCARはNPASキットも組んであります。
頼んであった弾速計がようやく届いたのでNPAS調整する前に測ってみたら・・・
ちゃんと規準内で収まってましたw
(←画像は２０発計測での平均値ぐらいの数値です)
この時期(６月)の気温でこの初速なら問題なさそう・・・もっと暑くなってきたらまた計測してみないと・・・
因みにSCARで使用しているBB弾はSⅡSの0.25g赤ラベルです。
とりあえず現状でなんとかサバゲで使えるかな〜？ってレベルですねw
でも飛距離がイマイチ出てないんだよなぁ・・・