original_file

まず、完成形の写真です。

前の日記に書いたように、
この銃は当初、フロントのハンドガードがノベスケNSR
レシーバーはMUR-1、ストックはUBRで組んでいました。
(写真右側の銃)

当初の目的通り、重量バランスは改善され、
片手でも構えられるほどになりました。

しかし、その後の改修の結果
最初の写真にアップした形状に相成りました。

まず、バッテリー容量が少ない!
ストックパイプにヒューズ付きで入れられるリポは800mmA
残念ながら、とても1日持ちません。
(セミ多用で戦えば別かもしれませんが…)

しかも、交換には六角レンチが必要かつ、
バッテリーを納めるのが難しいというドM仕様。

それだけではなく、
このレシーバーに装備されているアンビマグキャッチ

左側のボタンが、マガジンキャッチ本体をテコの原理で持ち上げる為
キャッチのかかりが甘くなり、大抵のマガジンがすっぽ抜けます。
(レシーバーと同じG&P製マガジンもすっぽ抜けた時は笑えました。)

これでは、兵器として失格です。
兵器に必要なのは、どんな高性能よりも確実に動く事です。
重量バランスが良かろうが、多少弾が遠くまで飛ぼうが関係ありません。
しかし、どんな兵器も改善を繰り返すことで強くなるのは歴史が証明しています。

と、いう訳で以下改修を行いました。

○マガジンキャッチ
アンビ(左)側レバーとマガジンキャッチ本体がぶつかるレバー側の山を削る。
マガジンキャッチ本体とレシーバーが接触している箇所のマガジンキャッチ側を削る。
これで、ガッシリとマガジンがキャッチされます。
アンビも生きてます。

○ストック
ストックパイプ内にヒューズを入れるのを諦めれば、
なんとかなったかもしれません。
しかし、自身で分解組立をやる限り、
安全マージンとして、例えサイクルが下がろうとも、絶対に外したくありません。
その為、ストック内の容積を確保するを必要が出てきました。

結局、
・スケルトンストックが好き
・ストックが伸縮する必要性を感じない
・クレーンストックのように横に張り出したくない
この上記3要望から、このストックに、交換しました…

MADBULLのACEストックです。
これならストックチューブが長いので大抵のリポなら入ります。

しかも、バッテリーもこれに変更。

Turnigy nano-tech 2000mah
大容量2000mmAで電力問題も解決しました。

しかも、このストック、レシーバー側の突起にプラ板を貼って
ガタ取りして取り付けると、とんでもない剛性です。

と、いうか、見た目からプラスチックの部位がほとんど無くなりました。
プラスチックを多用した、エポックメイキングなライフルとして
世に出たM16の末裔とはおもえません。

この仕様、個人的には相当イケているつもりなのですが
ほかのゲーマーさんが持ってきていたこの銃を見て愕然としました。

そう、時間と手間とお金をかけたM4カスタムの結果が、
「折りたためない89式小銃 折曲銃床式」だったとは…
涙でサイトが見えません。

original_file

original_file

original_file

original_file

original_file

このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 サバゲーるメンバーまで


スポンサーリンク

コメント 2

これ以上ありません。

ざくさん

ざくさん

おはようございます

自作派には、良くあることですね(^^;;
私もよくあります。
不満点を、直していくと、完成形は、既にあったという
それでも辞められないのは、病気でしょうかね

そしてまた、ある意味、89式の正しさも証明されたわけで、日本人としては喜ばしいです。

ばろん

ばろん

ざくさんさん
いらっしゃいませ。

「いろいろ自作出来ると、安く上がるでしょ」的な質問をされますが
胸を張って、「手間もお金も高くつく!」と回答できます。

89式はレイルが無い、無駄に長いとか言われますが
呆れるぐらい面白みがなく堅実に設計された銃なので
欠陥がほとんど無いんですよね。

コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。