レビューした装備

総合評価

5点(とても良い)

VFCのMP7が無いのでマルイで書きますが、
こちらはVFCのMP7レビューになります。
マルイ製を約5年使い、VFC製に買い替えて2年程使ってからの使用感をまとめてみました。
現在一軍で使っています。

見た目や質感について

5点(とても良い)

見た目に関しては素晴らしいの一言。
MP7大好きだし。
刻印はまぁいいんですが、プリント系は落ちやすいです。
あと、20ミリレール(別売り)のネジが少々錆びやすい。

マガジン下部が謎のシースルー。
でも弾が透けるわけではありません。
昔あったゲームボーイのスケルトンと同じノリです。
何でこうしたのか不明ですが、使ってるうちに気にならなくなりました。

初速や集弾性について

5点(とても良い)

G&G製0.25gで初速80前後。
バッテリーは11.1Vが使えるようですが、国内仕様は7.4Vでないと
メカボに負担がかかるのでやめたほうがいいようです。
電子トリガーとFETでキレキレ。レスポンスはマルイより上です。

箱出しは弾道に少し癖があり、発射後僅かに右上に浮いた後、左下に落ちます。
これは純正ホップアームが押しゴムを使わず、直接パッキンを押している為です。
押しゴムが使えるカスタムホップアームが他所から出ています。
こいつを組むと、中々に素直な弾道になります。
30m先の竹の幹連続で当てられます。

剛性について

4点(良い)

銃本体の剛性は言うこと無しのカッチカチです。

フォアグリップは、マルイより太く握りやすいですが・・・
展開時のガタツキが、前側には無いですが、畳む側に対して若干あります。
畳んだ時も、展開側に僅かに動きます。

3段階のストックは最大まで伸ばすと若干のグラつき有り。

セレクターは全体的にクリック感が固めで、セミからフルへの切り替えは特に強くなっています。
射撃中誤ってフルに入ることは無いでしょう。
だた、フルからセミは少し柔らかくなります。

剛性に関してマルイと一番違うのは、メカボ周りだと思います。
メカボ・モーター・チャンバーを、黒いロアフレーム(とでも言えばいいのか)
でガッツリと挟み込み、一体化する構造になっています。
マルイのMP7の比ではありません。

剛性に関して、弱点もあります。それはマガジンです。
VFCのMP7はオートストップが付いています。
その為、マガジンのフォロワートップに最終弾検知用の磁石が埋め込まれています。
ここの部分が見たまんま、脆弱です。
給弾時・保管時は必ずマガジン内に押し込みましょう。
また、マガジン上部にセーフティ検知スイッチがあります。(名称ワカラン)
ここの部分が見たまんま、脆弱です。
マガジンポーチはナイロン製オススメです。
ポーチが固いと、ここのスイッチを破損するかもしれません。(スイッチでは無いな)

それとバッテリーを入れるフロントレシーバーキャップ。
これが自分のは最初から外れやすく、初陣でゲーム中落としかけました。
多分個体差?
適当なワッシャを入れハイダーで押さえつけて、外付けバッテリーにしました。

持ち運びやすさ(重さについて)

5点(とても良い)

リアルサイズ。マルイより一回りデカいですが、
余計にガンケースの面積を占領することはありません。
1.6キロでマルイより少し重いですが、
あちらに慣れていても、違和感は感じません。
重量バランスもいいので、扱いやすい。
ちなみに実銃は1.9キロだそうです。

弾切れ&マガジン抜くと撃てない安全装置付いています。
セーフティでも誤作動・暴発の心配は無いでしょう。

取り回しの良さ(全長について)

5点(とても良い)

ゲーム中の取り回しの良さは、MP7好きにはもはや説明不要?
自分スイッチング超苦手で、M4だと全く出来ません。
が、MP7なら丁度グリップの真上近辺に
銃全体のバランスが来るため、手首の負担が軽いです。
ストックも細いので、銃をグルングルン扱えます。
今はMP7に慣れすぎて、M4系を扱えなくなりました。

カスタムについて

1点(とても悪い)

MP7には上部に長い20ミリレールが付いていて、
別売りでサイドレールも出ています。
外装カスタムに関しては、好みのパーツが付けやすいでしょう。

VFCのMP7には最悪な点が一点あって、それは分解難易度の高さです。
内部カスタムは「地獄」の一言に尽きます。
通常のエアガンとはそもそもの構造が違いすぎる。
チャージングハンドルからして馬鹿みたいな作り。
ロアフレームはガッチガチのくせに、馬鹿みたいに脆弱なスイッチ基盤。
マガジン検知の為のスイッチ&レバー類の数々。部品点数多すぎ。
僅かにズレるだけでもう本体に入らないシビアな配線取り回し。

参考までに自分はマルイのMP7は何度も分解していて、一度試しに時間を測った事があります。
ストップウォッチを押して作業開始。
チャンバーまでバラし、ホップパッキンを交換し、再び組み上げて45分でした。
VFCのMP7は作業開始してホップパッキン単品まで到達するのに3時間半かかりました。
両方ギアボックスは分解しないでこのタイム。

とにかく地獄の内部構造。
色んな銃を組んできたこのサバゲーるの猛者の方達にも、一度挑戦していただきたい一丁です。
一緒に地獄を味わいましょう。

因みに材料は
バレル=オルガ05 205ミリ
パッキン=宮川ゴム60 ミドルタイプ
ホップアーム社外品
押しゴム=KM企画 鼓型ミディアム
・・・普通ですね。

ゲームでの使用感

5点(とても良い)

VFC MP7A1

マルイのMP7には5万位注ぎ込んで色々弄りましたが、
いくらカスタムしても、やはりジャンルはコンパクト電動ガン。
一方、VFCはフルサイズ電動ガン。
そこには超えられない壁があります。

地獄の分解作業を経た先には素晴らしい神銃が待っています。
精度も飛距離もマルイ製を凌駕します。
神銃は言い過ぎですね。
というか、手を加えないと箱出しでは、まぁまぁで収まります。

今まで自分が使ってきた歴代エアガンの中で、
明らかにキルレが違う、最高の一丁ではありますが、
人にオススメ出来るかと言うと・・・
自分でやると地獄だし、ショップカスタムだと余計お財布が痛いし、
う~ん・・・といった所です。

ゲームの使用感と言う事で、最後にこの銃の好きな所、嫌いな所を上げていこうと思います。

嫌いな所
〇発砲音が甲高くてダサい。位置バレしやすい。サプで音質変えてます。
〇ホップ調整し辛い。ダイヤルも傷みやすい。
〇ダミーボルトが最後まで閉まりきらない。毎回指で戻してる。
〇セミで撃ち切ると、撃ち切った瞬間止まらず、メカボが5%位動いて止まる。そもそも撃ち切る事が少ないので、未だに故障かと思う。
〇マガジンキャッチ操作し辛い。これはMP7自体の問題。
〇地獄の整備性。

好きな所
〇嫌いな所以外全部。
〇たまに相手プレイヤーを俺が倒したのではなく、MP7が自らの意思でキルしたんじゃないかと思える程、気持ちの悪い瞬間がある。

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コメント 1

これ以上ありません。

佐藤剛。

佐藤剛。

一緒に地獄を見ます!!(*^^*)

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