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サバゲに行く際はいつも被っている、海兵隊のLWHのレプリカヘルメット。

実はコイツには、【弾除けの呪文】を施してありまして。
俺、初心者のくせに最前線で打ち合うのが大好きだから、開幕→即死・・・みたいな展開が多くてさ。
一寸でも被弾率を下げようと、おまじないしてるんですw
メットカバーをペロッと捲ると・・・・・

このように呪文が・・・。
全文を書くと、

"Yea Though I Walk Through The Valley of the Shadow of Death I will fear no Evil For I am the Evilest Son of a Bitch in the Valley"

となってます。
コレはですね・・・

俺が敬愛する、小説家であり戦場ジャーナリストだった開高健先生が、ベトナムで従軍記者をしてた際に、zippoに刻んで肌身離さず持ち歩いていた文言なんですね。
開高先生流の和訳だと、

『そう、たとえ死の影の谷を行きても、我は恐るるまじ。なぜならば我こそが、死の谷のド畜生野郎だからよ』

だったかな、確か。
高校生の頃に仕入れた事なので、もう記憶が怪しいですが^^;

ま、でもコレ、開高御大のオリジナルじゃなくて、聖書の一節のパロディーらしいんですよね。
ナム戦当時・・・陥落前のサイゴンには、米兵向けの商売がたくさんあって、その中には、【zippoに弾除け呪文を彫り屋】とかもあったそうな。

サイゴンの路地裏で、一番長ったらしくて洒落の利いた上記の一文を選び、且つ、ベトコンの襲撃に遭って200人中17人だけ生き延びた経験を元に、1/17って併せて彫ってもらったそうな。
まぁ、その辺は御大の作品・・・【輝ける闇】とか【夏の闇】を読めば、疑似体験できる部分もあるかと。
派手なドンパチの描写はありませんが、ベトナム戦争当時の空気を感じるには良いと思います。
未読な方はぜひ!

因みに、呪文の効果の程ですが・・・それを聞くのは野暮ですよ。
普通に打たれまくってますw

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コメント 1

これ以上ありません。

ぴこてん

ぴこてん

なんかかっこいいですね!w

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