メインアーム: 89式小銃 折曲銃床式
東京マルイ M16A2
レビューした装備
総合評価
私の初電動ガンで、3年間ほど使用しました。当時は米軍も前線部隊で使用しており主流のサービスライフルだったのですが、今やあまりフィールドでも見かけませんね。むしろ見かけたら「おっ、」と思わされるような玄人的雰囲気が漂います。
見た目や質感について
新しいモデルに比べれば樹脂部分が少し見劣りします。
ストックやグリップをつや消しに塗装すると引き締まりますのでおすすめです。
またハンドガードが実銃より太く(特にロワー)せっかくのフォルムが台無しなので、両方アッパーハンドガードにするか実物を加工して装着しましょう。
実射性能について
新しいうちはロングバレルも相まって弾道はノーマルでも非常に安定した印象を受けます。
ラージバッテリーとEG1000モーター、4枚ラッチべベルギアの組み合わせによりセミオートのレスポンスが非常に良いです。しかしフレームやチャンバーが樹脂のため長年使用すると気密が下がって初速が落ちてきます。 こまめなメンテナンス、注油を欠かさないようにしましょう。
剛性について
フレームの材質とやや重量のあるフロントから首周りの剛性は良いとはいえません。
しかし持っていて気になるほどでもありません。余裕があるならメタルフレームに交換という手もありですが、必須というほどヤワではありませんので安心してください。これはマルイ純正M16/M4系全般にいえることですが、バレルナットが射撃の振動等で緩むとフロントががたつくので頻繁に締めましょう。
持ち運びやすさ(重さについて)
平均的です。
取り回しの良さ(全長について)
1mほどあり、閉所や密林での使用はコツが要りますが慣れれば特に気になりません。長いからといって安直にカービンのフロントを付けるのはやめましょう。この銃を手に入れた意味がありません、
短い銃に慣れている方はバリケードに張り付いている時などは銃口が飛び出ないように気をつけましょう。ハイレディを多用している方は特にです。
ストックの長さも重要です。
バットプレートを肘の内側に付け腕を90度に曲た際に、もっとも引きやすい位置に引き金があるというのが一般的に理想とされていますが、M16A2のストックは長いので不安な方は実際に購入前に試すことを推奨します。
またアーマーなどと併用される場合は若干窮屈になるかもしれません。その場合はM16A1のストックに交換しましょう。1インチ短いのでとても扱いやすくなります。
カスタムについて
余力のある方はメタルフレームに換えましょう。
ロングバレルなので長掛けホップと相性が良いです。
メカボ内部ですとシーリングノズルとアルミの穴あきピストンヘッドのチョイスがよろしいかと思われます。
純正フレームで運用される方は、ホップチャンバー前部とインナーバレルの隙間をシーリングテープで埋めて気密を上げ、ホップダイヤルの軸のねじ穴をやすりで低くしダイヤルが射撃の振動で緩まないようにすることをお勧めします。勇気のある方はアッパーフレームとバレル基部をエポキシ接着剤で固めると首の強化になります。ガンスミスエンジニアでその方法が掲載されています。
ゲームでの使用感
実際使ってみるとあまり長さは気にならないです。バランスも良く疲れません。
フロントの長さを生かして至近の邪魔な草を退けて射撃することも出来ます。
リア-フロントサイト間が長いので戦闘間においても精密な照準が可能です。これぞ真の海兵隊員が使う銃という感じです。
リアサイトについては遠近の切り替えが可能で、目からちょうどよい近さにありそこそこ素早く狙えます。光学機器を使用する場合はキャリングハンドルの上にマウントベースを乗せてからになるので頬づけが甘くなりがちです。ローマウントリングを用意しましょう。ACOGなら20mmマウントを介さないで取り付けが可能ですが、やはり高いです。
マルイ純正M4用アッパーフレームと互換性がありますが、それではこの銃を手に入れた意味が(ry
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コメント 1
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K.Ohhira
コメントありがとうございます。
手に入れた当時は当方もカスタムするだけの金銭的余裕がなくいろいろと工夫し、特に思い入れのある銃でもあります。
現在は任務上89式小銃を主に使用しておりますが、たまにM16A2が恋しくなります。
90.7m/sですか…脅威の値ですね。
長年使用を続けると電装系が消耗してきます。特に高電圧バッテリーを使用するM16A2ではそれが顕著で、スイッチやストックの付根にあるミニコネクター、モーター等を更新するとさらに良い結果が得られるかもしれません。