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ホップ長掛け接着の問題点、及び長掛け自体の問題点と
その解決。
長掛けのシーソー現象

以前の日記に「ホップの掛が安定しない気がするので、接着してみた。」
その結果、良かったと書いたのですが、う~んあまり良くないかも。

いや良いのですけど、その良さと引き換えに問題があることに気が付きました。
ただ、「闇雲に接着しても、駄目」という事なのですが、結論から言いますと、
あまり、実用的ではないかも。

説明の前に、まず長掛け事態の問題点の仮説を立ててみた。
まず、ホップの掛が良いときと、掛の悪いときがあります。
初速を測ってみると、一発毎、交互に、1程度上がり、下がりします。
マガジンの給弾が、安定していないのかな?と思ったのですがどうも違うらしい。
「1発ごと交互」と言うのが特に気持ちが悪い。

図1を見ていただきたい。
長掛けにするとどうも、弾が通るとこのような動きをするみたい。
チャンバーパッキン(以後パッキン)とアームとで押さえつけるのだから、
常に一定の位置を保つだろうと、思っていたのですが、
よく考えると、高圧で弾が通り、高圧のエアが入るのだから、パッキンごときで
固定出来るわけがない。

給弾時、図1のメカボ側が弾に押し上げられ、バレル側が下がります。
弾が進むにつれて、バレル側が押し上げられ、メカボ側が下がります。
特に、私の使用している「どんぴしゃ」はバレル側に弾が進むにつれて
図1のバレル側が上に押し上げられる形状をしています。
これを私は、勝手に「長掛けのシーソー現象」と名づけました。w
次に給弾されるときに、メカボ側が同じ所に戻っているか、
これ以上上がらない所まで奥に、給弾されれば初弾と同じホップの掛かり方をすると思うのですが、そうは成らないらしい。
もともと、そういう事を想定して作られてはいないから、これはしょうがない。
マルイが長掛けに手を出さない理由が、シーソー現象を嫌っての事でしたら、
やっぱ、マルイすげー!
これなら、一発毎に初速が1も変わる理由が付きます。
初弾で、ずれたゴムが次弾で修正されているのだろうと、仮設した。

それを、解決する手段として接着を試みたのですが、新たな問題。
その問題とは
「接着をすると良い場合は、掛の良いところで接着をしなければならない。」
と言う結論になりました。
図2を見ていただきたい。
アームが下がると、バレル側が下がりメカボ側が上がります。
平行に下がる訳では無いのですね。
これが、今一調整によって掛の安定しなかった理由ではないかと。
可変ホップのの良いところ、「ホップ調整」が非常に困難に成ると思われます。
実質固定ホップ化ですね。
接着の角度が悪ければ、係りの良いところが無いかもしれません。
しかも、一番ベストな所に接着をすることは、
プラモデルの延長で弄っている私の工具では、
実質不可能と言う結論になりました。

そこで、新たな解決策を考え、試してみました。

次号、解決辺!「とらのすけのMP5よ・・・お前は何処へ向かっている?」
こうご期待!w

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コメント 4

これ以上ありません。

やま

やま

非常に解りやすい考察だと思います。
新たな解決策が気になる~~~
続報楽しみにお待ちしてます(^^)/

gale

gale

新着から失礼しますー

ホップ周りは勝手な思い込みを綺麗に無くさないと
問題を解決しようと沢山の小さな事を考えて、小さなお金がどんどん吸われていく部分ですよね;w

私はどんぴしゃJrですのでまだ影響が小さいでしょうが、それでも夏場は朝夕でホップのかかりが全く変わってくるので
どんぴしゃREDがどの程度の物か分かりませんが、Jrより柔らかい物ですし
気温と湿度の変化にも過敏に反応してしまいそうな気がしますね…
(押しゴムが硬いと逆にパッキンの痛みやホップかけ過ぎの詰まりに直結するので耐久面が落ちたりとか…)

もし初速や弾道の暴れが許容範囲に収まらない様でしたら、思い切ってパーツの選別からやり直した方が時短と節約になるかもしれません…
ただこればかりはやってみないとの部分なので、一度苦悩を味わうと大きな蓄積になりますし、調整の方も頑張って下さい!

 とらのすけ

とらのすけ

やまさん
ありがとうございます。
よく考えたら、まだ作っただけで、試射できてないので解決辺にはなりませんね(笑)
先走ってしまった。w
ですので、次号は試作辺になります。
近々で書きますよ~!(^^)/

 とらのすけ

とらのすけ

galeさん
こんな、ニッチな内容に反応してくださり、ありがとうございます。w

そうですね、こうして、日記に書いたり、ネット上に有る先人の方々の知恵は
記事として見るとそれだけなのですが、そこにたどり着くまでには
膨大な量のトライアンドエラーが、有るのでしょう。

仰るとおり、時間も、お金も吸い取られていきますw

「カスタムって自分で出来る物なのですかね?」たまに訊かれます。
最初は「???」だったのですが、最近何故「???」になったのか解りました。
私が子供のころのエアガンは本当にプラモデルだったのですよ。
その感覚で、弄っているものですから、質問の意味が今一解らなかったのですが、
質問された、方々は「自分で銃の性能ってよく出来るものなのですかね?」
って訊きたかったのだと、最近思いました。
だとすると、弄る事自体が好きでないならば、信頼できるショップを探してお願いした方が、良いですよね。
その方が圧倒的に安いし、早いですよね。w

いじる事自体が好きなので、しんどい事もあるし、「こんな事をやっている場合じゃない、仕事しなきゃ。」とか思って、得体の知れないあせりに追い立てられたりしながらも、結局は
弄っちゃってます。w

なんて、駄目人間なんだ!(笑)

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