AVON社　S10ガスマスク(レスピレイター)のススメ

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　今回は私が愛用する、英国AVON社製S-10ガスマスクことレスピレイター(以下レスピレイター)の紹介をします。英国ＳＡＳ装備にとってはマストアイテムであり、目立ちたい方、一風変わった奇妙な身なりをしたい方にもとてもおすすめです。さらに近年増加しているインドアフィールドにおける顔をしっかり覆うタイプのアイプロテクト、フェイスマスクの着用義務付けにも対応、フェイスガードで雰囲気を壊すようなこともありません。

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・標準レンズの防弾性について
結論から言うと、心許ないです。素材としては触ってみる限りだと、ガラスではないのは確かであります、しかしソース不明ですがＢＢ弾の直撃で割れたという報告もあります。さらにその一方で外国人が１Ｊ以上のエアガンをレンズ乱射しても割れなかったという報告もあります。とはいえ、海外では自作のポリカのクリアレンズが売られていますので、私はオススメしません。

　と言いつつも自分も試したことがあるのでその報告を。マルイのエアコキＧ１７Ｌ(１８歳以上対象)でＧ＆Ｇ社のバイオＢＢ0.25Gでレンズにゼロ距離射撃をしてみたところ割れることはなく、弾の跡がついただけでした。仮説ですが、レスピレーターは８０年代から００年代後半までのロットが存在するので、年代によって素材が異なるのかもしれません。

なので、あるアイテムを購入するのが得策です。

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　それがこちらの「アンチフラッシュレンズ」と「レッドナイトレンズ」です。正式名はわからないので適当に。名目上はフラッシュバンの強い光や破片から目を守るためのもので素材はかなり分厚いポリカでできています。そして写真の通り、上から被せるだけなので手間もかかりません。フラッシュバンの破片から目を守るだけあってＢＢ弾の衝撃ではビクともしません。さらに、色がかかるので外側からだとこちらの顔がほぼ見えず、まるで別の生き物のように見えて、かなり怖い印象を与えることができます。

そして気になるこちらからの視認性です。レスピレイターはガスマスクの中でも比較的視界が広い部類に入るのですが、やはり圧迫感を覚えるのでエイムが若干し辛く、遮光率が高くなるとさらにし辛くなります。

・レッドナイトレンズの視界　

画像が横になってるせいで見づらいですが、これは「レッドナイトレンズ」という赤のレンズ越しに撮ったものです。難点としましては…。

難点
・暗いところがさらに見え辛くなる
・サイトの視認性もかなり悪くなる
・視界が赤くなるなので、目にも精神的にもきつい
利点
・かなりかっこいいです
・色がかかるので、周りから表情がほとんど見えません

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さて一方の「アンチフラッシュレンズ」ですが画像の通りですね。かなり見やすく、レッドレンズほどではありませんが、こちらも外側から表情が見え辛いです。

総括しますと、コスプレ、ビジュアル重視ならレッドレンズを。実用性重視ならアンチフラッシュレンズをおすすめします。

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さて次は、曇りについてです。レンズタイプの永遠の課題と言えばレンズの曇りですね、レスピレイターのようなガスマスクはさらに曇りやすいのでは…と思う方、それは間違いです。

　私は足の汗をサウナであってもかかないほどなのですが、その一方で頭部の汗はかなりかく方です。しかし、半年以上インドアのサバゲーで使っていますが曇ったことが一度も、それも少しもありません。さすがは実物といったところでしょうか。曇りの原因となる水蒸気は写真の指を指している部分からすべて出ていくような構造になっているようです。外した際に水が出てくることがありますが、自分の体から出てきたものなので注意しましょう…(笑)

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　その他注意点です。
まずはサイズについてです。サイズはよく見かけるもので１～３があり、「数字が大きいものほど顔が小さい人向け」となっております。(とても重要)顔にあったものを装着しないと曇りの原因になるそうです。参考としては一般的な成人男性はサイズ２を小顔の方から女性がサイズ３を、そしてどうしようもないぐらいの顔デカさんは１を選ぶといいそうです。ちなみに私は顔がデカくないと一部の人間に言われますが２がちょうどいいです。

次に髪の毛についてです。
ちょっと説明し辛いのですが、レスピレイターはゴムバンドで後頭部を覆い、固定します。その時に頭頂部の髪の長さが５ｃｍほどでふっくらしてるひとだとゴムバンドでしめつけられて、髪が浮き出てきてちょっとダサい…。とにかくダサいのでバラクラバやフードなどで後頭部を隠せるとベターです。バラクラバだとちょっとフェチティッシュで、アフガンストールなどをフード状にして覆うと不気味さが際立ちます。

最後にエイムのしやすさについてです
フェイスガードの永遠の悩みと言えば、ストックに頬付けできないことです。レスピレイターも同様ですが、キャニスター(フィルター)がついていない方が大きく削ぐようなデザインをしているのでハイマウントにしてがんばればなんとかダットサイトをエイムすることができますが、キャニスターがついてる側がかなり邪魔で困難です。まあキャニスターを着けなければいいんですけどね。とはいえ私はインドアではハンドガンかスコーピオン(ストック除去)を使っているので割り切った方がいいかもしれません。

さていかがでしたか。レスピレイターは近年、国内でとても入手しやすい傾向にありヤフオクで約１５Ｋ(レンズは５Ｋほどしますが…)で手に入れることができます。高いとよく言われますが、絶対に曇らない点や防弾性、歯も守れることを考えるとターボファン付きの軍用ゴーグルよりも安い買い物であると思います。

着ければ、間違いなく注目の的の逸品です。いまだに同業者にお会いしたことがないのでこれを見て買うきっかけになれば幸いです。走り書きなので何か質問がありましたら受け付けます。

虫のようなフェチティッシュなビジュアル、程よい圧迫感…着ければきっと
あなたも病みつきになるはずです…。

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