メインアーム: KNIGHT'S M4 SR-16
電動BOYSシリーズでは一番洗練されているんじゃないかと思うG36C
レビューした装備
総合評価
なんだかんだで、三丁持ってるG36C。
10禁ユーザーの入門にモッテコイな電動ガンです。
見た目や質感について
一回り小さめなその見た目、18禁電動ガンにはない小ささです。
Mac11のときはプラ樹脂プラなんて言っていたものですが、こちらは打って変わって随所に金属パーツが使われています。
聞く話によるとこのG36CからBOYSにHG(ハイグレード)の文字がついたそうで、金属パーツを使った見た目が売りだそうです。
言われてみると、なるほど。Macにはない高級感が有ります。(値段もその分三倍くらいになっていますから)ちなみに使われている場所はハイダー(アウターバレルといったほうがいいのかな)、トリガー、左側面のセレクターと結構色々なところに金属パーツが使われています。
フレームはもともと樹脂製らしいのでこっちのほうがリアルだそうです。
一つ、個人的に残念だったのがセレクターがアンビじゃないこと。
でも、そこを付くのは大人気ない。
10禁ユーザー用に子供のお小遣いでなんとかなる低価格、撃って当たる高品質を売りにしていますから、その点だけ見ると非常に良い出来栄えだと思います。
初速や集弾性について
初速はいつも通り。
安定感は非常に高いです。長いアルミインナーバレルのおかげもあってかかなりストレートな弾道。
サバゲーで使うにはもってこいです。
心なしか、命中精度もMacよりいい気がする。
Macはブローバックしてましたから、その分でずれたのかもしれません。
命中精度を求めるならブローバックシリーズよりもこっち(BOYS)ですね。
剛性について
非常に高いです。
かっちりした雰囲気。
Macと同様に樹脂製のモナカにもかかわらず、素晴らしいカッチカチ感。
折りたたみストックにも関わらずのカッチカチ感。
じゃあ、落としても・・・良い訳は有りません。
いくら随所に金属パーツが使われているからといってあくまでその主パーツは樹脂です。強くぶつけたらおじゃんです。中身は開けてびっくり。
メカボックス(ギアボックス)があるではありませんか!
透明なもので、しっかりとした作りのメカボックス。
使われている配線、モーター、ギアなどは同等品ですが、メカボックスが有るだけでもだいぶ違います。
そのおかげで壊れにくくなっているはずです。
かく言う私が所持している三丁とも一向に壊れる気配がなく、快調そのものです。ちなみに、メンテナンス性も格段に良くなっています。
・・・果たして10禁ユーザーはそんなものを求めているのでしょうか?剛性の総評として、随所に使用した金属パーツのおかげもある構えた時のカッチカチ感、メカボックスを使った内部機構。
非常に高剛性といっても過言では有りません。
持ち運びやすさ(重さについて)
流石にアサルトライフルですから、長いは長いです。
ですが、ストックが折りたたみ式ということもあって携行性の高さはBOYSシリーズの中ではMP5とためをはります。重量はメーカー公表では1,200 gとありますが、持った感じ持ちやすさもあってかもっと軽い印象を受けました。
仮に1.2kgあるとしてもMac11やMP5ほどじゃないにせよ非常に軽いほうだと思います。片手でらくらく運用出来ます。
取り回しの良さ(全長について)
上記の通り、長いことは長いですが折りたたみストックという効果があり、その状態のまま運用すればブッシュ(木陰)に絡まって動けないとか振り向きざまにきに直撃とかそういうことはそうそうないと思います。
もちろん、伸ばしたままでも十分な取り回しの良さが確保できています。
同シリーズのM4A1と比べても結構な短さ。
流石に、CQBモデルであるSOPMODと比べるのは酷ですが折り畳んだ状態であればG36Cに軍配が上がります。
メーカー公表では、425 mm ストック折り畳み状態 / 610 mm ストック伸ばした状態となっています。
ちなみに、大人が構えるとなるほど、小さいという感じです。
少々窮屈なところはありますが、そんなに問題は有りません。十分に取り回しやすい機種だと思います。
カスタムについて
Macと比べ、非常に高い拡張性を持っています。
左右にレールが備わっていないにしろ、上部と下部のレイルがあるだけでも違います。
つい最近発売された『18mmレイル用ズームスコープ http://www.tokyo-marui.co.jp/products/option/18_z_scope/ 』や『18mmレイル用フォアグリップ』なんかも付けられます。(詳しくは対応表で http://www.tokyo-marui.co.jp/products/option/index.html?productid=46 )
実際フォアグリップなんかはつけてみると持ちやすさが飛躍的に上昇します。
その他に、裏ワザ(と言っても最近では既に常識化してきていますが)で20mm用の光学機器を爪楊枝を介して乗せることが可能です。
これは、あまり推奨しません。
せっかくの軽い銃に重たい光学機器を無茶して載せて、強度的に足りなくてレールがボキッてなこともあります。十分にお気をつけてお使いください。
内部機構のカスタマイズは例の如くありません。
カスタムなどしなくても10禁は十二分な性能を持っています。カスタムの総評としては
自分に合ったスタイルを見つけ自分なりにカスタマイズができますので、拡張性は高いと言えます。自分だけのスタイルを見つけてみてください。
ゲームでの使用感
かれこれ数十回以上ゲームで使っていますが、これといって不満点はありません。
なんせ、剛性、命中精度等の基本性能が高いので遊んでいて楽しい銃です。
一つ、忘れていましたがマガジンは多段数マガジンが基本装備で装弾数は公表で230発。実際、入れてみてもそれを数発上下するぐらいの量です。
1ゲームで使用するのに十分な量ですので問題はないと思います。
たま上がりも良好で10数回のゲームの中でジャムる(詰まる)ことは有りませんでした。ゲームで使っても良し。
数種類(と言っても本当に片手で数えられるぐらいなのですが)のパーツを買ってカスタマイズして遊ぶのもまた良し。
遊びの幅は様々です。もうじき発売する『電動ガンLite PRO「M4CQB」』もここまで来ると非常に楽しみです。
総評
10禁ユーザーには非常におすすめしたいゲームウェポンです。
BOYSはなかなかに侮れないエアガンです。
また、10禁ユーザーのメインウェポンとしてはもちろんですが大人の皆さんも是非騙されたと思って一丁買ってみてはいかがですか?
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