デルタストライクとストレートチャンバーパッキンで弾詰まり（注意）

2014年4月27日

ども、久々の Glocky-K です。最近、低速セッティングカスタムに目覚めたので、Laylax（プロメテウス）のデルタストライクバレルを愛用しています。まあ、良い感じに初速を落としつつ、かつBB弾の保持精度がよくなる、という点を評価しているので、高初速銃が欲しい人には不向きかもしれませんが。

さてさて。このデルタストライクバレルの初期ロットには、同社の「ストレートチャンバーパッキン」が付属します。また、バレルのパッケージにも、かならずこれを使用するよう明記されてします。

しかし、所々で現象が報告されていますが、この Laylax のストレートチャンバーパッキン、ちょっと厄介です。

パーツそのものは、上にも下にも全く突起のない、いわゆる「長掛け HOP」用のパッキンで、その点では特に問題ないのですが…マルイ標準のパッキンと比べると、微妙〜にリップ（ BB弾が最初に抜ける箇所）が大きく、肉厚です。

マルイの標準チャンバー（プラスチック）ならこれが問題になることはあまりないのですが、Prowin の CNC チャンバーや、その他のメタル系との相性が悪いです。この種のチャンバーは標準よりタイトなので、【タイトなチャンバー＋肉厚なパッキン】の相乗効果で、BB 弾がものすごくリップを通過し難くなります。結果、酷いと弾詰まり（飛ばない）になります。

とりあえず、P90TR の Prowin CNC チャンバー、M4A1 の Prowin CNC チャンバーで発生を確認しました。特に、バレルを思いっきりチャンバーの奥ギリギリまで押し込むと、弾詰まり率があがるようです。

はい、実はこの話にデルタストライクバレルは一切関係ありません（笑）が、デルタストライクにストレートチャンバーパッキンが付属してくるため、セットで利用されることが多く、結果「デルタストライクバレルの問題？」と誤解されることがあるようです（僕のこと）

まあ、対策はいたって簡単。こうした精密チャンバーには Layalx のストレートチャンバーパッキンは利用せず、他社のカスタム品でリップ部分が薄い（ノーマル準拠）のものを利用してください。それで解決する筈。長掛けHOPに拘らないなら、マルイパッキンの下側の突起をカッターで削っても良いですね。僕は PDI の Wホールドを利用しています。

以上、レポートでしたー。

ちなみに、初速を 0.25弾で 73m/s まで落とした P90TR ですが、法定ギリギリに設定していたときよりも露骨に集弾性がいいです。50m（実測）をセミオートで戦えるようになりました。届かすだけでいいなら 60m もイケます。いろいろ総合すると、もう少し落としてもいいかな…？高初速での集弾性に行き詰まった方は、あえて下げてみるのも面白いですよ！

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