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前回戦力化に成功したKar98k(旧型?)ですが、先程簡単な写真を撮ったので、これで今回の作業工程を簡単に説明してみようと思います。
取り出してまず目に付くのは木製ストックに大胆に開けられた無数の穴。

これ何がしたかったんでしょうか?
3ミリほどの穴が横に3つありますし、AK用のマウントでも積んでたのかな?
でも横幅足りないな・・・謎が深まるばかりです。
木製ストックはニスを塗り直してあるみたいですが、金属パーツまではみ出ている場所が多く、結構やっつけで塗り直したみたいです。
これはその内何かで穴埋めした後に再度塗装する事にして、今回は内部を弄る事に専念しました。

①コッキングするとボルト後部のパーツが半回転する。
初っ端から致命的なKar98kですが、頑張れば何とでもなる精神で先ずは原因を特定する事に。

これが取り出したボルト、既にボロボロです。

上記の画像で、斜めになっている後部のパーツがボルト本体の取っ掛かりと噛み合っていることが伺えます。
これは修正後に撮ったものなのですが、当初はこの本体側の溝が磨耗し、ほぼ平たくなっておりました。
これではボルトが噛み合わず、コッキング時に後部のパーツが半回転するのは明らかなので、ダイヤモンドやすりでガリガリと本体を削りました。
本来は二の足踏むこの作業ですが、元々直らないと思っていたジャンク品 & 元値がかなり安かったので駄目元で削ってみる事に。
その後組み込みコッキングしてみると、しっかりと動作したので一安心。
第一関門はこれにてクリア、次の問題を解決します。

②ホップ周りのパーツ欠損
これが一番面倒でした。
これはもうチャンバーを組み込んでしまった為写真を撮っていません。
そこで取り出したるは此方の分解説明書。

付属しててよかった・・・これが無かったらそもそも分解しようなんて考えなかったでしょう。

確認した所、上記画像の8番と61番と62番が欠損しておりました。
ここでよく見るとこいつが『つまづきホップ』であることが分かります。
しかしインナーバレルにはまるべき8番が欠品しているんですが・・・。

と、そこで考え直してみると『つまり今、インナーバレルに穴が開いている状態って事か?』と驚愕し、すぐさま対策を練る事に。
ここで何件かサイトを回って、他のカスタマーから知恵を借りる事にしました。
どうやら電動ガン用のパッキンの弾を保持する部分以外を切り取って使っている人が多いらしい。
早速この方法を活用し、作ったパッキンをインナーバレルに巻きつけ、一応バレルマウントリングを噛ませチャンバーを組みました。

次に61番と62番のパーツですが、どうやらベアリングの球をバネで押し込む構造の模様。
勿論私はこれに合うベアリングの玉なんて知っている訳もないし、他のカスタマーの様に金属を切断できる機材等を持っている訳でもありません。
さて、どうしたものかと悩んでいたのですが、意外な場所から解決策が浮かびました。
62番のパーツはバネなのですが、ここにバネを入れる意味が理解できませんでした。
これ、弾が通る時にホップが押し戻されますよね?
つまり、

これが

こうなりますよね?
これはちょっと駄目じゃないか?
という事で、一度は純正パーツ取り寄せを考慮したものの、その案を即放棄、代用品を探しました。
その時、ふと目に付いた3ミリのイモネジ(ホムセンで購入)を試しに放り込んでみた所、チャンバーの穴にジャストフィット。
試しにこれを組み込み試射してみると40m位真っ直ぐ、綺麗に飛んでいくではありませんか!
一応80発ほど射撃してみましたが、特に目立った異常は見られず、おまけに弾道も安定していたので、今回はこれで完成という事にしました。

取り敢えず今回の作業工程はこれで終了です。
何か質問がある方などいらっしゃいましたら、気軽にコメント下さいませ。
出来る範囲でお答えします。

いやー、結構ノリで何とかなるものですね、こういうの。
取り敢えず22日のSEALs戦に参戦予定なので、こいつも試験的に導入してみようと思います。
装弾数10発だけど・・・(笑)

それでは、今日はこの辺りで~。ノシ

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