傷と泥が似合う銃

レビューした装備

トンプソンM1A1

東京マルイ

総合評価

3点（普通）

見た目や質感について

3点（普通）

フレームは金属パーツの為非常にリアルです。
質感も、本物を持った事が無いので何とも言えませんが恐らく実物のそれと同等かと思います。

※追記：ロアレシーバーはプラパーツでした、申し訳ありません。

初期状態ではストックやハンドガードが樹脂製ですが、これがまた結構リアルでそのまま使っていても問題ないと思います。
軋みやガタ付きも無く、非常に使い易いです。
木製ストックを付けると更にリアルになりますが、手入れが面倒＆傷が付いた時にかなりのショックを受ける事になるかと思います。

初速や集弾性について

3点（普通）

初速は私の物で箱出しで84m/s(0,2g)位でした。
集弾性は箱出しでも問題ないのですが、押しゴム(クッションラバー)を電気なまずに取り替えた所、HOPゼロの状態で遥か上空へ弾が飛んで行ってしまったので取替え検討中の方は要注意です。
ホップパッキンを電気くらげに取り替えるのは問題ないようです。
私はパッキンを電気くらげに取り替え、押しゴムはマルイ純正のままで使用しています。

剛性について

3点（普通）

流石は金属製と言うべきでしょうか、ぐら付きは全くと言って良い程ありません。
但し、フレームと銃身の固定は銃身上部のイモネジと下部のマイナスネジ2本の計3点で固定されています。
上部のイモネジが緩んだまま使用していると下部の接合点に負荷が掛かり過ぎ、激しく取り扱った際に銃身下部のネジ取り付け用の張り出しがポッキリ折れる可能性があります。
こうなると銃身パーツを買い換えることになりますので、定期的にこの3点のネジの緩み具合を確認しましょう。
特に上部のイモネジは少しきつく締めておく事をお勧めします。
銃身パーツは高いので要注意です。

また、MP40の様にマガジンを持って腰だめで射撃をしていると、マガジン装着用のレールに歪みが生じ、マガジンがガタ付くようになります。
気になるならフレーム下部を買い替えになりますが、これがまたそこそこ値が張るのでしっかりハンドガードを握って射撃することをお勧めします。
あの撃ち方、格好良いんですけどね･･･(笑)

持ち運びやすさ（重さについて）

3点（普通）

金属パーツが多いので重量は3410gと中々の物です。
しかし、私は丁度良い重さだと思っています、ノリで片手で振り回すこともありますし(笑)
ただ、女性の方が使うにはちと重いかもしれません、しっかり両手で構えましょう。
中央辺りに重心があるので、そこまで苦には感じないかと思います。

取り回しの良さ（全長について）

3点（普通）

短いと思われがちですが、実際の所結構長いです。
実はM4より長いんですよコレ、私も並べてみて驚きました。
ストックが結構長くて、これが構えてみるとちょっと違和感を感じます。
ストックの形状が特殊で、肩に当てる部分が斜めになっており、『肩の上を滑る』様な不思議な感覚を味わう事になるでしょう。
それと、マガジンが下に大きく張り出しているので伏せ撃ちには向きません。

カスタムについて

3点（普通）

外装カスタムはあまり無いですね。
ドラムマガジンも出ていますが、実は純正多弾マガジンと容量がそこまで変わりません。
CAW社が木製パーツや、シカゴ･タイプライターへカスタムするパーツを販売している位ですが、メーカー希望価格で買うと木製パーツだけでトンプソンがもう一丁買えます。
KING ARMS社がシカゴ･タイプライター型を販売していますので、カスタムを検討中の方は此方を買ったほうが良いでしょう。

ゲームでの使用感

3点（普通）

素直な弾道と、G3系列には劣りますが大容量の多弾マガジンで結構ヒットを取れます。
バッテリーもラージバッテリーを搭載できるのでかなり使えます。
但し、マグポーチがあまり出回っていないのが悲しい所です。
私はMP5用のマグポーチを使っていますが、結構キツキツで取り出した後ポーチに入れるのが辛いです。
長いのでダンプポーチにも入れ辛いです。
リロードに時間がかかってしまうのが唯一の弱点、と言った所でしょうか。