ﾍﾋﾞｰﾏｼﾝｶﾞﾝ!ﾛｫｹｪﾄﾗﾝﾁｬｰ!!ｼｬｯｶﾞﾝ!!!

2013年8月12日

♪放て！カートに込めてる弾を　
ベネリさえ置き去りにして
電動など要らない　撃たない
この散弾銃（エモノ）が弾を散らす　
その先に味方も敵も──

はい、もう何でもアリと言いますか形振り構わずと言いますか。

東京マルイ・M870ガスショットガン、買ってしまいました。
本日記のタイトル名にピクリときた方は
早急に手近な捕虜を開放してパンツの中からお好みの火器を取得してください。

本来ショットガン、散弾銃の用途は御存知の通り
「射程と精度よりも面制圧力を最重視」
された設計思想であるため、同時に多数の弾丸を広範囲に撒き散らすのが
その名を表す通りの銃な訳です‥、が。

過去にモデルアップされてきたエアソフトガンのそれらは
どうしてもその機構と思想を正確に反映できず、
何らかの犠牲を孕んだまま世に出されてきたのではないか。
‥と、このマルイ製M870を使い始めてからは
そう感じてしまう程の能力を持ってしまうほどに
既存のショットガンから大きく差を付けた製品です。

例えば最たる特徴の同時発射弾数は
ここ最近で手に入る範囲であるとすればマルゼンのM1100カートショットガン。
これがライブカート式で5発同時発射まで任意で装填できるものです
しかしながらたかがBB弾を5発同時に撃ち出すだけで多くのリソースを割いてしまい
近距離とはいえあまりにも飛距離と威力の無い（ヒット判定に繋がらない）
射撃能力でした。
また、M1100はライブカート式ということもあって動作が非常にリアルなのですが
その排莢されたカートが紛失の原因となることもしばしば。
ユーザーは思い思いのカートキャッチャーを取り付けていました。

東京マルイの3発動時発射ショットガンシリーズはよく飛びよく当たるという
エアソフトガンとしては非常に高水準な性能を持っていますが、
撃ちだされた3発が揃ってまっすぐ飛んでいくというなかなかシュールなシロモノの為
数種類の重量弾をブレンドしてショットシェルに詰めるという方法もとられました。
散弾しなければ散弾銃では無いのですが‥（苦笑）。

その他、マルゼンのCA870やS2Sのショットガンは
形状こそショットガンであるものの実射性能が‥ということもあり、
今回のM870がストックレス・ソウドオフモデルとしてリリースされるとすれば
完全にガスショットガンが今後の標準になるのでしょうか。

実射性能は先にも述べたように非常にショットガンらしい
多弾数同時発射が功を奏し、
現段階ではおそらく最も有用なショットガンかと思われます。
しかし質感は（おそらく一部の人から見れば）オモチャ然としているために
リアル志向のユーザーにはオススメ出来ません。

実射性能他はまた後ほど‥

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