予備弾倉の運搬と装備品の運用について考える

2012年8月15日

サバイバルゲームにおける目標のひとつは
「相手を戦闘不能（ヒット退場）にする」こと。
その為には相手の身体・あるいは装備品等への着弾──
つまり、自身がBB弾を撃ち命中させることが必須になってきます。
その為には相手の人数以上に弾丸を携行しなくてはいけません。

いつも通り前置きが長くなりました。
これは電動ガンのデビュー以前より繰り広げられている
「多弾倉派v.s.ノーマル（リアルカウント）マグ派」という
それこそまさに不毛かつ永遠な論争のテーマに直結しています。
（ところで多弾倉なのか多弾数なのか多弾装なのかで色々表記がありますよね‥）

早い話が、「弾幕はパワーだZE☆」とゲームでの火力を前面に推す多弾倉派と
「ジャラジャラうるさいしマグチェンジだってゲームとしての楽しみだ！」と
シチュエーションを主張するノーマルマグ派といったところで、
両者とも（言い分はあれど）間違っている主張ではないので
譲れないものがあるのではないでしょうか？
自分はどちらでも一長一短があるので気分と体力に合わせていますが‥（逃げ文句）

単純に、1マガジン当たりの装弾数が多い銃であれば
それだけ弾幕を張り続けられる為に有利ではあります。
また、装弾数縛り（500発までとか3マグ限定とか）であれば
マグチェンジの手間がかからない分、装備は軽量になります。
しかし、移動時のマガジン内で弾が跳ねる音や多弾倉マグ特有の
ゼンマイが巻き上がった時などは往々にして不便かつ不快なもので、
「あとちょっと」で音バレしたり巻き上がりが発生して空撃ちになったりと
全部が全部有効ではないかとも思えます。

一方、装弾数は多弾倉のそれの及ばないものの
ほぼ確実な給弾と無音を約束されたノーマルマグは
マガジン携行数さえ増やせば十二分に多弾倉マガジンを補うことができるのも
また事実です。
しかし、このマガジン携行数というのが非常にネックで
AK系列なら600連マグ1本をカバーするのに100連ノーマルマグを6本、
ちょっとしたチェストリグの前列（2本×3列）程度をあっという間に潰してしまいます。
それゆえ、どちらが正しいのかは断言できず、個人のプレイスタイルに依存されるのです。

さて、ノーマルマグを多数運搬する上で必須となるのが
マガジンポーチやそれらを身体に取り付ける為のハーネス（プレキャリ・ベスト等）、
そして物によってはパネル類（太腿へ取り付けるレッグパネルや背面パネル等）。
これらに「いかに効率良く、いかに動作の邪魔にならないよう配置するか」は
これもまた個人の趣味嗜好が分かれるところです。

参考までに、自分の装備品構成を紹介しますと──

上半身はマックジャパンのライトウェイト・アタックハーネス、
下半身はノーブランドのガンベルト。
それぞれ上半身にTMCの7.62mm系列用ダブルマグポーチを左右2つ（計8マグ分）、
下半身には左からマックジャパンのハンドガンポーチ×2・TMCの特小ポーチ・
PANTACのダンプモーチ・BHIのホルスター。
これはAK以外のライフル装備なので、AK使用時にはAK用チェストリグと
下半身のベルトという構成になります。

何故このような構成かといいますと、
上半身はメインアームによってチェストリグであったりハーネスであったりするので
メインアーム用の予備マグを保持させることしかしていません。
その分下半身に色々と集中し、結果このような構成になりました。
仮にメインアームがノーマルマグ縛りであってもSCAR-Hなら90連×8で720発、
M14であっても70連×8で560発。
十分撃ち合えるかと思うのです（そもそも撃ち切る前に死亡しますが）。

サイドアームのハンドガンに至っては予備マグに4本は過剰なほどで、
どんな戦況になったら25連×4マグの100発も撃ちあうのかと（苦笑）。
ハンドガン戦なら上半身のハーネスは不要ですから相当身軽になれます。

多弾倉マグでは弾幕戦の膠着状態になる場面でも、
いっそ「どーせ撃ち合いになったら火力負けするからガンガン押すぜ！」と
早々に新しいマグに切り替えて突貫することもしばしば。
個人として戦果は上げられませんが、それを合図に味方が一気に攻め始めれば
それはそれで面白いんじゃあないかな、と思うのです。

え？僕は友達（味方）が少ない？
そんなどこかのラノベみたいなコトは言わないで下さい。
そういう自虐は自分一人でいいんです、ええ。

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