これからの標準仕様？

2011年10月17日

レビューした装備

G36C

東京マルイ

ここ数年では次世代電動ガンや海外製電動ガンの登場で
一気に市場の空気が変わってしまった電動ガン界隈。
「初心者にお勧めは？」とか「どれを買ったらいいの？」とか
選べる選択肢は多い方が良いです。

しかし何事にも「基準点」は必要なわけで、
これまでは大体がマルイの従来型（便宜上）M4A1がその立場でした。
「M4A1と比べて○○」とか「M4A1より××」とか。
そのM4A1だっていい加減に設計は古いもので、最近の電動ガンと比較するのは
少々酷ではないか？とも思えるわけでして。
それではM4A1のポジションに取って代われる電動ガンとなると、
このG36Cではないでしょうか？

まず装弾数。
M4A1では300連だったのが470連と1.5倍の容量。
加えてマガジンを連結させることが出来るので持ち運びも多少の融通が利く。
次にバッテリー。
両者共にミニバッテリーではあるけれど、バッテリー交換の手間を考えると
G36Cの方がやや交換しやすい。
また、M4A1にRISを設けようとするとバッテリーの場所が外付けやストック内収納といった
相応の加工が必要になる。
これに対しG36では既にレールが設けられているので拡張性を考えても
M4A1よりも優位だと考えられる。
ストック交換やフロント周りのパーツも豊富なので、フルサイズのG36EVやMG36、
やろうと思えばSL-9といったスナイパーモデルにまでなれる。

外装部品や内部カスタム部品は各々潤沢に流通している為に
甲乙つけがたいとなると、M4A1がG36Cに勝る部分を探すほうが難しくなってしまう。
もちろんG36シリーズで真っ向からM4A1と勝負させるにはG36Kがあるものの、
あれは次世代電動ガンなのでちょっと別次元。

価格帯も同等なので、やはりG36Cあたりが「これからの基準」ではなかろうか。
──個人的にはあまり好みでは無いのですが（笑）

このG36CをベースとしてUMAREXのG36EVとニコイチし
マルイG36EVにした輩が身内におりまして、それはそれは結構な戦果をあげています。
ちなみに彼はSRCのXM8も愛用しており、重度のG36系フェチなようですが‥

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