先日参戦してきて、初参加ながら好成績を残せた理由と、上達のため今後のやり方を考えてみる。

まず、私がなぜヒットを取れたのか?から考えてみる。
当初、私はヒットを取れる物とは考えず、楽しむことに専念しようと考えていました。まして最初は装備テストという理由で味方チームには5人の初心者が固まっている状況。素人目に見れば、勝ち目はないんじゃないか?と思います。
しかし、そうはいっても何もできずに撃たれて終わるのは趣味じゃありません。

1戦目は何もできないまま撃たれて終わりました。
しかし、隠れていると思っていたときに、横から撃たれたんだから面白くありません。
このとき、もっと走り回ってフィールドを理解しよう、という頭に切り換えました。

2戦目、3戦目と撃てないゲームは続きます。
前にばかり集中していると後ろから撃たれたり、お互いに居る事が分かってしまうと膠着してしまったり、決して面白い展開にはなりません。
かといって、先に発見しても撃った弾が外れれば、発砲音でこちらの存在を悟られてしまいます。

このとき、私にとっては非常に参考になる体験をしました。
先に発見した相手が隠れたと思われたところに集中していたところ、その相手は横から撃ってきたのです。
おそらく、というか間違いなくこちらが遮蔽物に隠れた所を見計らって、視界の裏を突いて移動したのでしょう。
これが私の以降の戦い方に大きな影響を及ぼします。

この時点で分かったことは二つ。
①地形を把握し活用しなければ相手には対抗できない。
②理想はファーストルック・ファーストキル。そのためには無駄弾を使わず、確実に仕留められるタイミング・着弾位置を考える。

で、ここでその「タイミング」についてもう少し理論的に・・・
人間の反応速度は一般的に0.2秒、限界値でも0.1秒強といわれています。
仮に0.2秒としたうえで、この時間内に秒速90mで発射した弾が届くのは18m。つまり全く気づかれずに撃ったと仮定しても、何も反応できずに着弾するのは20m以内で、かつ正確に狙えていた場合のみとなるわけです。(しかも音速や空気抵抗は無視している)
なので、実際に交戦して狙って当てられる距離となればせいぜい15m以内がいいところでしょう。

と、ここまではよくある話ですが、これではある要素が抜け落ちています。
それは「相手の行動」です。
出ようとしていたときと隠れようとしていたときでは、反応可能な速度は大きく異なります。
元々隠れようとしていたなら0.2秒に限りなく近い早さで隠れるでしょうし、頭や体を出そうとしたときに撃たれた場合、それを理解して体を引っ込めるまでには0.2秒以上かかることになります。体や装備には重さがありますから、余計に時間はかかりがちです。

それを考慮した上で考えるなら、「相手が動き出す瞬間を狙う」のが一番効率的になるわけです。

初ヒットを取れたのはこれに気づいてからの事です。おかげで撃ち合いを制することすらできましたが、まだ「上手い」と言うには足りません。

なぜなら、お互い位置が分かった上での撃ち合いになったら、もうそこから抜け出す手段は完璧な隠密行動で退避するか、相手を倒すかしかありません。
相手がいることが分かっているのなら完璧な隠密行動など不可能ですから、事実上一択。派手な撃ち合いは成功率や弾の消費から見ても利口な選択ではありませんよね。(ただ、楽しいんですが・・・)

さて、ここに気づいた私はより効率的に隠れることを考え出します。
緑の強いBeryozkaを着ている私はバリケードよりも草むらや竹藪に隠れた方がより効率的。

と、考え大外から来る敵を待ち伏せしてアンブッシュしてたら、そのルートに誰も来ないまま終わりやんの(´・ω・`)

面白くないので山側を主体に適当に隠れながら侵攻。この頃から生き残る率が一気に上がりました。

その後、視認した敵を自分なりの撃ち方で倒しつつ、キルを増やす。
装弾40発以下、実質リアカン(そして予備マグなし)のガスブロAKMでも2キルしているので、方法論としては間違ってない気がします。

で、この日の終了までに学んだやり方は・・・
①ファーストルック・ファーストキル。注意力を切らさない。
②隠れるのと侵攻のバランスは大事。隠れてても戦えなきゃ無意味。
③走るなら走る。隠れるなら隠れる。思い切りが重要。

回転の速いゲームが多かったおかげか、一日でかなりの事を学べました。
田舎暮らしで身体能力に自信があるとはいえ、ここまでの結果を出すことができたのは正直かなりラッキーだと思います。
次回以降は、ここからいかにしてフラッグに辿り着くかを考えながら進もうと思います。

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