メインアーム: タネガシマ
【画像準備中:動画掲載済】全てに良し(Ver1.1)
レビューした装備
総合評価
<構えて良し>
<撃って良し>
<込めて良し>
正に至高の逸品。
インテリアとして部屋に飾るのもいいですが、この銃はゲームで使い込んでこそ真価を発揮します。
それは一つの工芸品
1300mmを超える全長の内、そのほとんどを占める木製ストック。
箱出しには整えられたブナ材にほんのりと薄く、かつ均一にオイルが塗られており色も鮮やか。
そこへ削り出しで加工された真鍮製の各部品が鈍く、しかし煌びやかに光っており、工芸品として展示しても全く遜色のないものとなっております。
即「一級品」戦力
驚くべきはその射撃性能。
箱出しでの初速は0.2g弾で概ね93m/s(0.25g弾適正HOP適用時)。しかし初速もさることながら、飛距離はなんと0.25g弾使用時で50mまでフラットに飛ぶ。恐らくはHOP機構に秘密があるのでしょう(当方、メカニック技術無し&怖くて弄れません)。
メーカー出荷時の段階で既に0.25g弾使用に合わせて調整されているので、文字通り「箱出し」のまま即ゲームへ投入できます。
操作方法と射撃感
構造はごく一般的なエアーコッキング。
銃の下に隠れてあるレバーを手動で起こし、ボルトアクションと同様にコッキング(戻すのも手動)。
そして火ばさみを起こすことで準備が完了。後は引き金を引けば弾が発射される。これはフリントロックピストルやカービンと似た機構ですね。射撃音自体は「ボスッ」と低くくぐもった音。印象としてはVSR-10のサイレンサー仕様に似ている。
そして火ばさみが「カチン」と落ちる金属音。決して耳障りになることも無く、昔ながらの「和」を感じさせてくれる気持ちのいい音は正に「耳のごちそう」。なお、この火ばさみのアクションは状況に応じて一時的にオミットすることも可能。
この火ばさみを浮かしている状態を維持していれば、レバーアクション動作のみでの射撃も可能です。手っ取り早いのは、火縄の先端を結んで火皿との間に挟むだけ。
たまらない遊び心
本体の他、オプションとして「火縄」が同梱。
実際の火縄なのかどうかは現物を見たことが無いので不明ですが、ちゃんとした「縄」ではあるので質感はバッチリ。メーカー曰く、引火すれば燃えるようです。また火ばさみのアクションは弾を発射せずともハンドガンのハンマーのように独立して稼動しますので、何度も「耳のごちそう」を堪能することが出来ます。
泣き所・弱点
ゲームで使用を重ねていくと、さすがにいくつかの弱点が見えてきました。
1.止めピンのズレ及び紛失。
⇒銃のストックとアッパーレシーバー?を保持してある真鍮製の輪っかですが、これはピンが穴に挿してあるだけで固定がされておりません。
そのため、出荷時に塗ってあるオイルが乾燥していき摩擦が弱くなってくるとピンが外れてしまいます。対策としては、定期的に「ネジロック剤」を上に重ねて固定させること。
特にここは銃の分解をするためには必ず外さなければならない部品なので、接着剤での使用は厳禁。
しかもネジロック剤もゲームで使用すると段々剥がれてくるので、定期的にチェックが必要です。それでも万が一紛失してしまった場合、仮止め用として「つまようじ」が概ね綺麗に入りますので、適度な長さに折ってネジロック剤を塗布すれば多少はなんとかなるかもしれません。
2.火ばさみアクションパーツの緩み
⇒火ばさみアクションの機関部にあるネジが緩く、使用を重ねていくと緩んでいき取れてしまい、場合によっては本体から外へ出てしまい紛失してしまいます。
射撃とは別のアクションになるのでゲームでの使用自体は特に影響ありませんが、やはり火ばさみのアクションがあると雰囲気は大きく違ってきます。対策は今のところ無し。火ばさみアクションが機能しなくなったら、その度に使用を控え、分解してパーツを付け直すくらいしかありません。ぁぁ、私も早くパーツを頼まなければ(←パーツを無くしてしまった人)。
3.意外とチープなアイアンサイト
⇒密かに、フロントサイトとリアサイトが両方とも「両面テープか接着剤のようなもの」で止めてあるだけです。
そのため、何かの拍子でそれらがフッ飛ぶ可能性があります(←リアサイトを無くした人)。対策は無し。無くなった方から順次パーツを取り寄せましょう。
カスタムについて
「レールを付けてスコープを・・・」
「アウターの先端を切って短筒に・・・」
「バイポッドを付けて狙撃仕様に・・・」
「頬付けのためにストックを・・・」そんなことが出来るのはKTWの社長くらいしかいませんて。勿体無い。
ゲームでの使用感
精度がいいのでつい「狙撃」として使用したくなりますが・・・意外とストックレスなので使い込んでいくと取り回しが効きます。重量も2kg超と軽いですし。
スコープの取り付けも難しいので、遠距離でチマチマ撃つより、大胆に前線で動き回ったほうが面白いです。
特に「リアカン」として遊ぶと面白さは無限大。
「一撃必殺」を否応無く求められるので、純粋に個人の戦闘力が試されます。
また、これでヒットを取れたときの快感は他の銃の何よりも超え難いものがあります。但しこの手法で遊ぶには相手もそれなりに同等のレギュレーションじゃなければ到底不可能なので、以下の条件の時が好ましいです。
・純粋なリアカンルール
・ブッシュや複雑な構造物の多い、「立ち回り」が出来るフィールド
・クリーンな参加者
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コメント 3
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アパム
私も欲しいのですが、価格が若干ネックですね・・・
あと、普通のコッキング式というのがちょっと・・・
フリントロックが撃鉄起こしでコッキングという凝った機構だったのでちょっと残念でした。
見た目はほんとに素晴らしいですよね。
いつかは必ず・・・
★伊達
タネガシマってほかにサバゲで使ってる人っているんですか?
コバ吉
※ヴィレッジ1レギュレーション(http://www.village-one.org/v1-Rule.html)より引用※
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フィールド内での予備弾の弾詰め/外部ソース/高圧ガス禁止
※特に必要な銃に関しては事前にご相談下さい、例えば火縄銃式のガス詰め&弾込め銃などwwwww
・第三者侵入時、即ゲーム中断
・ゾンビ行為禁止
・ゴーグル着用(フルフェイス推奨)
・レーザー、刃物形状物禁止
・暴言禁止
(問題が生じた場合は、スタッフを通して下さい)
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( ゜д゜)
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