東京FMが聞こえる頃には旭が昇る

2012年10月6日

遠い地平線が消えて、ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。
満天の星をいただく、はてしない光の海をゆたかに流れゆく風に心を開けば、
きらめく星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂の、なんと饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も瞼に浮かんでまいります。

関東にサバゲをしに行く時，私の車内はこのナレーションから始まります
機長のナレーションと音楽を愉しみ，私の心は遥か雲海の上を翔ぶ中島飛行機の如くに・・・

私の手元にある得物のカテゴリでは，なぜか大きいものは『狙撃』しか頭にない物なのです
なぜ，そうなったのか・・・？
思い起こせば今から・・・ちょっと昔の事です
あの頃は，ペルシャ湾が戦火に染まりチョコチップ色の迷彩服が物珍しい頃
電動ガンが出始めて，電動ガンを持つのが変態装備の代表格だった頃。
私はコンビニでアルバイトをして，バイトが終わるとゴルゴを読みふけり…
その頃の映画に，邦題が素敵な『山猫は眠らない』がありました

トム親父のM40いいな～とか思ったり
ビリー兄さんのG3もいいな～と思ったり
アサヒのM40欲しかったです・・・高くて手が出ませんでした
マルイのPSG-１は第一ロットを予約購入しました・・・まだ持っています

結局そんな感じで，スコープを覗く得物が大好きなわけです
もっともその頃はダットサイト自体イイ物が安く手に入りませんでしたので

で，私が復活してからのサバゲでは，狙撃手は要らないなんて言われていたりですが
そうなのか・・・と思い，矢張り「スコープを覗いて，長物で」という好みから，そういう物をもっていますが・・・

思うに
狙撃手を，他の何かに例えるのなら
潜水艦だと思うようになりました。

狙撃手は，相手に見つけられたら負け
狙撃手は，見方に見つけられても負け
狙撃手は，音を立ててはいけない
狙撃手は，単独行動が基本
かと言って，絶大的なアドバンテージがある訳ではない。
こんな感じでしょうか

夜間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは
遠ざかるにつれ次第に星のまたたきと区別がつかなくなります
お送りしております、この音楽も美しく、あなたの夢に、溶け込んでいきますように