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ここまできたら、もうチョイです。

5.エアスイッチ部の外し方(前回からの続き)
  気を持たせたようですが外し方は簡単なのに、コツがつかめるまで苦労するでしょう。

  フィードトレイ部を後方から持ち上げ、ボルトグループをできるだけ前進させます。
  このときに本体内でガタガタするようになります。
  本体の上下をひっくり返し、ボルトを下(本来の上方向)にいるようにして、
  エアスイッチ部を後方から前方に5mmくらい押します。
  するとL字フレームも前進し、雪だるま型の穴の大きいほうがロック部に来ます。
  少しずつかみ合わせをみながら、エアスイッチ部を上下やいろいろな方向にずらすと、
  カミあわせが外れて下(本来の上方向)にL字フレーム前端が外れてくるので、
  後ろ方向に抜き出します。
  オリジナルではドライビングスプリングは強力なのが入っているので、
  飛び出ないように注意が必要です。

6.ドライビングスプリングとボルトグループの取り外し
  何の苦労も無く、フレーム後ろ方向に取り出せます。

  ここまででこのようになります。
  ドライビングスプリングはテンション調整中のため、セパレートになってます。

7.ボルト部の分解

  ボルトキャリアの下にベースがくっついていて、オリジナルでは真鍮製ですが、
  この画像では私が自作したABS樹脂で作ったものが装着されてます。
  ネジ4本を外せば取れます。ボルトの取出しには外さなくても可です。

  ボルトベースのオリジナルの金属部品との比較。
  詳細は「調整編」で後述。
  ボルトは180度回転させると、ボルトキャリアから前方に抜き出せます。

  ここまででこんな感じです。
  ボルト部はまさに心臓部なので、むやみに分解すべきではないため、
  これ以上は分解しませんが、シャフトの六角ネジを外せばさらにばらせます。
  ただし、組み立て時にはネジの締め加減や位置などに細心の注意が必要です。

以上が分解方法ですが、私のM60は調整の試行錯誤の過程で、
ボルトの組み方なども少し変更しました。
以下のような状況で安定しなかったからです。

・ドライビングスプリング硬すぎで燃費が悪い
・空撃ちは元気が良いのに、弾を発射するとサイクル・パワーが非常に不安定
 (ババッバシューンバッバッシューン、って感じ)
 以前ご紹介したサイクル・パワーは調整途中で、まだ不安定なままでした。

ほかの人のブログ等でもM60の気難しさは感じられましたが、
悩むこと2週間、ほぼ解決できましたので、「調整編」でご紹介したいと思います。
調整で本当に悩んでいる人は多いと思います、、、って何人持ってるのかな?

一応、現状はグリーンガスレギュレータ 4.5mpaで、
 550発/分 or 680発/分:バッファーヨークでワンタッチ切り替え可能
 初速:0.2g  初弾=75m/sec プラスマイナス2m以内(6回計測)
    (2発目以降は寒さで気化が追いつかず低下していき、
     10発以降50発くらいまでは平均65mくらい)
でおちついてます。

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コメント 2

これ以上ありません。

todosan

todosan

こんばんわw

流石GBBに慣れているようで、的確に調整が進んでいるようですね!
電動ガンに負けないGBBM60がんばってください!!
陰ながら応援しています。

でわでわw

追伸
部品の自作できるなんてすごいです。

TIIDA77

TIIDA77

todosan様
部品の自作といっても、
本当はちゃんと作ってもらったほうがいいのですが、
単にお金をかけることができないので、「やむなく」って感じです。
構造・負荷を良く考えて、強度的にいけるか、
どれだけ形状を省略して簡単にできるか、
と言うようなことを数日間考えてやってみます。
(その期間が一番楽しいかも。。。)
アインシュタインも言ってるように、十分な思考実験は重要ですね。
MG42のボルトキャリア自作よりは楽でした。

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