メインアーム: M249 MINIMI スタンダード
GBB M60(INOKATSU・エスコート・TOP)調整編(3:ボルト関連その2)
前回メインシャフトとボルトにスプリングによるテンションをかけましたが、
そもそも構造上、ボルトがボルトキャリアと分かれて動くことに意味があるのか、
とても疑問です。動作上分かれていなくても良い様に思えます。
この部分にこれ見よがしな小さな穴が2つあったので、
イモネジをねじ込んでボルトをボルトキャリアに固定するようにしてみました。
固定しない場合と比較すると以下のような結果でした。
・初速=変わらず
・毎分発射速度=少し向上しました。
・必要なボルト後退量が少なくてすむ
=ガスの消費量が少なく、後退モーメントが大きいうちに必要な後退量が確保できる
=後方にぶち当たる力が大きい
・回転の安定性=向上しました
と、良いことだらけでデメリットが無いようなので、このまま固定とします。
これで以前紹介したバッファーヨークとの組み合わせでかなり快調になります。
実際にBB弾を装填しての連射時に作動が不安定になることは解消されました。
ここまでやってきて、ボルト全体の重量が590gと言うのはどうなの?
と言う疑問がわきます。
オリジナルとの比較です。
このボルトキャリアベースだけでも150gほどあります。
気になる人は私のようにABSで自作してもいいでしょう。
10gくらいで作れますから軽くなります。
ただし、ASCSユニットはボルトの重量や、バッファーヨークによる動作ストローク、
リコイルスプリング(ドライビングスプリング)のテンション等のトータルバランスが、
ガス消費量や初速を含めた作動全体に影響を与えます。
(さらには前回ボルト後部に追加したスプリングのテンションも。。。)
失敗すると、とても快調にブローバック回転しているように見えても、
初速が10~30m/secなんてこともありました。
これらを組み合わせたいろいろなカスタムレシピを試した上で、
自分の理想に合うセッティングを見つける必要があります。
ここまででボルト関連のメインのカスタマイズは終わりです。
実際にやることは少なく、プラパイプと適当なスプリングを見つければすぐできます。
試行錯誤でベストバランスを見つけることがもっとも大変です。
しかし、快調作動のためには周辺でもう少し面倒を見てやる必要もあります。
ボルト周辺に続く。。。
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コメント 2
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todosan
お早うございますその2w
トータルバランスの調整はやっかいですね><
それをやってのける貴殿は流石でございます。
手間のかかるエアガンほど愛おしいですからねw
がんばってください
でわでわw
追伸
ここまでいじってるの見ると完成稼動品じゃなくて分解組み立て調整キットみたいですねw
TIIDA77
todosan様
いろんな組み合わせの仕様と結果を覚えきれないので、
テスト記録つけなきゃダメかな、くらいの勢いです。(ーー;)
GBBの場合、一般流通しているメーカー製じゃないものは、
充分なテストや練り込みがなされていないので、おっしゃられる通り、
「分解組み立て調整キット」だと思いこまないとやってられないです。
だからこそ、それが動いた時の満足感もひとしおです。
変態の域に近いと自分で思いますが、
仕事でも「地雷原の上でタップダンスを踊りに行くヤツ」
と言われたことが有ります。