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右手中指の指先に負った小さな傷から菌が入ったらしく、
指先が化膿してきて痛くて曲がりにくくなってしまいました。
年とともに生物として弱くなってきたことを実感してます。

ボルトの調整が終わったらその周りです。
バッファーヨークでメインスプリング(ドライビングスプリング)の後端を決めたら、
そのバッファーヨーク自体が上にずれたりしないように、突起を付けてずれ止めします。
上方向へのスプリングのヨジレは、フレームで押さえられてあまりありませんが、
下方向へはたまにヨジレます。
そこで付けたいのがコレ。

L字型フレームの上にABS板を、4mmくらいの厚さで接着
もちろんボルトの後退時に邪魔にならないよう注意を払い、
スプリングの圧縮時に引っかからないよう前を斜めにカット。
これでさっきのバッファーヨークとあわせて、圧縮時のメインスプリングのヨジレは、
最小限にできます。
あとは直接の作動には関係ありませんが、
「コッキングハンドルで初弾をチャンバーに送り込む」
これはガスブロであればぜひやりたいところ。
ところが後退量が不足しているのでオリジナルのままではできません。
そこでコッキングピースにABS板で小さなパーツを作って接着し、
もう少し後退するようにします。

最初はいいのですが、やはりお手軽な方法では持たず、
すぐはがれ落ちてしまいます。
仕方ないので、コッキングピース自体を作ります。
形状は厚みのある板状のものなので、ABS板の積層で製作。
力がかかっても崩壊しないよう、小ネジで補強して装着。
見えにくいですが、

給弾口はノズルが後ろから来て閉まってます。
コレを引くと、

完全にノズルが後退してオープン状態になります。
コレくらいはもともと設計でやっといて、と思うのですが、
M60のガスブロが存在するだけで感謝すべきでしょう。

後はボルト内のメインシャフト周り等、
機密性を要するところに注油を怠らないようにすべきでしょう。
バイポッドを使用した際に作動が不安定になるのは、

このネジの締め加減が強く影響します。
閉めすぎてもいけないので、調子を見ながら締めていきましょう。
この辺の調整は、実銃のM2HMGやM1919等のブローニング系MGにおける、
頭部間隙の調整を思い出させてくれます。
手入れをしていたときは、実戦でこんなことやってられるかぁっ!と思ってましたが、
MG34やMG42のバレル交換がなぜ偉大なのか、実感させられます。

と言うことで次回はガスブロ M60調整最終回、
バレルを電動用に交換とマガジン作成編です。

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コメント 3

これ以上ありません。

todosan

todosan

調整ご苦労様です。
順調のようで何よりですが・・・・・

怪我には気をつけてくださいよ!
指先は腫れると大変ですから・・・・
ちなみに水仕事の多い当方は寝る前に手にメンターム塗ってます。
でわでわw


追伸
いつまで続くのこの強風><

アネクドート

アネクドート

こんにちは。

自作パーツや加減を必要とする場所が多いですね。
次々に改良のアイディアが出るのがすごいです。

お怪我には御気をつけを。
早く治ると良いですね。

TIIDA77

TIIDA77

todosan様
有難うございます。
子供に触られてもマジ怒りするくらい痛かったので、
キーボード打てないのは辛かったです。
昨日夕方ピザ受け取りに行こうとしたら、車がまさかのバッテリー切れ。
寒風の中自転車で頑張りました。こちらも結構風強かったです。
ちなみにピザは歩道橋の階段で、中身グチャグチャになりました。

アネクドート様
有難うございます。
我ながら、こーゆーのを考えるのが好きなんでしょうね。
指先はやっと今朝、赤紫から黄色くなったので、
針で穴をあけてウミを出しました。
今はキーボード打てるくらいまで痛みが引いてます。

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