【給弾不良＆集弾不良】M4/M16系弾が出ない病（ついでに命中精度悪い病

レビューした装備

M4A1 カービン

ウエスタンアームズ

総合評価

3点（普通）

チェック1：症状

3点（普通）

以前はまぁまぁちゃんと撃ててました。だんだんと調子が悪くなって、
今では給弾する時もあるが、次の弾はチャンバーに送られません。
ボルトは勢い良く前進してます。
たまに出た弾は5ｍくらいで、ハンドガンを片手で適当に撃った時並みに散らばる。

チェック２：ボルトを疑う

3点（普通）

誰でも最初に考えると思いますが、私も真っ先にボルト前面をチェック。
ざっと見ただけでは異常が無いようです。

チェック３：マガジン（リップ等）を疑う

3点（普通）

最も疑ったのがこれ。
メインで使っているAW製マガジンのリップは、上から装弾しやすいように電動ヤスリでゴリゴリ広げたもの。
これで位置がずれたか、もしくはマガジンの装着位置が悪いのか?
リップを10個も買い替え？と青くなりましたが、心配は無用でした。
結果としては純正と比べてもそんなに違いは有りませんでした。
何より純正マガジンでも症状は変わりません。

チェック４：ロアフレームを疑う

3点（普通）

純正じゃないから、とマガジンキャッチのかかる位置を疑いましたが、
組みあわせをいろいろと確認しても、これも結果としては問題ありませんでした。

チェック５：ボルトを疑う２

3点（普通）

何事も初心に帰ることは重要です。
老眼で見落としていたことは無いか、再確認。
すると、有りました！
ボルト前面のガス放出口のすぐ下に有る、
マガジンからチャンバーへ弾を押し出す四角い断面の左下が、
約0.5ｍｍ弱くらい角が三角錐型に欠けてました。
強くしていたメインスプリングのせいなのかはわかりませんが、
これで複列給弾の片側の送弾が空振りしていたわけです。
断面が変色せず黒一色でわかりにくく老眼では見落としていたわけです。

チェック６：修復

3点（普通）

「原因がわかりゃ簡単だね」とばかりにプラリペアを盛って修復開始。
有る程度乾いてから整形しようとしてカッターを当てたら、
プラリペアで盛った部分がすっぽり脱落。くっつかない材質だったわけです。
抜け落ちた分を瞬間接着剤でくっつけようとしてもダメ。
割と広範囲をカバーするものなのですがくっつきません。
私のボルトは社外品ぽいので、純正だったらどうなんだろうと思いつつ、
買いなおすには一式5000円超は今の私には無理な出費。
四角い断面が戻るようにカッターで先端をカット。
微妙に不安が残りますが、とりあえず治って撃てるようになりました。
午前三時ではこれ以上の気力が有りませぬ。

チェック７：反省＿|⌒|○　と喜び

3点（普通）

しばらく撃ってたら急にブローバックのスピードがダウン。
なんだぁ？とボルトを見ると、不安が的中。
送弾用の突起部分を短くしたため、弾をチャンバーに押し上げるときに、
ボルト前面のガス放出口を、弾が下から押し上げて変形させてしまい、
負圧化した弁の動作が引っ掛かってしまっていたものでした。
やはりいい加減はいけません、と反省。
マルイのＧＢＢの様に下を削り取り、応急処置。
とりあえず動きますが、やはり純正品を買い直す必要が有るようです。
集弾性不良はアウターバレルが締め付け不足でほんの少しガタが有ったためでした。
妥協はいけません。
どれくらいかというと、バレルリングのガスチューブの入る凹凸の0.5個分。
16系用専用工具で締めても凹凸が都合よく穴に合ってくれません。
プラハンマーで少しドツキます。やりすぎると取り返しがつかないので、
慎重に1ドツキごとに確認。ようやく合うと少しのガタもありません。
フレーム内部のガスチューブ後端が紙一重沈んでいたのが、
完全に面一になりました。
精度は？　素晴らしいです。5～6ｍの室内レンジで、
自分で作った直径1.5ｃｍくらいの紙人形の頭にクロスヘアーを合わせると、
ほぼその通りにあたって吹っ飛びます。
う～ん、ゴルゴ13の気分満喫で良いです。
室外の遠距離で散ることになっても後悔はしません。