気分爽快！楽しいガスブロ

レビューした装備

MP7A1

東京マルイ

総合評価

5点（とても良い）

見た目や質感について

5点（とても良い）

タンカラーは、ご存知の通り成型色をタンにしたのみです。
ややプラスチッキーではありますが、全体的シルエットの密度感が高くてかっこいいと思います。
タンカラーについては好みが別れると思いますが、好きな方は買って損なしだと思います。

初速や集弾性について

5点（とても良い）

初速については以下の通りでした。
気温約25度 室内 蛍光灯による照明下

使用パワーソース 東京マルイフロン134
弾 ギャロップ0.2g
弾速計 XCORTECH製X3200

マガジンにガス注入直後
77〜79毎秒
マガジンにガス注入後人肌程度まで加温
81〜83毎秒

他のガスブロの長モノのスペックが分からないため比べようがありませんが、十分サバゲーで使用できる内容だと感じます。
集弾性については基準を設けて計測していません。
30メートル先の空き缶サイズであれば5発に2発は命中する感じでした。極端に散ることはありませんでしたので、優秀な集弾性能だと思います。

射程については、30メートルまでが最大と考えます。ホップアップの調整次第では40メートル超までもちろん飛びますが、あきらかな山なり弾道となってしまうと思います。
実際サバゲーで使用する場合は、普段次世代電動ガンをお使いの方でしたらもう5〜10メートルは接近して射撃する必要はあると思います。
コンパクトさを活かして前進し、確実に命中させるという楽しみがあると思います。

剛性について

4点（良い）

フォアグリップ、ストックについてはやや不安を感じます。しかし、もともとそういうデザインですのでやむなし。
使用上の不安は全くありませんし、折れたり破損したりという心配はありませんでした。サバゲーでガンガン使えています。

持ち運びやすさ（重さについて）

5点（とても良い）

小型ですが、それなりに重量感があります。
比較的小さなデイバッグにも入りますので、持ち運びは非常に良いと思います。
マガジンはガスブロ特有の重量がありますので重いですが…

取り回しの良さ（全長について）

5点（とても良い）

インドア、アウトドア、場所を問わず最高の取り回しだと思います。
射撃の際も、重いマガジンのせいか重心位置がグリップ付近のためとても安定しています。
サイズも丁度良く、左右のスイッチもしやすいと感じました。
入り組んだインドア、CQBエリア、ブッシュの中、どんな状況でもアドバンテージを感じられると思います。

カスタムについて

5点（とても良い）

レイルに過不足なく、必要な物を搭載できる、という点で評価5です。
内部カスタムについては、先にレヴューを書いていらっしゃる皆様と同意見で、イジる必要を感じません。
というより、何かをイジるとバランスを崩しそうなので、よっぽどの不都合か好みがなければカスタムする必要がないと思います。
カスタムするのが趣味、というのであれば話は違うと思いますが。

ゲームでの使用感

5点（とても良い）

セミ、フル、どちらのキレも最高です。
特にフルオート射撃時は大迫力のブローバックを味わうことができます。
マガジンを少し温めていればフルオートの射撃もなんら問題ないと思いました。
ただ、トリガーを引きっぱなしにすると、さすがに後半は厳しく感じます。
三発程度で指切りバースト射撃であれば、初弾からホールドオープンまで爽快な撃ち味だと思います。

しかし、問題点というか持病が一つ。チャージングハンドルを引いて初弾を込める際、ボルトの閉鎖不良が頻繁に起こります。
弾がチャンバー横の隙間に入り込んでしまうようです。
ゲーム開始前には、ゆとりを持って丁寧にチャージングハンドルを引いておくことをお勧めします。
ボルトリリース、マガジンキャッチ等、他のギミックについてはまるで問題なく動作しますので、夏場のサバゲーのお供には最適な一丁と感じました。