IMG_0002.JPG

最近はVFC以外でもクライタックのカスタムも増えてきました。
今回の依頼者はシューター系のゲーマーさんです。前に作ったDSG&FCU鬼フェザータッチカスタムの銃を試射した人でDSGギアをノーマルギアに替えて作ってできるだけセミのキレを良くして欲しいとの事、、。
なんでセミのキレに特化した(それでも飛距離は60mは飛ぶし命中精度も良いですよ)カスタムをクライタック SDPに施しました。
今回はライトカスタムしたネオジウム系モーター(特性はサマコバモーターを強力にした性能です)にジェフトロンFCUとトリガースプリングを新たに作って搭載(フェザータッチ)、最後にトリガーストロークをセレクターレバーを変えると二種類選べるように作りました。

トリガーのポジションを変えると0.2mmと2mmの二種類のトリガーストロークを瞬時に選べる機構を付けました(この機構の紹介動画はまた撮ります)。セレクターレバーがセーフティーポジションだとトリガーストロークが0.2mmでセミポジションだと2mm、フルオートポジションだとフルオートになるようにしましたので好みに応じて使い分けが可能です!(なんでセーフティーが効かないので別に電源スイッチを付けました、、物理的にFCUに電気が行かなくなるのでFCUが壊れても瞬時に暴走を止めることができます)。
完成して試射するとほんの少しDSG仕様の物よりもセミの反応が遅いですがトリガーに触れたら即BB弾発射なんでセミ戦の撃ち合いに強い銃が出来たと思います。この銃で依頼者はUABという大会に出るそうです!
後はこれと言って書くこともないので高級中華のクライタックガンの良いところでも解説しようかなと思います。

電動ガン工房 光線銃
HP https://yamagyo1.wixsite.com/yamagyo1

IMG_0005.JPG

まずはメカボックスです。
首割れ防止加工に8mmベアリング軸受にセクターとラックギアの噛み合いをチェックできる小窓が空いています、、、AOE調整に役に立ちますね!
強度はVFCに次いで良いかと思います。精度も高くてアローダイナミックとAPSのシルバーエッジメカボと同等の性能かと思います。QDスプリング機構ついてるんで様々な高負荷カスタムも組易いですね。特に個人的にはメカボの後方のスプリングガイドを受け止めるところが変な穴も空いていないのでシルバーエッジメカボよりも丈夫だと思います。シルバーエッジメカボはメカボのおケツが先に割れるんで(経験者談)、、、。

IMG_0006.JPG

アンビ機構です。一番クライタックのアンビ機構が良い設計だと思います。耐久性、作動性も良好で他のメーカーのアンビ機構もみんなクライタックを真似して欲しい位です。実際に他のメーカーのアンビ機構は曲者が多いのでカスタムする自分は苦労します。

IMG_0007_(2).JPG

中身です。ギアはとっても良いです。多分、焼結金属ではなくてCNC削り出しだと思います。G&G製の電動ガンもそうですがクライタックとG&GはCNCギアで自分の宇宙銃にはG&G製のスパーギアは入ってますが壊れる気配がないですからこのクライタックギアも丈夫だと思います。
グリスはマルイに近いグリスで品質も良いです。G&G製はセラグリスみたいな白いグリスですね、、、。中華では品質が良いグリスが塗られているのがこの二社でして断トツのクオリティーです!、、、グリスはとても重要なファクターで箱出しで使うには品質が良いに越したことがないと思います。
FETも専用設計のメカボなのでちゃんとスペースファクターも確保されていますので故障も少ないと思われます。多分ですがセレクタープレートをセーフティーに入れると物理的にFETへの電源供給がカットされる機構が付いていると思います。

IMG_0005_(1).JPG

地味にここのパーツも良いです。コスト掛かってますね。モータータワーと配線がぶつからないようになってます。ショートの可能性もゼロですね!、、、レトロアームズのメカボみたいです。

IMG_0008.JPG

ハーフティースのピストンです。ラックギアのサイドに補強がしてあります、、、が結構損傷してますね、、、。スプリングは強くないので結構材質的に弱いピストンなのかもしれませんね、、、。まあどうせフルティースピストンに交換するので関係ないですが、、。

IMG_0007_(1).JPG

画像のピンセットで差したところにクライタック独自のボルトロック機構が付いていましたがFCUを取り付けるのに邪魔なのでオミットしました。ボルトロック機構はこれも良い設計で他のメーカーみたいに直ぐにロックが掛からなくなったり、最初から機能しないなんてこのとはクライタックはありません。

IMG_0004_(1).JPG

ちょっと残念なところはスパーギアだけ自動シム調整機構でした。VFCはセクターとスパーギアが自動調整シムですがクライタックはスパーギアだけなんでそんなに気にするような事はないかもですが後先の耐久性も考えて画像の様にPOM素材からカラーを作って付けました。手前に見えるのが逆転防止ラッチですが普通のラッチと違ってメカボにラッチシャフトが刺さっていてレバー部分だけ抜けます。これもメカボが組み安くて良いですね!

IMG_0009.JPG

パッキンはかなり厚めです。品質はマルイと変わりません。良いエラストマーですね!
硬度はどうなんでしょ?、、、マルイと変わらない硬度だと思います。

IMG_0010_(1).JPG

このホップリブはどこかで見たような形ですね、、、。ノーマルで試射すると素直な弾道です。、、、まあどうせこれも当工房オリジナルホップパッキンに換えるんで別にどうという事はないです。このホップはハイサイだとマルイよりもかなりフルで散ります。まあノーマルで使う分には良いかと思います。あとはインナーバレルにセンターを合わせるオーリングが入っていて命中精度が上がっていますし良いです。

、、、、クライタックは僕の個人的な意見を言わせてもらいますとG&G製(FCU付きを除く)と双璧をなす箱出しで使えるメーカーだと思いました。純正部品も手に入るし電動ガンの中身のカスタムを始めるのにも初心者にやさしい銃でしかも高負荷カスタムにも耐える良いパーツを使ったメーカーだと思いました。
皆さんも是非、クライタックを!ただし!値段は張りますよww~~!

このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 サバゲーるメンバーまで


スポンサーリンク

コメント 0

コメントはまだありません。

コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。