ＥＣＨＯ１　ＫＧ９

2018年5月6日

ハイ！今回はＥＣＨＯ１　ＫＧ９のロングレンジカスタムの依頼です。

ＫＧ９はとても珍しく、且つ懐かしい銃ですね！、、この銃はＥＣＨＯ１製なので最初からまともに撃てる状態の銃ではないです、、、、なのでカスタムの半分はまともに撃てるようにすることから開始します。まともに撃てるようにするにはとても大変ですがしっかりとカスタムすれば素直な弾道で軽くてコンパクト！、、良い銃です。

それではカスタム開始です！

電動ガン工房　光線銃ＨＰ
https://yamagyo1.wixsite.com/yamagyo1

まずはメカボックス。バージョン３の亜種でＥＣＨＯ１のオリジナルです。これは替えが利かないので負荷の掛かるカスタムは出来ません！なのでＭ８０スプリングを使い、タイトバレルで初速を稼いでメカボの負担を与えないようにカスタムしていきます。

メカボの首です。首の上方に補強はありますが見てのとおりで非常に鋳物の精度が悪いですのですぐに割れてしまいそうですね、、。シリンダーヘッドとピストンヘッドはプラスティック製にしましょうか、、。メカボックスの中身はスイッチだけ特殊であとのパーツはノーマルメカボと互換性があります（ですが加工は必要です）。

モーターホルダーはノーマルのバージョン３用よりも随分と丈夫そうですね！（まあ素材が駄目なんでしっかりとグリップ側にも補強を入れて割れないようにしないといけないかもです）。ホルダーのネジも緩み防止のワッシャーを追加して緩めにネジを締めるのも割れ防止になります。

モーターシャフトのセンターのズレもそんなになかったです。普通に組むとギアノイズも少ないです。また、コードとホルダーがショートしそうだったので加工しました。

デフォで入っていたタペットは非常に剛性が悪かったのでＳＨＳのファイバー入りのタペットを加工して使用します。非常にすり合わせのズレがでかくタペット移動量がでたらめなチャバー位置のために調整に苦労します。、、ほとんどの人はここのカスタムで挫折しますね！自分はＥＣＨＯ１のＫＧ９は二丁目のカスタムなのですぐに調整終わりました。これでつまずきホップも皆無です。

そして最大に難関がこのチャンバーの加工だと思います。わかる人にはすぐに設計の時点で間違ってることがわかる形をしていますね！、、。また、ＡＫのようにネジ二本で固定する方法ですがなんとチャンバーベースの位置が最初から合っていなくて固定するとメカボのノズルセンターが取れません！しかもマガジンの給弾口ともずれがあります！、、おまけにダブルフィードは酷いです！、、、とても最悪な作りです、、なんていっても最初から設計が間違ってるのですから、、、、とほほです。これの加工はとても大変ですがしっかりとやらないとエア漏れやホップリブのセンターは取れなくて弾道もバラバラになってしまいますので慎重に調整＆加工します。

これがやっと終わって最後にマガジンの加工をしてカスタム終了です！

依頼者様と相談して初速は８５ＭＳ程度の銃にやさしいカスタムに仕上げています、、ですが検証動画でもわかるように普通にアウトドアでもヒット取れる銃に仕上げていますので良いと思いますよ！、、皆さんも懐かしいが取り回しも良くてサバゲでガンガン使えるＫＧ９はいかがでしょうか？目立つこと間違いなしです！

ＫＧ９の検証動画です！検証動画のＫＧ９は初速低いですがこの初速でも結構素直な弾道でよく飛びます！！

それでは良いサバゲライフを！！