メインアーム: MP5SD6
FAMASハイサイ化 =混沌編= 後編
結局、ギアが噛みこんだ理由がわかりません。
1つ言えるのは、ピストンのラックギアの高さを落としたことで、接触面が減り、削れ易くなったこと。
新品のピストンを使って、動きを確かめているうちに、セクターギアとの干渉は、殆どなさそうに思えてきました。
寸法を測るのも、正確には無理そう。
何とか、メカボを閉じた状態で、干渉危険部位を目視できれば・・・
と、言うわけで、メカボに穴を開けました。
メカボを閉じた後に、横からライトで照らして、この穴から覗いてみます。
まずは、これだけで、メカボを閉じてみます。
覗いてみると、やはり、当たっていないようです。
さすがに、ピンホールカメラは持っていないので、写真はありません。
横の四角穴から、ピストンを後退させて、ノズルを下にしてみると、ピストンは下に落ちて行きます。
(Oリングは入っていません)
やはり、干渉はなさそうです。
そうすると、なぜ、購入時のピストンで、スプリングのリリースが効かなかったのか、理由がわかりません。
色々推察しますと、純正ピストンではないので、レールがずれやすく、ピストンが回転してしまうようです。
組むときに、きちんとレールに嵌れば、外れることはなさそうですが・・・
これが判らずに、色々と別のことを推測してしまったようです。
そこで、レールにちゃんと嵌ったかどうかが判るようにと、
写真では、見にくいですが、メカボ右側の、レールとシリンダーの間に、穴を開けました。
ここから、精密ドライバーや、六角レンチなどを突っ込んで、ピストンの溝に合わせながら、メカボを閉じることにします。
閉めた後も、ドライバーを動かしてやれば、溝の上下を確認できます。
本当に、正しく組めていれば、噛みこみは起きなかったのか?
辻褄が合わないことが多すぎて、判りません。
複数の原因で、複数の事象が起きているように思えます。
昨日書いたように、セクターギアの2枚目の歯を落とす位しか考え付かないのですが、この手はとっておく事にします。
ラックギアの方は、当たりそうな不安があるところを面取りしましたが、今回は、山の高さはそのままで、組みました。
メカボだけでの動作は、問題なく、ディレイヤーを削ったことによる、給弾不良の心配がありますが、この後、確かめます。
問題なければ、5/5のyaNexで、7.4Vのバッテリーを使って参戦します。
半日、正常なら、11.1Vに換えてみて、確かめます。
今のところ、次の不具合を待つしかないようです。
ついでに。
組む前に、気密チェックをしたら、どこかから、エア漏れしています。
水没させてみると、シリンダーヘッドの下側から漏れていました。
以前から、シールテープを巻いて、Oリングの補助をしていたのですが、どうやら、合わせ面のバリがシリンダー内面に当たり、Oリングが充分に当たっていなかったようです。
このバリを削り取り、ついでに反対側のバリも削り、Oリングだけで組んだところ、漏れは止まりました。
見逃しがちですが、気付いて良かったです。
もう1つ、ついでに。
LIPOの過放電を防ぐために、低電圧時の保護ブザーを使うことにしました。
チン太さんのように、FET回路に組み込んだ方がスマートですが、既成のFET回路を使っているので、組みなおすのは、新しく作るより面倒です。
これは、バランスコネクターに取り付けると、セル毎に電圧監視をしてくれて、3.3V以上あれば、緑のLEDが、それ以下になると、赤のLEDが点き、さらには、けたたましいブザーが鳴り響きます。
下手な防犯ブザーより煩いので、ブザーは取り外します。
これの良い所は、2セルでも、3セルでも、なんなら、4セルでも使えること。
今回のFAMASのように、電圧の違うバッテリーを使っても大丈夫です。
他の銃に使おうと買ったのですが、意外とスペースがなくて、部品箱で寝てもらっていました。
FAMASのバッテリースペースは、充分すぎるほど、余裕があります。
さて、それでは、本日の作業に取り掛かりますか。
あれこれと妄想していたら、お昼になっちゃいました。
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コメント 4
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グロッキーK
流し読みなので(笑)マトはずれだったらゴメンナサイ。
ハイサイクルカスタムでは「ピストンの端から1枚目の歯を全カットする」のがお約束です。ピストンの前進がほんのちょっと間に合わない時、ここで空転してくれるのでクラッシュを防げます。
もっとハイサイクルになると、2枚目を2/3、3枚目を 1/3 カットしたりします。ようは、ほんの少しだけピストンが遅れても、ギアの歯と干渉しないようにする訳です。(ギア側をカットしても理屈的には同じ効果が得られる筈ですが、あまり聞きません)
あとは、ギアの力がピストンに完全に・素直に伝わるよう、ピストンが再前進した位置で、ギアの1枚目とピストンの1枚目が綺麗に ”面” で接触するよう、ピストンの長さを調整したりします(ヘッドにワッシャーを咬ませたり、シリンダーヘッドのダンパーを盛ったり)。
DSGみたいな極端なギアを使うときは、この辺りは必須になります。
…とまあ、偉そうなこと書いてますが、僕も比較的最近、DSG を弄くって覚えたんですけどねー(笑
ざくさん
グロッキーKさん
アドバイスありがとうございます。
マルイのピストンのラックギアは、最初から、2枚目が無いんですよ。
それで、セクターギアも、掛かるところが無いわけだから、2枚目は必要ないだろうと。
さらには、3枚目のラックに、当たることも無くなるわけで、それが一番良いんじゃないかな、と思った次第です。
知らないだけかも知れないですが、そんなの聞かないし、グロッキーKさんが言うように、ピストンのラックを削るのが、一般的ですよねぇ
歯を削る時点で、一般的とは言えないかな (;´∀`)
gale
仕事場から失礼しますw
確認済みというか、他の面から見て噛み合わせが大丈夫?なのかと思い
余計なおせっかいかとは思いますが…
ピストンヘッドの緩衝材の磨り減り等は大丈夫でしょうか?
だいぶ古い機種ですし、もしかすると純正のここが劣化して減っており、想定されているよりも奥にピストンが向かい過ぎて
ギア・ピストンクラッシュに繋がることもあったりするようですが…どうでしょうか?
失礼しました
ざくさん
galeさん
お仕事、お疲れ様です。
それも疑ったんですが、無負荷では、問題なさそうなんです。
もしかすると、前進しきったときに、少し前に出ているのかもしれません。
次にばらした時には、その辺りも注意してみます。
ありがとうございました