メインアーム: MP5SD6
STEN Mk2 セーフティー追加 後編
いやはや、結構な手間でした。
昨日は、まず、コードを買いに隣市のラジコンショップに行こうと思ったら、定休日。
さらに隣市の、ショッピングモール内のラジコンショップへ。
何しろ、コードが硬くて太いので、ストック内に押し込めない。
もっと、柔らかくなければ。
帰り道、100円ショップを梯子しながら、家に着くと、15時近く。
遅めの昼食を取り、買ったものを整理し、作業に掛かったのは、16時過ぎでした。
さて、一昨日までの作業です。
まずは、ストックにスライドスイッチを取り付ける穴を空けます。
2回路3接点のスイッチがあれば、1個でいいのですが、生憎、手に入らなかったので、2接点の物を2個つけます。
このほうが、判りやすいですけどね
最初の作業で、いきなり躓きました。
このパイプ、一体何に使っているものを流用したのか、表面がやたらと硬い!
本来は、なにかのガイドパイプなんでしょうか。
塗装が剥げたところを良く見ると、ハードクロムでもされているのか、ピカピカに光ってます。
それに気付かず、ドリルを2本折りました。
心も折れそうになりました。
穴の位置もだいぶずれてしまいました。
それでも、大小計8箇所の穴を空け、スイッチが外にでる部分は、リューターに砥石をつけて穴をつなぎます。
ヤスリとリューターで仕上げて、鉄素地のところには、ペイントして、完成。
くまさんは、同じ加工をしたら、ストックが折れてしまったとか。
今後は、ストックを持って振り回すのは止めようと思います。
次は、回路です。
FETユニット自体は、ヤフオクで買った基板です。
1次側にコンデンサが付いていないタイプです。
今回は、それ以外の部分に手を付け、セーフティーとセミオートを追加します。。
最初に考えたのは、上の図。
色々な自作記事を読むと、バッテリーの電圧の立上り遅れの補助に、1次側にコンデンサをつける方法があります。
今回は、同じ様にコンデンサを追加しながらも、トリガーオフの時だけ、充電するようにします。
容量を調整して、セミオートに使おうという魂胆です。
以前、どなたかに教えて貰ったのですが、調整用に、半固定VRを使うとの事。
それなら、充電時に抵抗を通らない方が良いかな、と、ダイオードを並列に繋いで見ましたが、これは不要だったので、後で外しています。
セーフティー(スライドスイッチ)
ON:バッテリーに通電
OFF:マイナスに通電。こうしないと、セーフティーを切った時でも、コンデンサに蓄電されたままになるので、1発発射されてしまいます。
抵抗は、適当。10mA位かな~と、1kΩを付けて見ました。
トリガー(マイクロスイッチ)
ON:FETに、コンデンサーに溜まった電気を流します。
コンデンサーの電気が無くなれば、自動的にトリガーOFFです。
OFF:バッテリーに通電
トリガーを戻したときには、コンデンサーに充電。
フルオート(スライドスイッチ)
ON:トリガーをバイパスして、コンデンサーに電気を送ります。
OFF:セミオートになります。
まず、メカボだけでテスト。
コンデンサー:10μF
VR:10kΩ
VR最大(10kΩ)で、3発発射
VR最小(0Ω)で、2発発射。
1発にはなってくれない。
可変抵抗をもっと大きくしないとならないですが、手持ちは、100kΩ。
抵抗を2種類にして、セミ、3点バースト、フルなんて、スケベ心もあったので、次に試すのは、
コンデンサー:100μF
VR:100kΩ
結果
VR最大(100kΩ)で、出ない。抵抗が大きすぎて、FETを動作させられないようです。
VR最小(0Ω)で、5発発射。たまに6発発射。
調整して、1発のところを探ると・・・駄目。
繊細すぎて、1発になる位置は、見つかりません。
発射弾数が減る所で固定しても、トリガーを引くたびに、2発だったり、4発だったり。
バーストはキャンセルします。
そうすると、VRも外して、コンデンサーだけのシンプルな形でも良いです。
10μFで2発ですから、約半分、4.7μFのコンデンサーを探しますが、見つかったのは、3.3μFと、2.2μF。
何度も、47μFに騙されながら、ようやく、1個づつ見つけました。
3.3μFでテスト
出るのは、1発!
何度やっても、1発!
やりました。これでセミオート戦で、ステンが使えるようになります。
で、各部の接続が大変。
何度も、コネクターや、線の半田付けの向きをやり直して、神経衰弱させながら、なんとか接続図通りに繋ぎましたが、途中で、本体とストックが、コードで繋がってしまうことを発見。
アホですね。
もう時間も遅く、このままで行くことにして、テストショット。
問題なし。
それでは、と、ストックにFET基板と、スイッチ2個を押し込み、コードを押しこ・・・めない!
長すぎるか?
でも、これ以上短いと、バッテリーコネクターの接続に支障が出てしまう。
さあ、どうしよう
ここまでが、一昨日の作業。
前回の日記のタイプスタンプは、夜中の1:52でした。
結構頑張りましたが、持ち越しとなります。
昨日の作業です。
一昨日の分も含めて、写真を撮っている余裕は無く、殆どありません。
変更すべき点は、
1.電源コードをもっと柔らかい物にする。(昨日買ったもの)
2.コネクターを小さいものに換える。
3.電源コードをもっと短くする。
4.バッテリー、コネクター、ヒューズの位置を再検討。
バッテリーコネクターとヒューズは、以前同様、本体内に収納することに変更しました。
こうすると、プラス側はバッテリーから直接モーターに行くことになります。
が、マイナス側は、ストックまで持っていかなければなりませんので、コネクターが必要です。
これは、マイクロディーンズを使うことにしました。
確か、容量が10Aか15Aだったのですが、検索してもわかりません。
容量が足りないので、1本の線に2端子に使うことにします。
バッテリーとモーターに各1個。
これは、ショート対策も兼ねてます。
FETの動作用電源も、ストック内に引きこむ必要があるので、これは細くて良いですが、コネクターが必要です。
一昨日は、バランスコネクタに使う、JSTを使っていましたが、FET電源を追加するので、4端子必要になりますが、それは持っていません。
これは、適当なピンプラグを使います。
線も、HDDなどに使う、フラットケーブルをばらします。
ちなみに、この作業が全部終わった時には、朝の5時を回っていました。
使った端子です。
一番左の4つは、ファストン端子という物。
厚みが2種類あります。
上のものは、ZnAlめっきか何かで、厚みが薄く、モーター端子に使います。
下のものは、ニッケルめっきと思われ、厚みが厚く、ミニ平型ヒューズに使います。
※これが正しい適用なのかわかりませんが、以前からこれを使っています。
茶色は、ディーンズコネクタ。
バッテリーに使っています。
黒が、マイクロディーンズ。
本体とストックの間のマイナス側のラインを繋ぎます。
次の長いものが、今回使ったピンプラグ。
切断して、4ピンで使います。
一番右は、使わなくなったJSTです
こんな風に繋がります。
でも、ケーブルを噛まないように繋ぐのは大変。
以前より慎重に作業しなければ。
空撃ちしてみた感じですが、サイクルがちょっと遅くなったような気がしますが、仕方ないですね。
以前は、全長20cmにも満たない配線だったのに、倍くらいになりました。
コネクターも2箇所増えてます。
配線の太さも、1サイズ落としたし。
ま、私の使い方では、大差ないです。
向かって左がセーフティ、右がフル/セミ切り替えです。
写真は、セーフティオン、セミオートの状態です。
ついでに、グリップ(?)プレートの下側に、ラバーを張りました。
写真だとわかり難いですが、丸穴の左側です。
この銃、1日持っていると、右手の指にプレートが食い込み、結構痛くなりますので、その対策に。
これで、ファマスとステンの準備が出来たので、5日の耐久戦は、この2丁で行きます。
本当は、なにか弄ったなら、不具合が出てきていない状態なので、2丁めは、確実に動く銃を持っていくべきなんですが。
万が一の時には、ハイキャパEで乗り切ります。
このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 サバゲーるメンバーまで
スポンサーリンク
コメント 3
これ以上ありません。
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。
ばろん
うわぁ…コネクタの数がすごいですね。
お疲れ様でした。
ざくさん
ばろんさん
ストック内にスイッチを入れたので、切り離せないとならなくなってしまったので。
バッテリー、ヒューズ、モーターは、コネクタの向きによって、配線の取り回しが変わるので、何度も付け直しました。ε-(´・`) フー
ざくさん
むらさん
セミオート回路は、悩みました。
なんとなく、できるとは判っていたのですが、こう繋ぐとあっちが駄目、こっとにするとあっちが駄目の繰り返し。
最初、FET基板も自作するつもりで、レイアウトを考えながらやっていたので、余計にこんがらがってしまって。
出来てみると、簡単なんですけどね。