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本格的CQB訓練施設で白熱のゲームが楽しめるハイブリッドフィールド!

実戦における様々なシーンを想定した、本格的な訓練を受けられる田村装備開発。
その各種施設のうち、近接戦闘トレーニングに使用されるCQB棟が、サバイバルゲームフィールド T-MOUT(ティー・マウト)としても利用できるようになりました。
早速、編集部こぞって17年2月5日に行われたオープニングゲームにお邪魔しました!

セーフティーエリアはこのような感じ。左がゲームフィールドとなるCQB棟。通路を挟んだ向かいには、休憩用のテントが設置されています。

テントにお邪魔すると、参加者の皆さんは和気藹々としながらも、準備に余念がありません。
ちなみに男女別の更衣室とトイレは、隣接する事務所棟内にあります。

元々、訓練施設として設計されたフィールド内は、CQB戦で想定される状況がコンパクトに配置されており、身を隠せる場所も多く、思わぬ角度に射線が通っていたりもしています。

また、2階構造になっているため、明暗や高低差といった状況を体験することもできます。
斜めの土地に建っているので、前述のセーフティーエリアや進入ルートのある2階フィールドから見ると、地下階というイメージ。照明をオフにすると、昼間でもほぼ真っ暗。
この階段は、攻防におけるポイントのひとつでしょう。
このように独特なフィールドのため、通常のフラッグ戦や殲滅戦も行われますが、メインは突入制圧vs籠城防衛という形式が採用されています。
この日は1・2階ともを使った殲滅戦がメインでしたが、ゲーム開始時に参加者の希望を採り、1階を使うかなど、その日の配分を決めるそうです。

2階フィールドの上は、本来の訓練時に、教官が訓練生の動きを見るためのキャットウォークになっており、フィールドの配置確認や、ゲーム時の人の流れを確認できます。

朝礼開始。
40名に設けた定員は、すぐに予約で埋まったそう。皆さんの期待、関心の高さがうかがえます。

まずは記念すべきオープニングゲームということで、田村装備開発代表の田村さんからのご挨拶。ゲスト・関係者の祝辞もあり、しばし会場はお祝いムード。

続いてフィールド、レギュレーションの説明と質疑応答。プレイヤーの目が真剣になります。
事前に開催されたプレゲームで、危険箇所の確認、フィールド特性に沿った改良点や、個性的なルールを設定したそうです。
より安全に、そして楽しめる環境にするため、参加者の意見はどんどんフィードバックされていっています。
もちろん、この日の要望も反映されているため、また新たな設備やゲームが、次々と追加されています。

そしてフィールドオリジナル、シールドルールの説明です。
シールド係は攻撃に参加できないかわりに、ヒット判定がありません。そのシールドは、BB弾が当たってもビクともしません。どうやってこのシールド攻略すればいいのでしょうか?
そこでこの「シールドキルボール」の出番となります。

シールドの裏にはおたまが付いており、そこにテニスボールが乗っています。シールドキルボールを盾にぶつけ、その振動でテニスボールが落ちれば、シールド役はヒット判定となります。
シールドは基本的に無敵ですが、移動の最中や仲間との接触によって、またテニスボールに弾が当たってテニスボールが落ちてもアウト判定。

試しに持たせてもらったところ、テニスボールを意識しなければ、片手でもなかなかボールは落ちません。逆に、テニスボールの揺れに集中しすぎると、不思議なもので、あっさりボールは落ちてしまいます。

スムーズな班分けののち、いよいよゲーム開始。
まずはフィールド把握のため、T-MOUTスタッフが防衛側となり、要人救出のフォックス戦を行うことに。

フィールドには赤チームが入場。
黄色チームはキャットウォークからゲームを見守ります。

いざ、ゲーム開始! 一斉に突入する赤チーム。

部屋1つ、壁1枚を挟んでの攻防を、あまり見慣れない角度から眺めることができるだけでも面白い!
このフィールドを知り尽くしている、スタッフの動きも参考になります。

入れ替わって、今度は黄色チームがフィールドに。
上から眺めた印象と、フィールドでの閉塞感には、かなりの隔たりが。実際の突入戦は、このようになるのでしょう。

ヒットアウトしたプレイヤーは、見取り図の前で、行動の確認と、次ゲームでの作戦を練っています。

フィールドの感覚を掴んだところでフラッグ戦、殲滅戦と、次々にゲームを回します。

フィールド内の人数が多くなったため、慎重に進んでも…

油断するとあっという間にヒット。
序盤は、そこかしこで激しい撃ち合いが起こっているのが聞こえます。

正面の撃ち合いだけではなく、通路やこんな進入ルートも使い、裏の取り合いも重要なポイント。

ついにシールド導入!
シールド役の背後から撃つということもできます。

両チームとも、シールドを有効に機能させるため、運用について真剣な作戦会議。果たしてシールド効果は?
いざ、シールドゲームの開始!

シールド来たーーー!

鉄壁のシールドに続いて、一気に侵攻。
シールドがうまく運用できた場合の効果はすごい。

ただし、シールド係は攻撃ができず、攻撃側もシールドキルボール以外の直接打撃などで攻撃することができないので、どちらとも援護がないと、こんなお見合い状況が起こってしまうことも(笑)。

次々にゲームを回したところで、昼食休憩。
車で3分ほどのところにコンビニもありますが、予約時、ないし参加受付時に、お弁当を頼むことができます。
飲み物は、事務所棟前に自動販売機が設置されています。

いただきます(−人−)

まいうー♪

この日は昼休憩を利用して、ガンスミスバトンさんの製品試射会も行われました。
製品の感触を実際に試すことができ、皆さん興味津々で試射会に参加。

また、訓練生のシーマンさんと、名物ともいえるラペリングタワーを見上げながら話していると…

急遽、ラペリング(ロープを使った垂直降下)の実演開始。

しかも前向きでの降下。すごい!
傍目にはとても怖そうですが、TTCで訓練を受ければ、子供でもできるようになるとのこと。
もっとサバゲーが強くなりたい!と、本格的にTTCの講習を受けるプレイヤーの方も少なくないそうです。

午後に入り、ゲストプレイヤーの栗林ゆき子さんが、田村装備開発が技術指導協力をした『PSYCHO-PASS』コスプレにチェンジして参戦。
この時のみの、PSYCHO-PASSにちなんだ特別ルールでゲームが行われましたが、他にもフィールド特性を活かしたゲームを提案すれば、それがフィールド公式ゲームになるかもしれません。
プレイヤーとともに、フィールドも日々、成長していく。それがT-MOUT。

そして午後は、ゲームをガン回し。

定例会半額券を賭けた、防衛側:T-MOUT選抜チーム9名vs制圧側:参加者全員のゲームも行われ、結果は見事、参加者チームの勝利! やったね!!

最初こそ「数歩進んだら撃たれた」「フレンドリーファイアしてしまってしばらく立ち直れない(泣く)」など、独特のフィールドに苦戦しながらも、「絶妙のタイミングで裏を取れた!」「壁一枚裏で気配を探り合う緊張感がたまらない」「銃のパワーが無くても相手との距離が近いので、タイムラグが少なくて気持ちがいい」と、皆さん、T-MOUTを満喫されていました。

皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました!

取材/サバゲーる編集部 写真/伽賀隆吾

取材/サバゲーる編集部 写真/伽賀隆吾

◆田村装備開発 サバイバルゲームフィールド T-MOUT
http://t-mout.com/
TEL:0493-36-1255
住所:埼玉県東松山市大谷4145-53

サバゲーる編集部

サバゲーる編集部

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