その2でざっくり現状のデータが取れたので、やる気のあるうちにGホップ改修をやっつけてしまいます。
 「旧ホップパッキンを生け贄に、Gホップを特殊召喚!」ってなもんです。やり方は基本ガンジニアさんのところのそれです。
http://gungineer.matrix.jp/technology/G-HOP/seisaku_gen3/seisaku_gen3.htm
 まず、ホップ穴周辺の寸法を測っておきます。
 穴は幅3.4mm、長さ5.4mm。穴を含むバレルの切り欠き(穴の左右の水平部分)全体は6.9mmでした。
 これに合わせて、旧パッキンを幅5mmの短冊状に切り出しておきます。

KC4D0724_1024.jpg

 これを、用意した瞬着で貼り付けます。
 瞬着は、耐衝撃性があるというふれ込みを信じ、ロックタイトの製品を使います。

KC4D0726_1024.jpg

 まず切り欠き部左右に高さ調整のシートを貼り、その上にホップ用シートを貼り、瞬着が硬化したら余分をそぎ落とします。

KC4D0727_9_1024.jpg

 この際、恐れては居ましたがやはりバレル内側に瞬着が少し垂れたので、バレルにキズを付けないよう爪楊枝で擦ったり、最後はコンパウンドをごく少量使ってバレル内面の瞬着を除去しました。
 次に、新品パッキンの内側のホップ突起を除去します。

KC4D0730_1_1024.jpg

 これは、適当な鉛筆を使うと裏返しやすいと聞いたのでそのように行い、慎重にカッターで突起を削りました。

 突起を削ったパッキンをバレルにかぶせ、チャンバーパーツを組んでとりあえず純正押しゴムで押してみます……あまりホップが突き出ている様子がありません。
 なので、フラットに押す為の押し板を適当なプラから切り出し(幅4mm長さ5mm)、押しゴムに瞬着で付けて組んでみます……今度は押しすぎ、ゼロホップでもかなり出っ張ってます。
 大急ぎでホップゴムを半分に切り、改めて押し板を接着して様子を見ます……今度は良いようです。

KC4D0732_3_1024.jpg

 この状態でとりあえず銃を組み上げ、試射してみました。
 ちゃんと弾出ます。詰まってません。良かった。
 初速も、初速計の都合で5発しか測ってませんが0.20g弾で規制値未満に収まっています。

 とりあえずはここまでは成功と言えるのでしょう。あとは、これで命中精度が出ている事を確認出来れば……次何時試射に行けるかな……

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コメント 4

これ以上ありません。

todosan

todosan

おはやうございます


カスタムご苦労様です~
苦労なさったようで・・・・

実戦レビュー待ってます!!


でわでわw



追伸
恐ろしい子になりそうですね

スマイリー

スマイリー

おはようございます。カスタムレポートありがとうございます。

Gホップは自分もタボールに導入しています。素直な弾道で45mの鍋蓋は狙える感じで満足していますが、精度が七面鳥さんの求めるレベルかは分かりません(^^;

あと自分の場合は初速が4程落ちて、使用するBB弾(Excelとか)によっては弾詰まりするようになりました。
あとマガジン差し込み後の1発目の初速のブレがあります。

施行評価の参考になれば幸いです。

二式大型七面鳥

二式大型七面鳥

>todosan様
苦労、というほどは苦労してませんよ。
多少、瞬着がハミ出して指にくっついたり、老眼鏡なしには作業出来なかったり……この歳で精密めのプラモ作るのと同程度の労力です。
つか、「座敷でコンパウンド使うな!臭う!」ってカミサンに怒られたのが一番の苦労かと(笑)。

二式大型七面鳥

二式大型七面鳥

>スマイリー様
45mで鍋蓋ですか。なかなかですよね。
七面鳥は、PSG-1の具合と経験をFA-MASに応用する予定です。
PSG-1での精度は、努力目標は「30mチャレンジで130mm以内」ですが、必達目標としては「40mで20cm角標的に必中&30mと40mの落差5Mil程度」と狙ってます。
ただ、今後精査してみますが、元々の初速が早いPSG-1ですので、改造直後の初速がノンホップでも高め(改造前適正ホップと同程度、規制値まであまり余裕が無い)なのがちょっと怖いのですが……

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