HOPアームとHOP穴周辺寸法.png

Nazgulさんのエレベータホップに感銘を受け、エレベータ構造をPSG-1に再現出来ないか?という事で寸法を測ってみました。
予備バレルとチャンバがあると、銃を分解しなくても測れるので楽ちん~。
主な寸法は図中を参照下さい。
バレルは内径6mm、肉厚1mmで外径8mm、チャンバゴムは0.5mm厚、その外のチャンバパーツは平均1.6mm厚。アームも大体寸法は合わせて描いてあります。ホップ突起は大体の形状ですが、実際はもっと前後が短い形状だったはずですね。で……
結論。
無理。
エレベータホップの加工をするには、押し部品が垂直に上下するガイドが必要ですが、この構造ではアームをどかさないと不可能。
ですが、PSG-1の場合、アームの上はコッキングレバーが通ってますし、コッキングレバーを無効化する改造の場合は大概そこに背骨が通ります。なので、真上からネジで押す構造はまず不可能。
アームを残したままでは、有効なガイド高さが稼げそうにないのでそれも不可能(アームを削る手はエレベータガイドとの干渉がタイトでちょっと加工出来る自信がないので)。
アームは先端で約1.5mmほど上下するようです。もしかしたら2mm程度かも。ホップダイヤルの溝が上手く測れないので……どっちにしても、押しパーツ部で最大でも1.5mmしか上下しません。
押しパーツからアームの支点まで約16mm、角度変化は10%勾配って所ですか。角度に直すと約6度ですかね。結構角度変化ありますね。
なので、押しパーツの角度変化も相応にあるでしょうから、エレベータ式の方が精度は上がる理屈もそう思えます。そうなると、アーム式で可能な限り押しパーツの角度変化を抑える方法を考えるべきかも。
あと、気になるのは、チャンバ側のホップ窓がバレル側のホップ窓に比べて長い事。バレル側が5mm強に対し、チャンバ側は約7mmあります。
Nazgulさんはバレル側の窓を7mmに拡張して良い結果を得たとおっしゃってますので、こちらは再現可能かも。

窓拡張は最後の手段として、当面は、一段落したPSG-1改修の次の段階として、G-HOPのスピンシート下部はみ出し案を試そうと思ってます。押しパーツも材料の入手の目処が立ったのでもう少し精度良く作れそう。これが上手くいくならその構造をFA-MASにも反映し、その先にバレル窓7mm拡張に進めましょう。バレル&チャンバが二本あると、上手く行った方を残して先に進めるから非常に気が楽ですね。

このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 サバゲーるメンバーまで


スポンサーリンク

コメント 1

これ以上ありません。

Nazgul

Nazgul

傾き押し対策は大変ですよね。私のMSRはBB弾の重量でHOPレバーが
傾いている状態を把握はしているので、
この状態で押しゴムが水平、もっと押すとバレル側が狭くなる状態で
接着してます。
ASWのように予備チャンバーがMSRは買えないので、エレベーター化が
恐くてできません。
AS01は社外品で手に入るので、勢いでやりました(笑)

コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。