ヒューズ小型化
七面鳥の手元の電動ガン二丁、PSG-1とFA-MASは、共に標準のガラスヒューズをブレードヒューズに変更してあります(あ、新入りのM93Rはここではナシで)。
別にこれ自体は全く性能的に問題無い(ガラスに比べて性能向上も無い、基本は入手性)のですが、FA-MASはともかくPSG-1のストック内にバッテリと同居して収納するには少々嵩張ります。まあ、オリジナルのガラスヒューズの時点で結構嵩張ってはいたのですが。
なので、ヒューズを小型化する事を考えます(1個前の日記で半田ごて持ち出したのはこの為)。
次の図は、現在流通している自動車用ブレードヒューズの種類です。
左が普通のブレード(または平形)ヒューズ。既に過去の形式であり、現時点の新車には使われてなかったはずです。真ん中が、小型化されたミニヒューズ。小型軽量化要求で生まれたものですが、これ自体も過去のものになりつつあります。右が、ミニをさらに小型化した低背ヒューズ。今後の主流はこれです。
小型化の為、今回は低背を採用したい訳ですが、問題がありまして、適当なソケットがありません。普通のブレードは平形端子が丁度適合したのですが……低背は形状がアレなので、普通の端子ではどうにもなりません。
そこで、適当な圧着端子を切り開いてソケットを作る事にします。圧着端子の圧着側をニッパで切り開き、ペンチとヤスリで平らになるように仕上げ、適当な厚みに潰してヒューズが嵌るように加工します。
これに、1.25Sqのリード線を半田付けすれば、回路的には完成。なのですが、強度的に不安なので、ユニバーサル基板の切れ端にエポキシで接着してハーネステープで巻いて仕上げます(銅線はエポキシ硬化までの仮固定&補強)。
大きさを比べるとこんな感じ。
低背+補強は、高さはガラスのケースとほぼ同じですが長さと厚みがスリム化されてます。標準ブレードヒューズはそもそもの高さがそれだけでガラスのケースを上回っているので、そりゃ嵩張りますわ。
ハーネステープをガッチガチに巻いているので、ヒューズ交換はちょっと手間取るかもですが、そもそも七面鳥はメカボもバッテリも標準のまま、当面これは変えるつもりがないので、ヒューズも15Aでそう滅多に切れるもんでもないと踏んでます。切れるのはどっかが短絡したかモータに過負荷が掛かった(スタックした直流モータは短絡回路そのもの)か、どっちにしろ要修理ですからヒューズだけ替えてどうなるってもんでもないでしょうし。
FA-MASの作動試験も特に問題無いようですし、今後しばらくはこれで行ってみます。
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コメント 4
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スマイリー
おお。低背ヒューズってこれの事だったんですね。(みた事なかった)
真ん中のやつばかり使ってます。
ちなみに自分は真ん中の小型の平型に、モーター端子を配線につけて、
__
コ ←ヒューズ
 ̄
こんな感じで付けてます。わりと小さく収まりますが、七面鳥さんのやり方のほうが幅を抑えられそうですね。今度真似しよう。
二式大型七面鳥
>スマイリー様
ああっ、ヒューズを寝かすという発想はなかったです。
確かにそれでも高さは抑えられますね。恐らくミニで高さはほぼ同等でしょう。
ヒューズ交換の手間を考えると、そちらの方が良いかもしれません。
情報は公開して交換してみるものですね。勉強になります。
Nazgul
KSCのモーターはSBDのネジ止めが
ダメでヒューズを飛ばして、バッテリー
まではダメに。
ということでKSCの電動ガンのは
真ん中です(笑)
ヒューズを小さくしてみたいので
FETスイッチにする時、直接半田付けで
パクらせて頂きます(笑)
田舎はこのヒューズを探す事からです。
真ん中のも半日彷徨ってバイク屋さんにありました。
二式大型七面鳥
>Nazgul
ドンドンパクって下さい。むしろ名誉に思います。
ヒューズは ・オートバックスやイエローハット、ジェームズ等で探す ・ホムセンで探す ・amazonかモノタロウで探す が一般的ですが、七面鳥は仕事の関係も有り、廃車から引っ剥がす事が多いです(笑)
ヒューズに限らず、昔は解体屋で中古部品を物色出来たものですが、最近は嫌がられるようになりましたね……