先日の試射結果を、映像から検証してみます。
 命中率の一覧表はこんな感じです。

20190313_PSG-1試射結果表30m.png

 とりあえず動画を。
 一応、一番命中した時の映像です。
 なお、今回は件の「グリポッド」を忘れてきたので(汗)、弾薬箱二つ積み重ねた上にマガジン部載せる形での依託射撃です。
 30mから。

 前回もそうですが、30mの時点で落下が始まってますね……
 既に日記にしましたが、絶好調の時に比べて初速が10m/s程度低い(絶好調なら90m/sを越える)、80m/sそこそこしか出ていないことが分かってます。
 G-HOP谷押し改が効き過ぎで、初速が出てないのではないかと思われます。
 HOP自体はまあまあイイ感じで効いてます。感覚としては、このHOPの効きでもっと初速が出て、同時に着弾点付近での弾速の低下が抑えられれば弾道が低伸するのでしょうが……弾速の低下は物理現象なので、初速と空気抵抗に比例する関数でしかなく、「この方式だから弾速が伸びる!」は基本あり得ません、残念ながら。
 エアソフトガンの威力の規制値が0.989J、これは0.2g弾の場合初速100m/s未満を意味し、あくまで運動エネルギーですからHOPによる回転運動には規制がありません。従って、射程を求めるなら、回転を鬼のように高めれば、それなりに遠くまで届くはずですが、弾道は相当な山なりになるでしょうから、使い勝手から言うとどうだろうね、という事になります。回転によりBB弾後方のカルマン渦が抑制されるなら、それも射程に寄与するのでしょうけれど確証がありません。
 好みにもよるのでしょうけれど、射程と低伸する弾道のバランスは本当に難しいと思います。

 弾道を画像にするとこんな感じ。
 これは30mの初弾。

cap_20190310_PSG-1_08_30m_14/15発初弾.jpg

 これは30mで11発目。

cap_20190310_PSG-1_08_30m_14/15発11発目.jpg

 動画はマシな方ですが、多くの場合で初弾が上に逸れる傾向がありました。画像にして比較するとよくわかります。
 PSG-1は、初弾を手でコッキングせざるを得ないのですが、コッキングの戻し、つまりタペットプレートがBB弾をチャンバに押し込む行程で、バネの力でバシンと戻るか、手作業でゆっくりめに戻るかでチャンバ内のBB弾位置がわずかに前後し、為に、HOPの掛かりが変化するものと推察します。
 あと、やはり銃の精度よりも腕の影響がデカイですね……銃をキチンと垂直にする、引き金を引ききるまで微動させない、一番大事なのは、構える度にわずかに違う肩付けの位置というか程度というか、ポジションの誤差をどう集束させるか。
 このへんは練習しかないですね……とりあえず「命中するまでトリガー引いたまま残心する」を覚えました(笑)。いや、これだとトリガーロック起こさないので一石二鳥なんです(あまり早くトリガー戻すとピストン引ききれずに停まってしまう)。

 40mの結果はまたこの次に。

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