世の中は三連休ですが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
 七面鳥は珍しく月曜が非就業日なので、世間様と同じく三連休でありますが、色々と用事があって家で悶々としております……

 さて。
 ただ悶々としていても全く生産性が無いので、少しは建設的なことをしてみたいと思います。
 お題はマテバです。

 久しぶりにマテバをイジってみると、やはりトリガプルの最初の引っかかりが気になります。
 いろんな所で言われてますが、マルシンのリボルバーはバレル末端のフォーシングコーンがシリンダ側に押しつけられることで位置決めと気密をまかなっているようですが、シリンダを回転させる力でフォーシングコーンをバレル側に押し込んで結合を外すという、割と無茶な力のかけ方をする訳で、コレがトリガの引き始めに猛烈な力が必要な理由で、マルシンのリボルバー共通の悪癖でもあります。マテバは特にこの時にシリンダがヨークが開く方向に回転するので余計に力が逃げるという追加の欠点もあるのですが。

 で、ネットで見ると皆さん色々とやってらっしゃいますが、七面鳥はストレートにこのフォーシングコーンのバネを弱めてみることにしました。
 とりあえず、フォーシングコーン周りをバラします。
 アウターバレルを抜き、インナーバレルの下側2本のプラスねじ、上側1本の2mmの六角ネジを緩めてインナーバレル一式を抜きます……が、六角ネジ抜くのに邪魔になるので、HOP調整ネジを先に抜いた方が楽です。

KC4D1067_1024.jpg

 写真は部品をだいたいの位置に並べた状態、ただし件のスプリングは既に加工してます。
 世代によりますが、七面鳥の6mmマテバはヨーク保持用デテントが追加されてたので、この部品&バネを飛ばさないよう気をつけて、フレーム側からフォーシングコーンとスプリングを抜きます。
 スプリングは直径12mm、長さ10mm程。コレを、目分量で切り詰め、そのままでは自由長が短いので少し伸ばして調整します。なお、仮にもピアノ線なので、それなりにゴツいニッパやワイヤーカッターの使用をお勧めします。

KC4D1063-65_1024b.png

 加工はこれだけ。あとはインナーバレルとフォーシングコーンの摺動面にシリコングリスを薄く塗って組み直して様子を見ます……うん、引き始めのガツンと引っかかる感じ、たまにトリガ引けないほど、ロックしたんじゃないかって位硬い感じは無くなりました。もちろんまだ重めのトリガプルですが、引き始めがロックしなくなっただけマシってもんです。
 一応、試射結果を。

20190715001.png

 4m、シッティング、両手持ち、DA、WA0.25g弾で二回撃ってます。黄色が1回目、青が2回目。1回目でちょっとサイト調整が左寄りだった感じなので、ほんの少し調整して2射目、少しラフに撃ったのでこっちの方がばらついてますが、1回目が縦5cm横3.5cm、2回目が縦横5cm。前回四月の試射時に縦横6cmでしたから、同等以上、若干向上しているとみていいかな?
 とりあえず5mで空き缶当てられる程度の精度は出てますね。まあ良いところでしょう。後は射手の腕の方が効いてくる領域に入った感じです。練習しないと……

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