安くて取り回し良くて結構当たる、ただしクセもある
レビューした装備
総合評価
・中古(ジャンク扱い)で入手
・レールとか付いてないからDIYで加工
・スリングも使い勝手優先でnot originalな取り付け
・フォアグリップ、ダットサイト、スコープ等全て格安品
フルオート出来る電動ガンが中古で格安で近所のリサイクルショップにあった、ただそれだけで買った銃ですが、今やぞっこん惚れ込んでます。
何の役にも立ちませんが、グレネード間接射撃用サイトが可動するのが可愛いです。使い方を理解する(ネットで調べて回答に行き当たる)までえらい時間かかりましたが……
現役の銃達には無いレトロな雰囲気がたまりません。自分も中古のオッサンである七面鳥にはちょうど良い相棒だと思ってます。
見た目や質感について
マルイの最初のモデルと言う事で、プラの多用とか色々ディテール甘いのでしょうけれど、そもそもプラ製発火モデルガン上がりの七面鳥的には問題無しです。
外見ではないですが、セイフティとセレクタの作動が実銃とかなり違うのは仕方ないと諦める部分です。ここが実銃に即したバージョンが出たら買っちゃうかも……無理か。三点バーストは欲しいですけどね……
初速や集弾性について
これは間違いなく一級品、ただし非次世代としては、という但し書き付きですが。ブルパップは全長比でバレル長が長い事が有利に働いてます。初速&回転数も箱出しで充分戦えるレベルです。
剛性について
ギシギシ言いますが、これだけプラ多用してればそりゃ言うでしょう。キャリングハンドルも若干頼りないです。これでよくも「文鎮」とあだ名される純正マウントが用意されたもんだと思います。とはいえ、今のところ実戦でキャリングハンドルの剛性が気になった事はありません。銃として命中精度に必要な剛性は確保されていると言う事でしょう。狙ったところに当たればギシアンでも問題ありません。
剛性ではないですが、七面鳥の銃は入手時、バットストックがベタベタでした。ゴムの経年劣化(加水分解)によるものだそうですが、燃料用アルコールを染ませたウエスで擦って落しました。
持ち運びやすさ(重さについて)
キャリングハンドルがあるので持ち運びは楽です。七面鳥の銃みたいに色々付けるとそれはそれで邪魔になりますが……重さは、七面鳥的には比較対象がPSG-1なので問題になりません(笑)
取り回しの良さ(全長について)
これも一級品。そりゃCQBでハンドガンには劣りますが、ハンドガンよりはるかに当てられますから。CQBではSMG系の方が取り回しは上でしょうけれど、屋外も考えると初速と命中率も含めオールマイティな選択肢だと思います。
カスタムについて
マルイの最初のモデルですから、後から出たオプションに対応出来ないのは当たり前です。七面鳥はタイトル写真の状態で完成と思ってますが、アレは本体側の加工はハンドガードの穴開けだけ、後はアルミチャンネルの自作マウントの加工だけです。モータ廻りのチューンが出来ないとかよく言われますが、それって本当にやる必要あるの?と思ってます(メカチューンは信頼性低下とトレードオフなので、多分、七面鳥はこれより上の回転数と命中率が欲しくなったら、素直に次世代買います)。七面鳥は自作FET入れた以外の加工は不要と判断してます。
ゲームでの使用感
まだ屋内で二回しか使っていない初心者ですが、もう少しこなれれば最新の銃相手でも充分戦えると感じてます(七面鳥のポリシーは「何を使うかではなく、どう使うか」)。
たまにセミオートでジャムるクセがあり、フルに切替えて空撃ちして乗り切る(セミ限定エリアの場合)しかないのですが、フィールド内でこれが出ると焦りますね。これさえなければ完璧でしょう。
前述の通り、三点バーストが無いのが玉にキズですが、フルの指切りで似たような事は出来ますから、リアルカウント勝負でも対応出来ると思います。
クセと言えば、フル時、初弾だけホップの効きが甘い(次発以降の方が強くホップアップする)ようです。これは給弾機構の構造によるものでしょう。銃の個性として覚えておくべきクセだと思います。
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コメント 4
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XI
レビューお疲れ様です。
お目汚しになるかもですが、コメントを少し書かせていただきます。
セミオートが撃てなくなる件ですが、
メカボそのままなら、FCU入れるとセミオート問題は解決しますね
私は13:1ギアとLiPoにしたら、なぜか発生しなくなりましたけど
またHOPはノズル長が足りない躓きHOPかな?と思いますが
次弾以降解消されるなら、なんか別の要因なのかな?
todosan
こんばんわ
レビューご苦労様です
セミオートじゃむる件ですが、ストックしたのピストンリリースボタンでも解決できると思います。
参考にされたら幸いです。
失礼いたしました
二式大型七面鳥
>XI様、todosan様、コメントありがとうございます。
HOPは、七面鳥所有の個体に固有の、経年劣化によるものかと思ってましたが、ようつべ等で他の方の動画を見ても初弾だけ低く飛ぶ傾向がありましたので、初弾だけ回転数が上がりきらない(回転加速中)事が原因なのかなと思ってます。
ジャムはギヤとスイッチのタイミングによるものでしょう、車のワイパーでたまに起こる現象と同様だと思ってます(最近の車は起こらないかな?七面鳥のJB23ジムニーはワイパースイッチを「ちょん!」と入れるとたまにやらかします)。七面鳥所有の個体はピストンリリースしても解決しない、というか、リリースするほど後退出来ていない模様です。
フルだと最終弾まで撃てるけど、セミだと二発ほどマガジンとチャンバーの間に残っちゃう問題とか、やはりマルイ最初の電動ガンだけに色々細かい残念ポイントはありますが、七面鳥はアバタもエクボ状態で「じっくり可愛がってやる。笑ったり泣いたりできなくしてやる!」所存です。
二式大型七面鳥
ふと思いつきで、ストック部のセレクターベースアッセンブルのみ外し、「ベベルギヤがハミ出している穴」と、「逆転防止ラッチの解放レバーの穴」からノズルを突っ込んで潤滑剤WD-40を噴いてみました。
えらい作動が調子良くなった気がします。とりあえずセミのジャムは起こりませんでした。
個人的には、潤滑不良に対するWD-40の効果に絶大な信頼を置いてます。ので、しばらくこれで様子見てみます。