意外と軽視されていて
リコイル衝撃は変えてみるけど
肝心な撃つほうにまで気を遣っているショップは皆無

その証拠にボルトキャリアにリバウンド対策が行える
国産カスタムパーツは存在していません

個人で何とかされている人は散見されますが・・・・

この動画でセミオートで撃っているところを
0.25倍で再生すると良く解ります

見事に一旦閉鎖後
後ろに跳ね返ってます

リバウンドで何が起こるとかというと
最悪の場合
2重給弾で弾がチャンバー内に入らず
ローディングノズルへダメージ

被害が無くても
一度押し込まれた状態から
ボルトキャリアが下がる事で
HOP抵抗で弾が後ろにさがり
再度ローディングノズルに蹴り飛ばされるので
ガタなくBB弾がチャンバー内に収まっていない
銃以外では
ガタ分ドリブルされたような状態になって
定位置から発射されません
ガタがない銃でもHOPのかけ方次第で
リバウンド後にBB弾の位置がズレます

これで少なくとも上下には弾道がばらつきますから
マガジン温度が変われば
そうれはもう「所詮GBBは中らない」となりますよね

海外製になると状況が変わり
箱出しである程度命中精度が良いものでは
メーカーが既に対策しています

例えばVFCですが
銃の価格で差を付けているところがあります

Mk11/G28ではボルトキャリアのローディングノズルが
国産M4系のボルトキャリアより飛び出しています

これはボルトが跳ね返ってもチャンバーにローディングノズルを
押さえ付ける効果があるのです
SR25ECCでは国産M4系同様ローディングノズルが飛び出していないので
両者を比べるとNk11のほうが弾道の縦散りが少ないです

これは改善策の一例ですが

IMG_ecc.jpg

Mk11用のローディングノズルノズル内のリターンスプリングを
SR25ECCに移植します

すると箱出しの上側に対して
下側のようにローディングノズルが飛び出す形になります

これで多少のリバウンドに対応できようになるのでフロンガスでは
圧力で極端に変わるストロークスピードにも効果が出ます

IMG_ecc2.JPG

こんなに後退しても大丈夫

※ECCのボルトキャリア分解は長い+ドライバーの準備と
 シリンダー後部のOリングを必ず交換する事

リコイルバッファースプリングとボルトキャリアの重量をバランスよく
チューニングすればリバウンドは発生しにくくなりますが
リコイルバッファー重量でバランスを大きく崩すので注意が必要です

ローディングノズルリターンスプリングがリバウンド対策済の物が
組み込まれたMk11/HK17用のVFC製スペアパーツのローディングノズルも
あります
(後ろから10mmちょっと位スプリングが長くはみ出ているタイプ)
ちなみにECC用ボルトキャリアアッセンブリは箱出しと変わりません

Mk11用ボルトキャリアアッセンブリはリバウンド対策タイプで
低フリックション・軽量ボルトキャリアタイプになります

MWSの箱出しでもリコイルバッファー内のスプリングを強くすることで
圧が下がってボルトキャリアのスピードが落ちてもリバウンドしにくく
なります(マルイ製品のスプリングは基本ヘタリが早いのでへタッた
バッファースプリングの銃は要調整)

リコイルバッファーを重くするとリバウンド状態からのスタートになるので
命中率を確保したい人は出費を更に覚悟で沼に飛び込んで(笑)
MWS用 某金色のはリコイルバッファー内のスプリングテンションを
誤っているので特に大変ですよ
動画では解決できていないので

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